2020年3月16日、G7は初の緊急テレビ電話会議を行った。そして、東京五輪の時期について、安倍首相は「完全な形で実現するという事についてG7の支持を得た」との事。これは「完全な形で実現できないようであれば延期するか中止する」という意味である。という事は、五輪開幕へ向けたあらゆる面での準備の仕上げ段階にある現在において、その準備がすでに完全な形で進捗しているとはいえない状況にあるという事が誰の目から見ても明らかに判断できる状況となっているわけであるから、安倍自公政権も率直にそのように判断すべきではないかという事である。それはつまり、「現在、五輪はすでに完全な形で実現されてきていない」という事である。このような事態に立ち至ってるのであるから、安倍自公政権は、国民生活の混乱迷惑被害損害を少しでも少なくするための配慮をすべきであり、そのために即刻明確にすべき事は、延期する(具体的な時期も)のか中止するのかの決断を主権者である国民に対し明確に示す事であり、主権者国民がそれに沿って生活や仕事の見通しをつける事ができるようにする事である。
(2020年3月20日投稿)