昨日、ある交流館の職員から、「社協でプルトップを集めていますか?」と問合せがありました。
答えは...「集めていません!」
以前、このブログの中で、豊田市もしくは豊田市近辺でプルトップ(プルタブ)を集めている団体があったら教えてくださいと呼びかけましたが、反応はありませんでした。
豊田市もしくは豊田市近辺でプルトップ(プルタブ)を集めている団体はあるのでしょうか?
プルトップ(プルタブ)については、下記を参考にしてください。
プルタブチャリティー
一時期、飲料缶のプルタブを集めると車椅子に換えることができるという話が全国的に広まった。この話は、1983年のラジオ番組『「さだまさしのセイ!ヤング』内で呼びかけられた運動によって広く知られるようになったといわれる。番組では実際にリスナーから寄せられたプルタブを金属回収業者に引き取ってもらうことによって換金し、病院に車椅子を2台寄付した。
アルミのプルタブを集める理由としては、
- 缶本体から切り離され、ゴミとしてポイ捨てされ、散乱しやすかったこと
- アルミは、スチールに比べて、引き取り価格が高価であったこと
- 缶全体を集める場合と異なり、洗浄などの必要がなく、かさばらず、気軽に集められること
が挙げられていた。
もともと、このラジオ番組が放送される以前にも、散乱したプルタブを拾い集めることは、ボランティアグループなどによる環境美化運動のひとつとしてしばしば行われていた。そのうちに、収集したプルタブをより有効に活用し、また福祉と結びつけてより市民の参加を促すために、車椅子を寄付する運動が加わった。この運動を知った同番組は、番組内で積極的に紹介するとともに、同様の取り組みを行った。
プルタブチャリティーの問題点
タブが缶から外れないように改良されて以降も、缶に固定されたリングタブを引きちぎり回収するよう呼びかけている団体が存在する。タブのみを集める理由として、回収している団体の一つである大阪府理容生活衛生同業組合は「空き缶は輸送しづらい」「保管場所が足りない」「スチール缶が混じる可能性がある」といった理由を挙げている。また、北海道江別市の「プルネット」も同様の活動をしている。
しかし、アルミ缶回収業者の団体であるアルミ缶リサイクル協会では、ステイオンタブのリング部分だけわざわざ集めるのは非効率である上に危険だとして、タブを取らずに「アルミ缶そのもの(空き缶全体)」を集めるよう告知しており、「タブは小さすぎて処理装置にかけにくく別の工程が必要になる」との理由でタブだけの持込は引取りを断る業者も存在する。
スチール缶はタブの部分にアルミを使用しているためタブだけを分離することで不純物を減らせるのではないかとの声もあるが、アルミと鉄は比重が異なるため、溶かした後で鉄だけを分離することは容易であり、分離したアルミを含んだ鉄鋼スラグは、アスファルトコンクリート用骨材や路盤材として再利用される。そのため、スチール缶リサイクル協会も「『タブを外して集めましょう』といったことを奨励することは絶対行わないようにしてください」「『タブを集めると車椅子がもらえる』といった話を聞くこともありますが、当協会は一切関係ありません」とタブだけを切り離す行為を否定している。
いずれにせよ、プルリングで車椅子に交換することは一部の団体が慈善事業として行っているため不可能ではないが、「リサイクル業界はプルリングのみの持ち込みを歓迎していない」というのが実情である。従来から活動している団体も、ベルマークのように集めて交換するのではなく、集めた物を換金してその金を貯めた上で購入しているのである。
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