昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第11戦~第14戦('78世界最強タッグリーグ戦)

2012年06月30日 19時45分21秒 | '78全日本プロレス
第11戦 12月12日(火)山形・鶴岡市体育館 観衆4000人(超満員)
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)大木&ドク
①鶴田(12分50秒リングアウト)ドク
ドクが鶴田へパイルドライバーを決め、コーナーポストへ上がったところでバランスを崩し場外転落。そこから場外戦となったが、リングアウト寸前に鶴田がリングへ滑り込み勝利。

タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ファンクス(0-0)ブッチャー&カマタ
①(8分30秒両軍リングアウト)

30分1本勝負
ビル・ロビンソン(13分17秒逆さ押さえ込み)ブラックジャック・ランザ
ニック・ボックウインクル(15分40秒エビ固め)ザ・デストロイヤー
石川隆士(11分13秒両者リングアウト)ワイルド・アンガス

バトルロイヤル(9人参加)
決勝、淵正信(11分8秒体固め)大仁田厚

20分1本勝負
大熊元司(13分7秒首固め)伊藤正男
百田光雄(15分54秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始18時30分)

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第12戦 12月13日(水)秋田県立体育館 観衆5800人(満員)
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ブッチャー&カマタ(0-0)ロビンソン&アンガス
①(19分22秒両軍リングアウト)
ロビンソンはカマタへネックブリーカー・ドロップからニードロップを落としフォールに入ると、ブッチャーがカットしようとキックを浴びせようとしたが、ロビンソンがブッチャーの足を受け止め倒して首絞め攻撃から場外に逃げるブッチャーを追い場外戦に。カマタもアンガスと場外戦となり両者リングへ戻れずドロー。

特別試合30分1本勝負
ジャンボ鶴田(時間切れ)ニック・ボックウインクル
残り試合時間1分、エルボーの打ち合いから鶴田がブレーンバスターを決めるがカウント2。続けての逆エビをニックが返しエビ固め。さらに鶴田が返しエビ固めにいくがロープブレイク。最後は鶴田の首投げからのフォールをニックが返したところで時間切れ。
鶴田のコメント
「今日は何か物足りない。もう一回やればなんとかいけると思う。どうせやるならタイトルを賭けて、すぐにでもやりたい。」
ニックのコメント
「鶴田はグッドファイターだ。俺に勝つにはまだまだだが、挑戦は受けてもいい。」
馬場のコメント
「鶴田がタイトルを賭けてニックと再戦したいと言ってきた。ニックもOKと言っているので、来年、いや新春シリーズ中に実現したい。ニックの来日が無理なら鶴田をアメリカにやる。」

特別試合30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(13分38秒スピニング・トーホールド)ブラックジャック・ランザ
ドリーはブレーンクローを決めるランザの右足へパンチ・キック攻撃を加え、右足を抱えて持ち上げニークラッシャーからスピニング・トーホールドを決め勝利。

特別試合30分1本勝負
ジャイアント馬場(8分56秒反則勝ち)大木金太郎

30分1本勝負
キム・ドク(16分17秒回転エビ固め)石川隆士

バトルロイヤル(10人参加)
決勝、園田一治(10分42秒逆片エビ固め)大仁田厚

タッグマッチ30分1本勝負
デストロイヤー&羽田(1-0)小鹿&大熊
①デストロイヤー(19分27秒4の字固め)小鹿

20分1本勝負
伊藤正男(14分3秒体固め)百田光雄
大仁田厚(10分20秒エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

※12日の鶴岡大会で腰を痛めたテリーは、秋田大会を欠場。

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第13戦 12月14日(木)北海道・函館市民体育館 観衆5000人(超満員)
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ザ・ファンクス(0-0)ロビンソン&アンガス
①時間切れ
テリーのコメント
「今日は腰の状態を見た。明日は最後だから死ぬ気でやる。」
ドリーのコメント
「明日は時間をかけない。短期決戦だ。」

特別試合30分1本勝負
ジャイアント馬場(13分15秒両者リングアウト)ニック・ボックウインクル
ニックが4の字固め。馬場が逃げようとした為、技を決めたまま場外転落。場外でもニックが4の字を決めたまま外そうとせず、カウント10。

特別試合30分1本勝負
ジャンボ鶴田(8分40秒両者リングアウト)アブドーラ・ザ・ブッチャー
ブッチャーが鶴田を場外に落とし、追いかけて場外戦となりドロー。

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)小鹿&大熊
①大木(12分56秒体固め)大熊

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(7分33秒エビ固め)ブラックジャック・ランザ
キラー・トーア・カマタ(8分57秒体固め)石川隆士

バトルロイヤル(7人参加)
決勝、園田一治(10分59秒片エビ固め)百田光雄

20分1本勝負
ロッキー羽田(11分10秒片エビ固め)伊藤正男
百田光雄(8分51秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始18時30分)

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第14戦(最終戦) 12月15日(金)北海道・札幌中島スポーツセンター 観衆7000人(超満員)
タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
馬場&鶴田(0-0)ザ・ファンクス
①時間切れ
残り2分、馬場がテリーに脳天チョップ、水平チョップ、16文キック、鶴田がドロップキック、テリーのパンチをかいくぐってバックドロップ、代わったドリーが鶴田のドロップキックをかわしパイルドライバー、鶴田がドリーの首投げを切り返して逆さ押さえ込みと攻めるがフォールならず。最後はテリーが出てきて鶴田へ後方回転エビを仕掛けたところで時間切れ。
※馬場・鶴田組が最高得点となり優勝。
馬場のコメント
「勝って優勝したかった。残り5分のアナウンスがあった時、引き分けじゃダメだ、勝って優勝に花を添えるんだと思ったが、ファンクスは一筋縄ではいかないな。」
鶴田のコメント
「正直言って終ってホッとしました。今年の締めくくり、最高の優勝で飾れてうれしいです。」

試合後表彰式が行われ、優勝した馬場・鶴田組には優勝大トロフィーと優勝賞金1千万円、準優勝のファンクスには日本テレビ杯、各賞には記念の楯が贈られた。
各賞受賞チーム
殊勲賞(東京スポーツ新聞社賞)ブッチャー・シーク&カマタ組
敢闘賞(デイリースポーツ新聞社賞)ニック・ランザ組
技能賞(ベースボール・マガジン社賞)ロビンソン・アンガス組
努力賞(日本スポーツ出版社賞)大木・ドク組

'78世界最強タッグ決定リーグ戦得点結果
優勝(7点)馬場・鶴田組
準優勝(6点)ファンクス
3位(4点)ブッチャー・シーク&カマタ組
3位(4点)ニック・ランザ組
5位(3点)ロビンソン・アンガス組
6位(0点)大木・ドク組

タッグ・リーグ戦 45分1本勝負
ブッチャー&カマタ(0-0)ニック&ランザ
①ブッチャー(11分25秒両者リングアウト)ニック
ニックがブッチャーの足を取って倒すが、両者もつれてロープ際へ。そこへカマタが場外からニックへイス攻撃。ランザも加わり場外戦となり、客席後方でニックとブッチャーが殴り合いを続けてリングへ戻れずドロー。

力道山追悼セレモニー

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)ロビンソン&アンガス
①ドク(11分33秒体固め)アンガス

タッグマッチ30分1本勝負
デストロイヤー&石川(1-0)小鹿&大熊
①デストロイヤー(16分55秒エビ固め)小鹿

30分1本勝負
ロッキー羽田(11分13秒片エビ固め)伊藤正男

20分1本勝負
百田光雄(11分55秒体固め)園田一治
淵正信(12分57秒エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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