(11月12日 東部労組第44回定期大会で訴える市進支部)
12月13日、東部労組市進支部と(株)市進との第42回団体交渉が新小岩の会社施設で行われました。
会社側からは(株)市進の原園取締役以下5名、組合からは東部労組本部菅野委員長と市進支部並木委員長と高畑組合員が参加しました。
【51才以降の労働条件について】
前回の団体交渉において、会社は「本人の希望と適正判断により、51才以降も1クラス以上の集団授業を担当させることについて検討している」と明言しました。
「51才」を契機に賃金額等、労働条件が低下することに対し市進支部が是正を求め続けていることについての回答でした。
これにつき、組合はこの日の団体交渉で改めて確認しました。会社は「前回の発言はその通りだ」として、51才以降についても集団授業を通年で複数クラス担当させることについて具体的に検討していることを明らかにしました。
これが実現すれば、組合の求める労働条件の改善がまた一歩進むことになります。
【講師の差別待遇是正について】
組合は引き続き、正社員にはある慶弔休暇、一時金(賞与)・退職金制度の創設等、講師への差別待遇是正を求めました。
その一環として、組合は会社に対し、「正社員のみを対象とする福利厚生の制度はどのようなものがあるのか」と質しました。
これに対し、会社からは「スポーツジムの割引」や「企業年金(現在は別制度へ移行)」などが上げられました。「なぜ正社員のみが対象なのか」。組合が問うたところ、会社の回答は「そのような制度だから」というものでした。まったく「理由」になっていません。
組合は改めて、差別の是正を強く求めました。
このほか、組合からは生徒の入試への付き添い時の賃金・条件の是正、教材のアップデート等を求め、会社に検討を促しました。
市進で働くみなさん!
みなさんの職場における問題、改善を求めたいことなど、組合に入っていっしょに問題を提起し、改善をかちとっていきましょう!
市進関連の職場で働くみなさん、学習塾業界で働くみなさん、市進支部のホームページ(http://www.toburoso.org/ichishin/index.html)をご活用いただき、職場で困ったことがありましたら東部労組市進支部にご相談ください。