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喜多方発・三島神社太々神楽-2

2008-09-10 11:15:32 | Weblog
蔵の街・喜多方から、昨夜の三島神社太々神楽の続きです。この神楽は9月9日秋の例祭の日に行われます。昼の部も有りますが私は夜行ったので、夜は気温も下がり寒いと思いジャンパーを着て行ったのですが神社は森の中に在りますから22:00ごろは寒かったです。でもなかなか見応えのある神楽です、皆さんも次回は是非ご覧になってください、市内の観光駐車場や観光案内所の女性の職員さんが全員でお出でになり最後までご覧になっていました。

三島神社太々神楽。・・以下喜多方市教育委員会の資料によります。昭和53年福島県重要無形民族文化財に指定されてます。江戸時代元和(げんな)7年(1611)京都吉田神社の卜部家から習得したものと伝えられている出雲流神楽です。福島県では中通り地方に多いのですが、会津地方の例は少ないとされます。12の演目を舞うのですから時間もかかります。2時間30分でした。一人の舞、二人の舞、三人の舞、巫女の舞、稲荷の舞には狐が舞います。そして釣りの舞には漁師とヒョットコがそして納めの舞が剣の舞です。三島神社の神楽の特徴としては県内に流布する出雲神楽とは系統が異なっていることで、舞の巡り方や笛・太鼓、が例を見ない内容を持ってます、このような特徴は新潟方面の出雲神楽との共通点が多く関係が深いと考えられます。

この神楽は上三宮(かみさんみや)地区青年部により伝承されていましたが、今は「上三宮太々神楽保存会」が結成されこの神楽を地区全体で大切に守り伝えられています。

舞は12の演目から構成されており「古事記」や「日本書記」など古来の神話に出てくる神様に扮した演者が「国生み」や「岩と開き」などの話をもとにした舞を披露します。