昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第13戦~第18戦('77エキサイトS)

2012年01月07日 19時30分27秒 | '77全日本プロレス
第13戦 3月6日(日)秋田・五城目町体育館 観衆2800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-1)ロビンソン&スレーター
①(11分53秒両軍リングアウト)
②デストロイヤー(4分5秒体固め)スレーター

30分1本勝負
ミル・マスカラス(12分57秒体固め)グレート小鹿
ジャンボ鶴田(14分7秒片エビ固め)ロン・バス
高千穂明久(10分19秒体固め)マイク・グラハム
大熊元司(8分47秒片エビ固め)ジョン・リベラ

タッグマッチ30分1本勝負
ヒライ&林(1-0)クツワダ&肥後
①林(21分22秒片エビ固め)肥後

20分1本勝負
伊藤正男(11分27秒片エビ固め)淵正信

15分1本勝負
百田光雄(11分59秒回転エビ固め)園田一治

(試合開始18時)

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第14戦 3月7日(月)岩手・遠野市体育館 観衆1800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)マスカラス&スレーター
①マスカラス(12分38秒エビ固め)鶴田
②鶴田(3分28秒体固め)マスカラス
③馬場(5分16秒体固め)スレーター

30分1本勝負
ビル・ロビンソン(16分37秒体固め)サムソン・クツワダ
ザ・デストロイヤー(13分4の字固め)ロン・バス
高千穂明久(8分28秒逆エビ固め)ジョン・リベラ
マイク・グラハム(9分10秒首固め)ミスター林

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ヒライ&肥後
①大熊(20分体固め)肥後

20分1本勝負
百田光雄(11分44秒首固め)伊藤正男
大仁田厚(13分20秒体固め)淵正信

15分1本勝負
金光植(9分54秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時)

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第15戦 3月8日(火)宮城・白石市民会館 観衆2200人
タッグマッチ60分3本勝負
ロビンソン&マスカラス(2-0)馬場&鶴田
①外人組(15分27秒反則勝ち)日本組
マスカラスが鶴田にメキシカン・ストレッチ。馬場が助けに入り、もつれて場外転落。そのまま場外戦となったところへデストロイヤーが乱入しマスカラスを攻撃した為、日本チームの反則負け。
②ロビンソン(2分53秒体固め)鶴田
鶴田へロビンソンがワンハンド・バックブリーカーから羽交い絞めにしたところへ、マスカラスがダイビング・ボディアタックを決め、ロビンソンが押さえ込んでストレート勝ち。
馬場のコメント
「人気者同士のコンビだからやりづらかった。鶴田は相手を意識しすぎてかたくなっていた。」
ロビンソンのコメント
「マスカラスの力を信じていた。2本目から連係プレーが上手くいった。」
マスカラスのコメント
「試合に関係ないデストロイヤーが飛び出してきたので頭にきた。(ロビンソンとは)実力を認め合っているから、勝つのは当然の事だ。」

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(8分42秒4の字固め)ジョン・リベラ
ディック・スレーター(17分3秒片エビ固め)高千穂明久
グレート小鹿(11分10秒首固め)ロン・バス
マイク・グラハム(12分2秒回転エビ固め)ミツ・ヒライ

タッグマッチ30分1本勝負
クツワダ&肥後(1-0)大熊&伊藤
①肥後(26分25秒逆エビ固め)伊藤

20分1本勝負
ミスター林(16分18秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
淵正信(13分36秒首固め)金光植

(試合開始18時30分)

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第16戦 3月9日(水)福島・郡山セントラル・ホール 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ロビンソン&スレーター
①(14分50秒両軍リングアウト)
②鶴田(1分52秒回転エビ固め)スレーター

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(8分30秒4の字固め)ロン・バス

タッグマッチ30分1本勝負
マスカラス&リベラ(1-0)高千穂&ヒライ
①マスカラス(15分40秒逆エビ固め)ヒライ

30分1本勝負
マイク・グラハム(12分11秒首固め)ミスター林

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)クツワダ&肥後
①大熊(23分50秒体固め)肥後

20分1本勝負
伊藤正男(12分39秒背骨折り)淵正信
百田光雄(12分22秒腕固め)金光植

15分1本勝負
園田一治(9分10秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第17戦 3月10日(木)茨城・日立市池ノ川体育館 観衆3100人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-1)マスカラス&スレーター
①(13分42秒両軍リングアウト)
②馬場(2分8秒体固め)スレーター

30分1本勝負
ビル・ロビンソン(17分35秒エビ固め)高千穂明久
ジャンボ鶴田(10分28秒片エビ固め)ロン・バス
マイク・グラハム(16分8秒首固め)大熊元司
ジョン・リベラ(8分3秒体固め)ミツ・ヒライ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&肥後(1-0)クツワダ&伊藤
①小鹿(20分44秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミスター林(13分25秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
金光植(9分34秒回転エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第18戦(最終戦) 3月11日(金)東京・日大講堂 観衆9200人
UNヘビー級選手権 60分3本勝負
ビル・ロビンソン(1-1)ジャンボ鶴田
①鶴田(34分19秒片エビ固め)
鶴田はロビンソンがダブルアーム・スープレックスにきたところをリバース・スープレックスに返し、逆にダブルアーム・スープレックスを決めフォール。
②ロビンソン(11分35秒片エビ固め)
ネックブリーカー・バスター、のど元へニードロップ、首投げから座った状態の鶴田へツームストン・パイルドライバーを決めタイ。
③時間切れ
残り時間2分、鶴田はロビンソンとの殴り合いを制し逆エビ固めを決めるが、ロビンソンはロープに逃げブレイク。鶴田はロビンソンをコーナーに振り、戻ってきたところを抱え上げボディスラム2連発からフォールにいくがカウント1。最後鶴田がダブルアーム・スープレックスを決めたところで時間切れのゴング。
※ロビンソンがタイトル初防衛に成功。
ロビンソンのコメント
「引き分けに終わったが、ポイント制ならば俺が勝っていた。しかし鶴田はタフでいいレスラーだ。俺はベルトを持ってフロリダに帰るが、アメリカのどこでも挑戦を受けるつもりだ。」
鶴田のコメント
「残念だ。あの粘りというか気迫に押されてしまった。2本目に首を攻撃されてから調子が狂った。こうなったらタイトルを取り戻すまでロビンソンを追いかける。ファンの皆様の期待に応えられなくて申し訳ない。」

USヘビー級選手権 60分3本勝負
ザ・デストロイヤー(1-1)ミル・マスカラス
①デストロイヤー(2分4秒逆さ押さえ込み)
試合開始早々にデストロイヤーが攻撃を仕掛け、シュミット流バックブリーカー、アルゼンチン・バックブリーカーでスピンしフォールするが共に返されるとカナディアン・バックブリーカーに決めてスピンし、その体勢のままマスカラスの肩をマットに着けてフォール。
②マスカラス(3分36秒体固め)
マスカラスはデストロイヤーをロープに振ってフライング・クロスチョップ2連発からフライング・ボディアタックを決めフォール。
③(5分46秒両者リングアウト)
マスカラスはフライング・クロスチョップ2連発からフライング・ボディアタックを狙ったが、ロープに近く両者トップロープ越しに場外転落。先にリングに戻ろうとするマスカラスをデストロイヤーが引き落とし、リングに入ろうとしたが今度はマスカラスがデストロイヤーを引き落としリングへ戻れずドロー。ゴングが鳴ってからは、デストロイヤーがマスカラスのマスクをはぎ取ろうとするとマスカラスも反撃し、リングに上がってもマスクの剥ぎ合いが続いた。
※デストロイヤーがタイトル初防衛に成功。
デストロイヤーのコメント
「マスカラスの野郎、マスクを剥がされそうになってあわてた。今度戦ったら必ずマスクを剥がしてやる。引き分け防衛なんか納得できない。」
マスカラスのコメント
「リングに上がるまでの混雑でかなり神経を使ってしまった。もう一度日本に戻ってきて、デストロイヤーと決着をつけることを約束しよう。」

45分1本勝負
ジャイアント馬場(10分30秒体固め)ディック・スレーター
スレーターが馬場にボディスラム。投げられた馬場は近づいてきたスレーターを両足で蹴り上げ、続けて放り投げるような形のボディスラムからブレーンバスターを決めフォール。

30分1本勝負
サムソン・クツワダ(8分9秒片エビ固め)ロン・バス
高千穂明久(6分58秒体固め)マイク・グラハム
ミツ・ヒライ(4分15秒首固め)ジョン・リベラ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)林&伊藤
①大熊(15分33秒体固め)伊藤

20分1本勝負
肥後宗典(11分22秒片エビ固め)百田光雄

15分1本勝負
淵正信(11分38秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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