※ハム薄っ!お皿の絵柄が透けて見えるってすごい!ある意味感動です。
おいちゃんが今回からリニューアル。下條正巳さんが最終話まで活躍します。
一作、二作目のおいちゃんも素敵でしたが、やっぱ私的には下條さんのおいちゃんが好きですね。
マドンナは十朱幸代さん、江戸川駅近くのアパートで一人暮らしをする看護師役。笑顔がかわいい自然派の女優さんです。
今回の寅さんは、若き日の月亭八方さん演じるヤモメの男と旅先で知り合い、置き去りにされた赤ん坊を引き取るハメに。
困り果てとらやに連れ帰り、骨折した博士が世話になった病院の看護師であるマドンナと知り合います。
花のような笑顔のマドンナに恋した寅さんですが、上條恒彦さん演じる冴えない合唱団サークルの講師もマドンナに憧れていて、ひょんな事から彼の下宿先を訪ね、酒を酌み交わした事から、彼がマドンナへの告白をする手助けをする結果に。
捨てられた赤ん坊の父親は、キャバレーのホステス役演じる春川ますみさんに連れられて迎えに来る。おばちゃんは子どもが出来なかった経験から寅さんやさくらの母代わりで来ましたが、この赤ちゃんを心から可愛がっていて、だから別れは切なそう。なんかジーンと来てしまいました。ホステスの彼女が、赤ちゃんを抱き上げ「ぼうや、ここで可愛がってもらえたんだね。良かったね」と。寅さんは二人の縁結びをしたのですね。
今回寅さんは恋のキューピットを二つ成し遂げました。
ほんとめでたし、めでたしの結末でした。
春川さんのパンタロンスーツ姿が懐かしい。マニュアル車は停車から発進する前
、少し後に下がるのですね。ああ、今回も昭和感すごかった!