今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

越前大野城(福井県大野市城町)

2013年10月28日 | 
名所旧跡を訪ねる旅

ダム見学後、近くの道の駅にて休憩、昼食を購入した。もみじ祭りの日と重なり駐車場は満車状態。
道の駅のパンフをなにげなく見ると越前大野城の写真が掲載されていた。
雲の上に天守閣が見えるという幻想的な写真で急に行きたいという気持ちが強くなりナビの目的地に設定した。



土井利忠は大野土井家7代目藩主。幕末期に藩政改革に着手、優秀な人材を登用し財政再建を成し遂げた。



天守閣が見えてきた。
1575年(天正3年)、織田信長より越前一向一揆を平定した恩賞として越前国大野郡の内の3万石を与えられた金森長近がその翌年、最初に居城とした戌山城の近くの亀山に城郭を築いたのが越前大野城の始まりである。



その後、越前松平家が3代続いた後天領となり、土井氏で定着するまで目まぐるしく城主が替わった。






城内の資料のなかで特に印象深かったのは「藩店 大野屋」を全国各地に展開させたことだ。



その他にも財政再建のため手を尽くしたが、もう一つ藩校明倫館にて人材を育成したことも重要だ。



そのようなことを考えているうちに、なぜここに来たのかということをすっかり頭から抜けてしまっていた。



あの雲の上に浮かぶ天守閣を見るには下に降りねばならない。



下から望遠レンズに換え撮ってみたが……。



今日はここでは終わりたくない。
同じパンフから面白いものを発見、新ジャンルに挑戦することにした。 


撮影 平成25年10月26日 

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