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都会生活1.2.3

男はつらいよ13 寅次郎恋やつれ

※今日のお弁当と朝ごはんです。昨夜の味噌汁残りとトマトチーズトースト&ミニチョコクロワッサン、定番はハチミツヨーグルトに牛乳、コーヒー。

先日放送の「男はつらいよ」はシリーズ第13作目、昭和49年8月公開作品です。タイトルは、寅次郎恋やつれ。いっつも寅さん恋やつれしてますけどね。 笑

今回のマドンナは吉永小百合さんで、二度目の出演でした。前作と同じ役柄ですが、父の反対を押し切り結婚したのに、お相手が不治の病で急死し、夫の実家で肩身を狭くして暮らす薄幸なヒロイン歌子役です。

寅さんはなんとか彼女を幸せにしてあげたくて、彼女と疎遠になっていた父とガチでやり合ったり、とらやの2階に住ませたりと尽くしますが、歌子は歌子で自立を目指し、離島の障害児施設へ就職を決め巣立って行く。ぎくしゃくしていた父娘は和解し、寅さん良い仕事したねえと今回も素敵な騎士役。

そして、今回は寅さんもう一人マドンナがいまして、昔チャコちゃんケンちゃんシリーズでママ役だった高田敏江さん。
夫が蒸発し子どもを抱え苦労する絹代役で、それじゃ俺が!と寅さん彼女との結婚を一人で決めていたのに、いざその話を固めようとさくら、たこ社長を伴って訪ねるも、既によりを戻していたといつもの喜劇。

なので、今作では寅さん2回の撃沈で、タイトルの恋やつれになるほどという思いでした。

しかし、寅さんの良さはどんなに傷ついても相手の幸せを純粋に願う姿です。

センチメンタルジャーニーに出ながらも、絹代家族が海で遊ぶ姿を遠くから見つめる眼差し。打たれますねえ。

寅さん観た後って、ほんとに心が軽くなる。この先50年経っても、100年経っても遺してほしい名作です。


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