「生前譲位を考える一重要視点。皇室の思想的基盤は何か。」 goo.gl/xaJTvT
— takechan (@take1take26) 2016年8月12日 - 01:34
「生前譲位を考える一重要視点。伝統の継承者、長い天皇の歴史とは。皇室の思想的基盤は何か。」少し改訂しました。読んでくださいね。 goo.gl/xaJTvT
— takechan (@take1take26) 2016年8月12日 - 15:25
「生前譲位を考える一重要視点。皇室の思想的基盤は何か。」 goo.gl/xaJTvT
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「生前譲位を考える一重要視点。伝統の継承者、長い天皇の歴史とは。皇室の思想的基盤は何か。」少し改訂しました。読んでくださいね。 goo.gl/xaJTvT
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7月14日の新聞は、天皇が「生前退位」の意向を示している記事を載せた。
まず、「生前退位」という表現を使用しているが、正確には「生前譲位」という言葉に統一するべきである。なぜなら、生前に退位して皇太子に天皇の地位を譲るという意向なのだからである。メディアは何を意図して使用しているのかよくわからない。
現行皇室典範には、「生前譲位」の規定はない。精神若しくは身体の重患などで、国事に関する行為を自らする事ができない時は、第16条第2項に基づいて「摂政」を置く事としている。であるから、これに従うべきである。そして、天皇が崩じた時には、第4条に基づいて「皇嗣が、直ちに即位する」とされるべきである。
ここで重要な点は、天皇自身の意思によって、「譲位」を認める事はできないという事である。
天皇の「生前譲位」の意向が、この規定に異議を申し立てるものであるばらば、それは認められるものではない。また、天皇の地位は、憲法第1条「天皇の地位・国民主権」で「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は主権の存する日本国民の総意に基づく」ものであるとしており、国民がその意思に基づいてその存廃を決定する権利を有するものである事を保障しているからである。
「生前譲位」を国民に認めさせようとすることは、現行憲法の、天皇と国民の位置づけを否定するだけでなく、逆転させてしまう事を意味するのである。つまり、天皇が国民の上に位置する事となり、自決権を持ち権限権力を持つ存在となる事を意味するのである。つまり、大日本帝国時代の元首としての天皇のように(天皇主権)。しかし、そうなれば、国民に「主権」が保障されない事になるので、国民は認める事はできないのである。
天皇は、元首としての天皇の地位を確立したいのだろうか。安倍政権との血脈関係を考えれば、また、安倍政権のめざす「自民党改憲草案」に示された日本国家像の中の「天皇」の位置づけをみれば、両者は巧みな連係プレーをしていると考えられる。
「生前譲位」という法の枠を超えてまで自己の意思を表明しようとするのであれば、なぜこれまで、天皇の地位にあるものとして、昭和天皇の子として、国民に対して、天皇の戦争責任や国民への謝罪や賠償には一切言葉を表明してこなかったのだろうか。そこに、現天皇の本音が表れているように思う。
昭和天皇が戦争に対し戦後の日本(国民)に対し無責任な姿勢をとりつづけ、その子である現天皇もその子孫もそれを正そうとせずあらためようとしない姿勢を取り続けてきたために、今日までそして現在も日本国民は混乱をさせられているのである。
天皇や皇族を廃止すれば、すっきりした主張や議論のできる国になり、日本はもっとのびのびと発展するのではないだろうか。
「天皇」や「皇室」には、人権の尊重は認められないのである。もし、そのような生活から抜け出したいのなら、天皇家を「廃絶」して、元天皇家元皇族として一国民となる事である。
愛新覚羅一族のように。