日本の企業が「紅茶」生産を試みるのは、神聖天皇主権大日本帝国政府が、日清戦争後の下関講和条約調印(1895年4月17日)で、当時の清国(現在の中華人民共和国政府)から「台湾省」(1885年~)を割譲させ植民地として領有支配してからであった。
1899年(明治32)年に三井財閥の本社部門、「三井合名会社」が「台北」に茶園を開拓し、生産・研究を開始し始め、1924(大正13)年には本格的に製造を開始した。1926(昭和元)年には、日本初の国産ブランド紅茶「三井紅茶」の商標で缶入り「紅茶」を日本国内で発売した。これを後に「日東紅茶」と改名し現在に至っている。現在の材料はスリランカ民主社会主義共和国からの輸入茶である。
そして、2008(平成20)年には、刑事ドラマ「相棒」とコラボしたオリジナル商品「杉下右京セレクト相棒紅茶」をWeb通販限定で販売しはじめたのである。
(2023年1月1日投稿)