「市民の風」のMLに「大垣警察市民監視違憲訴訟原告」の近藤ゆり子さんから、「新規感染者をゼロにした台湾の強さは政治をチェックする有権者の力だ」という毎日新聞の記事の紹介が届きました。
日本の現状と比較して、日本に住む皆さんに多くの示唆を与えてくれることと思います。
「政治に無関心」「自分に関係ないからいいや」と離れることが、どういう結果を生むのか、今の日々の日本の現状が教えてくれているのではないでしょうか。
(以下、近藤さんの投稿から引用)
台湾では、4月半ばに「新規コロナウィルス感染確認者ゼロ」となっています。
日本との違いは何か・・・いろいろと(ヤマほど)あるでしょうが、毎日新聞の台北特派員の「日常的な取材や政治学者の話を通じて私が感じた台湾の強さの源は、政治をチェックする有権者の力だ」という言葉には大変説得力があります。
韓国も新規コロナウィルス感染確認者数は1桁になっています。
台湾も韓国も、長い軍事独裁政権をくぐり抜けて民主化を達成しました。
「政治は自分達で動かす、政治をチェックする」ことを身につけた民衆の力が、自然災害の被害を「人災」で拡大させない力として発揮される。
示唆的です。
毎日新聞 政治プレミア 2020年4月20日
麗しの島から
「天才大臣」だけでない台湾の強さとは何か/福岡静哉・台北特派員
SNSでは「日本にも、台湾のように優秀な専門家の大臣がほしい」という嘆きをよく目にする。
しかし参考にすべき点はむしろ、政治を動かす民衆のチェック能力だと思う。
-S.Y-