今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

熊野山 虚空蔵院 石手寺 その2(愛媛県松山市石手2丁目)

2018年02月20日 | 神社・仏閣
熊野山 虚空蔵院 石手寺
四国八十八か所51番札所である

大師堂
かつては壁に正岡子規、夏目漱石ら多くの文化人の落書きが記されていた



額には「遍照金剛」



堂内には空海像



一切経堂



額には「一切経堂」



護摩堂(重要文化財)






境内には多くのお堂があり、当日の記憶も曖昧であり、このお堂も定かではない






額には「知足天」とある



鐘楼(重要文化財)
元弘3年(1333)の建立



袴腰造の美しい鐘楼。だが、袴の部分が何やら賑わっている



三重塔(重要文化財)
鎌倉時代末期の建立。高さは24.1m



私にとっては塔は重要な存在であり、巡礼者の少なくなった時間まで待った



塔の周囲にも色々な物が置かれているため、それを避けると撮影場所が限定される



そういった意味では苦労した



石手寺という寺名の由来がある



話しが長くなるので前段は省略するが
簡単に云うと、生まれた子どもが石を握っていという「衛門三郎再来の伝説」によって石手寺と改められたそうだ



仕合わせの鐘



梵鐘。こちらは誰でも撞くことができる。いい音がした



阿弥陀堂



堂内の仏像



訶梨帝母天堂(重要文化財)
最初見たときに石だらけで酷いことをすると、嫌な思いで素通りしていた



帰り際に見逃した重文のお堂を探しに戻って確認すると、何とこのお堂であった。
現地では石だけに注目していたため、お堂に目がいかなかった。それにしても…



もう一つ、重文の五輪塔があり、地元の人に聞いてもたどり着くことができなかった
この寺にはもう一度、メモ用紙をもって訪れてみたいと思った



撮影 平成29年10月14日


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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規模が大きすぎて… (@ OTETSUDAI)
2018-02-20 19:27:03
昨日のブログでも記しましたが、凄く広い敷地と思います。御堂が幾つもあり住職の任務も大変なものでしょう。このような古い寺院にどのくらいの人が詣でるのでしょうか。
右手に石を持って生まれてきた…まさか母体の結石をとりだしてきたとか…そんなことは無いでしょうネ
失礼しました。
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母親の結石は新説ですね (2014kurumatabi)
2018-02-21 11:09:16
いつもありがとうございます。
境内の広さはそうでもないのですが、国宝や重文も含めて周囲にゴチャゴチャ物があり、個人的な感想でいえばこの寺の魅力を半減させていると感じました。
スッピンでも十分美しい女性に装飾品をたくさん付けさせて、その良さを消しているような感じです。
参拝者は道後温泉も近いことから多いとおもいます。四国巡礼の旅のきっかけを作った「衛門三郎再来の伝説」の寺ですから、価値があるかもしれません。
石手が母親の結石には大笑いさせていただきました。
ありがとうございました。
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