今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

<若狭おばまの寺> 棡山 明通寺(福井県小浜市門前)

2013年10月29日 | 神社・仏閣
名所旧跡を訪ねる旅「若狭おばまの寺 その1」

台風27号も去り今日は久しぶりに青空が見える。
道の駅の案内所で小浜市内に約130ある寺院の中から、国宝・重要文化財のある8つの寺を厳選してあるパンフを入手した。
苦労して作成したと思うので、今回はこの情報を有効に活用することに決めた。



棡山 明通寺
福井県小浜市門前にある真言宗御室派の寺院。山号は棡山(ゆずりさん)。本尊は薬師如来。
大同元年(806年)、坂上田村麻呂によって創建されたと伝えられる。本堂と三重塔は国宝に指定されている。



山門(仁王門) 
江戸時代の明和9年(1772年)再建、瓦葺、三間、二重門






金剛力士像






鐘楼



階段を上がると本堂が見えてくる



本堂(国宝) 



堂内に入ると若い僧侶から「明通寺」の歴史、建築物や仏像について丁寧な説明がある。
堂内の仏像は旧国寶と書かれているが現在は重要文化財になっている。
このお寺の良いところは目の前で仏像を拝観できるということだ。



実は明通寺には過去に一度来たことがある。
ただ、早朝であったため受付には誰もいなく、階段を風のように駆け上がり三重塔の写真を撮りそして風のように去った。



本堂が国宝ということは今日知ったが、実に堂々としている。



さて、大好きな塔であるが、三脚を置きカメラを構えている人がいた。



三脚を置かれると圧迫感があり居なくなるまで待つしかない。
再び本堂に上がり少し高い位置から塔を撮してみる。



三脚の彼は居なくなったが、撮っていた場所が気になり、おなじ場所から1枚撮ってみる。



いろいろ歩き回ったが、塔全体を撮影できる場所はここだけということがわかった。



それでも周囲を散策し、違う角度から撮ってみた。



塔をよく見ると装飾など一切ない極めて珍しい塔である。



人間や塔もそうだが、ズッピンでも美しいということは、元々の質が高いということだ。






天気も良く久しぶりに仏像や塔を堪能した。



いつものように振り返って最後の一枚を。




撮影 平成25年10月27日

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