名所旧跡を訪ねる旅「若狭おばまの寺 その2」
昨日報告した明通寺同様、神宮寺にも過去に訪れたことがある。
やはり早朝で受付前ではあったが住職が門を開けてくれ拝観料はあとで係の者に払うようにと言い、その場からいなくなってしまった。
寺については五木寛之氏の百寺巡礼のDVDを視ていたので、暗い堂内でお目当ての仏像を必死に探したことを記憶している。
霊応山 神宮寺
福井県小浜市にある天台宗の寺院。山号は霊応山、本尊は薬師如来坐像。
東大寺二月堂への『お水送り』が行われる寺である。
拝観料を払う前にブログ用ということで周囲の状況を確認することが最近習慣化されてきている。
そのおかげで仁王門を発見することができた。
仁王門(重要文化財)
駐車場の近くに受付所があり、仁王門は受付所から約100m程離れているため、前回来たときは見逃してしまった。
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鎌倉時代末期再建。間口6.37m、奥行き3.64m、棟高5.5mの単層屋根、切妻造、二軒和様こけら葺八脚門。
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仁王門は北門とも呼ばれ一対の金剛力士像が安置されている。
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至徳2年(1385年)造立の木造金剛力士像
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仁王門の横には民家、畑に囲まれた道が参道になっている。
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神宮寺本坊
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表門(受付所)
桃山時代再建。シンプルだがとても雰囲気がある。
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本堂(重要文化財)
前回訪れた時から数多くの寺院を回っているが、この本堂の記憶は鮮明に残っている。
室町時代天文22年(1553年)越前国守護朝倉義景による再建。建築様式は、和様を主体とする折衷様。
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元正天皇の勅願により奈良時代は和銅7年(714年)、若狭国一の宮(若狭彦神社)の神願寺として泰澄大師の弟子沙門滑元による開創されたと伝わる。
鎌倉時代初期に寺号を若狭彦神社別当寺神宮寺と改めた。
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茶室
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閼伽井戸
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井戸の存在を知っていたのでポットに湧き水を入れ、翌日の朝、その水で珈琲を入れた。
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本堂の回廊から赤装束の僧が大松明を左右に振りかざす達陀の行が行われ、大護摩に火が焚かれる。
そして、山伏姿の行者や白装束の僧侶らを先頭に、大護摩からもらいうけた火を手に、三千人ほどの松明行列が、2Km上流の鵜の瀬へ向かう。「お水送り」の始まりだ。
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境内に神様も祀られている
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次の寺に向かおうと腰を下ろし休んでいると、受付所の女性から「団体客が入ったのでよかったら一緒に説明をお聞き下さい。
内陣も開けますのでお近くでお参り下さい」とそばまで走って来てくれた。
観たかった仏像があったので「ありがとうございます」と一緒させてもらった。
やはり、ここには神様も仏様も居る。
最後の写真の前に
この寺のすべての建物の前に「しめ縄」があったのを気づいてくれただろうか。
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撮影 平成25年10月27日
昨日報告した明通寺同様、神宮寺にも過去に訪れたことがある。
やはり早朝で受付前ではあったが住職が門を開けてくれ拝観料はあとで係の者に払うようにと言い、その場からいなくなってしまった。
寺については五木寛之氏の百寺巡礼のDVDを視ていたので、暗い堂内でお目当ての仏像を必死に探したことを記憶している。
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霊応山 神宮寺
福井県小浜市にある天台宗の寺院。山号は霊応山、本尊は薬師如来坐像。
東大寺二月堂への『お水送り』が行われる寺である。
拝観料を払う前にブログ用ということで周囲の状況を確認することが最近習慣化されてきている。
そのおかげで仁王門を発見することができた。
仁王門(重要文化財)
駐車場の近くに受付所があり、仁王門は受付所から約100m程離れているため、前回来たときは見逃してしまった。
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鎌倉時代末期再建。間口6.37m、奥行き3.64m、棟高5.5mの単層屋根、切妻造、二軒和様こけら葺八脚門。
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仁王門は北門とも呼ばれ一対の金剛力士像が安置されている。
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至徳2年(1385年)造立の木造金剛力士像
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仁王門の横には民家、畑に囲まれた道が参道になっている。
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神宮寺本坊
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表門(受付所)
桃山時代再建。シンプルだがとても雰囲気がある。
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本堂(重要文化財)
前回訪れた時から数多くの寺院を回っているが、この本堂の記憶は鮮明に残っている。
室町時代天文22年(1553年)越前国守護朝倉義景による再建。建築様式は、和様を主体とする折衷様。
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元正天皇の勅願により奈良時代は和銅7年(714年)、若狭国一の宮(若狭彦神社)の神願寺として泰澄大師の弟子沙門滑元による開創されたと伝わる。
鎌倉時代初期に寺号を若狭彦神社別当寺神宮寺と改めた。
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茶室
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閼伽井戸
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井戸の存在を知っていたのでポットに湧き水を入れ、翌日の朝、その水で珈琲を入れた。
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本堂の回廊から赤装束の僧が大松明を左右に振りかざす達陀の行が行われ、大護摩に火が焚かれる。
そして、山伏姿の行者や白装束の僧侶らを先頭に、大護摩からもらいうけた火を手に、三千人ほどの松明行列が、2Km上流の鵜の瀬へ向かう。「お水送り」の始まりだ。
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境内に神様も祀られている
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次の寺に向かおうと腰を下ろし休んでいると、受付所の女性から「団体客が入ったのでよかったら一緒に説明をお聞き下さい。
内陣も開けますのでお近くでお参り下さい」とそばまで走って来てくれた。
観たかった仏像があったので「ありがとうございます」と一緒させてもらった。
やはり、ここには神様も仏様も居る。
最後の写真の前に
この寺のすべての建物の前に「しめ縄」があったのを気づいてくれただろうか。
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撮影 平成25年10月27日
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