しかし、すごい人。朝駐車場探すのに一苦労で、受付も混み合っていました。
予約時間は待たされず、スムーズに診察を終えましたが、会計を済ますのに時間を要します。
皆どこが悪いんだろ。そうだよね、若いうちならいざ知らず、だんだんあちこちガタが来ます。それが生きる上での条理です。
車だって、新車から中古年数経つとどこそこ傷みます。タイヤはすり減り、エンジンオイルだって、変えていかなければ、壊れてしまう。
写真は、歌人河野裕子。この家族は夫、息子、娘、息子嫁までも皆歌人。皆それぞれに個性のある短歌を詠んでいます。
【手をのべて あなたとあなたに 触れたきに 息が足りない この世の息が】
この句には、言葉を失いました。
2010年癌で他界した河野裕子と家族の絆の強さ。
最後まで歌人で、そして、妻で、母で、女であり続けた河野裕子の生き様は凄いです。