アマゾンプライムでちょっと前に『シークレット・ミッション』を観ました。
韓国映画はなんか苦手意識があって、ほぼ観たことなかったんですけど。初めて観たのはーーーーえーと、タイトル忘れましたーーっ!なかなか良かったんですけどね。殺し屋と目が見えない女性と画家のお話だったような。
そのあといくつか観て、この作品に興味を惹かれて観てみました。
粗筋はですね「北朝鮮の特殊工作部隊5446部隊のエリートスパイであるリュファン(キム・スヒョン)は韓国の貧民街に潜入してバカな青年を演じながら、作戦実行司令を待つように命令される。食料雑貨店を営むスニム(パク・ヘスク)の下で住み込みで働きながら、リュファンはパン・ドングとしてマヌケな青年を演じて周囲に溶け込んでいく。そこへ駆け出しのロックミュージシャンとして同じくスパイのヘラン(パク・ギウン)と高校生に扮するヘジン(イ・ヒョヌ)も送り込まれ、彼らが韓国に溶け込むのを手助けするリュファンであったが、ある日思いがけない作戦命令が3人に下される。」(ウィキペディアより)
コメディなのかなぁと思いながら観始めたら、思った以上に バカ を演じててそりゃもう辛くなるくらいに。主役の方は韓国で有名なアイドルらしいんですが、よくこの役やったなって尊敬する。
で、仲間のスパイたちも送り込まれてきて競い合うんだか仲いいんだかで、和みつつ観てたんですが、ラストがっ ラストがっ 目が滝!華厳の滝かナイアガラの滝かっちゅう状態に。観たことを後悔しないけれども時間を戻したい。戻しても何も変わらないけど。
観て損はない映画ですヨ。
このところギスギスしてるじゃないですか。だからなんかパッと明るいラブコメでも観ようとアマゾンプライムの映画の一覧を眺めまして。で、良さそうだなと観始めたんですよ。
・・・パッと明るくは無かったです
アマプラの説明を引用すると「舞台はイギリスの田舎町。ルイーザ・クラークは、お洒落をすることが大好きな26歳。ある日、働いていたカフェが閉店することになり、突然職を失ってしまったルーが新たに得た職は、バイクの事故の影響で車椅子生活を余儀なくされ生きる希望を失ってしまった、ウィル・トレイナーの介護兼話し相手をする、期間6か月の仕事だった。最初はルーに冷たく当たるウィルだったがルーの明るさが、ウィルの頑な心を溶かしていき、やがて2人は心を通わせ、互いが最愛の存在になっていく。しかしある日ルーは知ってしまう。ウィルが決めた「生きる時間」があとわずかだということを・・・」です。
もうウィルが「バイクの事故の影響で車椅子生活を余儀なくされ・・・」なんてもんじゃない。首から下が全く動かないんですもん。彼は人生に絶望している。両親は、特に母親が何とかしたいと介護という名目で次から次へと人を雇ってウィルの心を動かそうとしている。でやってきたのがルイーザ。彼女は明るくて独特なファッションセンスを持っていて、前向きなんだけど今一つ前に踏み出す勇気がない。でまぁ物語は進んでいくわけです。
俳優さんはイギリス風のイケメンで、女優さんは美人じゃないけど庶民的で可愛い(きっとメイクでそんな風にしてるんだと思う)
でね、私が言いたいのは、なんで『世界一嫌いなあなたに』なんて邦題にしたのか。そんな要素は1ミリも無い。
原題が『ME BEFORE YOU』です。訳すなら『あなたと出会う前の私』ですかね。内容としては『あなたと出会ってからの私』だけど。
納得いかないです。
タイトルはともかく映画はお薦めです。