今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

粟鹿神社(兵庫県朝来市山東町粟鹿2152)

2023年09月17日 | 神社・仏閣
訪問日 令和5年6月5日

粟鹿神社(あわがじんじゃ)
但馬国一宮
この周辺には何度も来ていたが訪れたのは初めてである
今回の旅で「一宮神社」を巡る旅を旅の目的の一つ加えたことにより、その存在を知った

鳥居
駐車場の近くに鳥居がある



額には「粟鹿神社」



参道を歩く
「社叢林」は、朝来市天然記念物に指定されている



勅使門(朝来市指定文化財)
造営年代不詳
切妻造の四脚門で、屋根はかつて檜皮葺であったが、現在は銅板葺に改められている



勅使門は、神功皇后が新羅から凱旋して、当社に参拝したことに因むものという



勅使が出入りするための門で、4回の勅使参向があったことが記録に残っている



日の出門(随身門)
厳しい自然環境に曝され耐えてきたという感じがする






木造著色随身倚像(朝来市指定文化財)
江戸時代初期頃の作
天和3年(1683年)に再興され、宝暦5年(1755年)修理されている












木造著色狛犬像(朝来市指定文化財)
江戸時代前期の制作
日の出門(随身門)に安置されている






天満宮
祭神:菅原道真






猿田彦神社
祭神:猿田彦神



狛犬






拝殿



石柱に刻まれた文字
「輸誠」真心を尽くす、「致敬」敬意を表する






本殿
創祀年代は不詳(諸説あり)
粟鹿の名は、粟鹿山に住む一頭の鹿が粟三束をくわえ、村に現われ人々に農耕を教えたという鹿を祀ったとも
第11代垂仁天皇の時代に粟鹿山の「天美佐利命」が荒振る神であるために大彦速命が朝廷に申し出て祀ったとも



祭神:天美佐利命(あめのみさりのみこと)
   日子坐王命(ひこいますのおおきみのみこと)
   日子穂穂手見尊(ひこほほでみのみこと)



碑銘
碑銘には「粟鹿大社由緒」とある
延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳では但馬国朝来郡に「粟鹿神社 名神大」と記載され、名神大社に列している



厳島神社
祭神:市杵島姫命






夫婦杉



稲荷神社
祭神:保食神



床浦神社
祭神:大巳貴神



茗荷神社
祭神:草野姫命
粟鹿神社の神紋は、茗荷と菊の合せ紋
「茗荷紋」は、境内社・茗荷神社に由来するらしい



再び拝殿前



日の出門(随身門)を通り駐車場に戻る



撮影 令和5年6月5日
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