いよいよ10巻目に突入する機動戦士ガンダムアグレッサー。
自分のTwitterのフォロワーさんが興味を持って読みたいという人が出てきています。
だけど、何処から読んでいいのか分からない人がいます。
そんな人の為に機動戦士ガンダムアグレッサーのプレイバックします。
◆登場人物
地球連邦軍
◆チェイス・スカルガード伍長
機動戦士ガンダムアグレッサー主人公。
ジオン亡命部隊アグレッサーの一員として、RX-80RRレッドライダーを駆りジャブロー周辺に展開するジオン公国軍の部隊と戦っている。
パイロットの腕前だけではなく、身体能力も優れている。
元々はジオン公国軍の若きパイロットで、MS開発の試験パイロットとしてMS教導隊に所属していた。
しかし、尊敬する師であるハインツ・ハイウェイ軍曹がジオンのブリティッシュ作戦におけるスペースノイド虐殺に異を唱え。
キシリア・ザビ配下の親衛隊に処刑される危機がおき、チェイスはハインツを助け追撃部隊の攻撃をかわしつつ。
敗走中のマゼラン級に乗っていたサノ少尉と共にサイド6に向かい、連邦に政治亡命した。
その後は、文字通りのアグレッサー部隊のMSパイロット教官として連邦軍パイロットを育成していた。
後述するミリア・シェルは恋仲であり、後に悲しき結末が待っている。
◆ハインツ・ハイウェイ軍曹
61式戦車に搭乗する、渋い男。
チェイスの恩師とも言うべき人物で、ジオン公国軍の階級は中尉で、そのためチェイスに中尉と言われて訂正するのがしばしば。
シャトルジャック事件で顔を負傷し傷を負い、最愛の息子を失うが、父を失ったチェイスを救う。
「軍人は政府ではなく、民衆に忠誠を誓うべき」 の信念の持ち主で、ジオンのブリティッシュ作戦の虐殺行為に反対し。
親衛隊に命を狙われるが、チェイスに救われ連邦に政治亡命する。
◆サノ・カオリ少尉
日系の連邦軍女性士官。
一週間戦争時に宇宙艦隊に所属しており。チェイスとハイウェイに父の乗ったマゼランが撃沈されている。
最初の出会いで二人が父の乗るマゼラン級を撃沈した事実を知った時は、憎悪を向けて拳銃を突きつけた。
次第に追撃戦で戦ううちに信頼関係が出来ており、9巻目ではチェイスのためなら命をかける事が出来ると言える程に・・・
なお、階級が尉官クラスのためアグレッサー部隊の実質な指揮官である。
サノ少尉はいろいろと酷い目に遭うのが多いため、応援して欲しい。
◆ダグラス・トランブル大尉
アグレッサー部隊の指揮官で、サノ少尉と同じく元ジオン兵ではなく正規の連邦軍人。
自分の上官がエルラン中将で、その煽りもあってか自分の出世の事にしか頭がなく。
軍人としては有能ではないし、そこまで人間的にもいい人ではない。
正直、敵よりも邪魔な味方と言うべき存在である。
◆エルザ
レッドライダーの技術主任で、配属3日目に本来の主任と仲間が戦死している。
新人ではあるが、かなり整備士としては優秀である。
しかし、実はリーア軍の諜報部の人間でありMS製造技術についての諜報活動をしている。
それを知っているのは、チェイスと後述するハングマンしか知らない。
◆ローストン大尉
03中隊の指揮官で、61式戦車に搭乗する。
アグレッサー部隊をよく思っておらず、1巻では馬鹿にしたあげく最終的に乱闘騒ぎになるが。
実際は軍人としては真面目であり、市街地での防衛線を展開した際に、チェイスがドムを足止めをし奮闘した際に・・・・
自分達に大きな助けになった事を感謝し、市街地戦にアグレッサー隊が救援に来た時は部下と共に喜ぶ。
その後、ターニャの件やジャングルに孤立した部隊を救うアグレッサーに弾薬を提供すると言った協力をしている。
◆グレイヴ
レビル将軍信奉者の高官とされる謎の人物、新型MSであるペイルライダー開発計画を進めている。
グレイブ・ファントムを始め、様々な部隊を投入し自分との敵対する高官などを消していき・・・・実行部隊は用済みとあらば消していった。
皮肉にも彼が始めたペイルライダー開発計画は後の悲劇に繋がる源泉ともなる。
◆ターニャ
戦災孤児の少女。
薬物、外科手術などにより身体強化されておりリミッター解除時の一般人が耐えられないような機動性を発揮する事ができるレッドライダーのパイロットにされれいる。
ジオンの襲撃の際にサノ少尉に見つけられ保護され、最終的にはサイド6に向かう事になる。
◆ハングマン
スマイリー・スノーマンの監視役をしていた士官。
敵前逃亡した上官の殺害した過去を持っており、グレイヴの裏事情も知ってかターニャを連れサイド6に政治亡命するエルザの提案に乗る。
書類上ではスマイリーらと共にザクの襲撃を受け戦死した事になり、そのままターニャを連れサイド6へ向かう。
◆スマイリー
民間人の女性と子供を殺害した過去を持つ男で、陸戦型ジムに登場している。
他人をいたぶるのが好きな危険人物で、女性捕虜を拷問し殺害したり薬物漬けにするなどの戦争犯罪行為をしていた。
チェイスはそれに激怒しハングマンから提供されたザクに乗り、スマイリーと戦った。
スマイリーはチェイスの教え子の一人であり、卒業時にチェイスの乗るザクをジムで圧倒した事があった。
しかし、手加減であり実戦ではチェイスに通用せず怒りに燃えたチェイスに命乞いするがそのまま蒸発し死亡した。
◆スノーマン
スマイリーの相棒、こいつもかなり危険人物で人身売買などを行っている。
サノ少尉を人質にしチェイスに襲われるスマイリーを援護するが、サノ少尉に妨害され。
最終的にはサノ少尉を殺害しようとしたが、ハイウェイの狙撃により死亡した。
◆ビギンズ中佐
連邦軍ジャブローに所属する士官。
しかし、この男にはある秘密が。
ジオン公国軍
◆ダガー大尉
ダガー隊の隊長で、機動戦士ガンダムアグレッサーの1話から登場する敵で、グフに登場している。
劇中では3回程チェイスと対決しており、そのたびに部下を失っている。
3回目の戦いで、チェイスに斬り付けられ戦死する。
◆ダイアン・ノイス少佐
23歳の若き親衛隊女性士官、胎内宇宙船被爆により視力を失っておりゴーグル状の義眼を常時つけているが、外すと年相応の美人である。
ニュータイプであり、人の存在や行動を察知できる能力を持ち、MS搭乗時に強く生かされている。
マクシミリアン大尉を尊敬しており、ゴーグルは大尉から与えられた物である。
ハイウェイを拘束するためムサイを訪れるが、ハイウェイはチェイスに助けられ亡命。
サイド6まで追撃するが、チェイス達に翻弄されそのまま逃げられてしまう。
キャリフォルニアベースに赴任した際に、チェイス達の存在を知る事になる。
◆マクシミリアン大尉
グリフォン隊の隊長で、ハイウェイと並ぶ戦術家である。
ハイウェイと同様に、ブリティッシュ作戦では民間人の虐殺に異を唱え、自身を尊敬するダイアンの執り成しで粛清を免れているが昇進が遅くなった。
ジャブローではコウノトリとして配属された娘ミリアをジャブローに送り、ズゴックを駆り死のダンスというフォーメーションでチェイスを苦しめる他。
連邦軍宇宙艦隊施設を破壊する、コウノトリ作戦を展開する。
◆ガーランド
グリフォン隊の隊員。
ジオンを裏切ったチェイスに対し激しい憎悪をぶつけながら、チェイスに対峙する。
マクシミリアン大尉と他の隊員の死のダンスを展開しチェイスを苦しめる。
◆ミリア・シェル
コウノトリ作戦に加わる女性兵士で、マクシミリアン大尉の娘。
ジャブローに潜入し、己の主命を果たすため作戦を遂行するが・・・
アグレッサーの隊舎でチェイスの記録を見る。
ミリアとチェイスは恋仲関係であり、チェイスの記録を見たミリアは深く悩む・・・・
その後、手に入れた情報を手にジャブローを脱出するが・・・・・・
◆ヴォルフガング
狩人部隊の隊長で、チェイス同様MSパイロットでチェイスの教官を務めていた。
MS技量でも優れ、チェイスの教官らしくその上を行く。
前作、機動戦士ガンダム黒衣の狩人の主人公であり、彼のその後はそちらを参照されたし。
◆登場兵器
地球連邦軍
RX-80RRレッドライダー
RX-75ガンタンク
RGM-79ジム
RGM-79[G]陸戦型ジム
61式戦車
ワッパ
大口径バルカン砲重装甲車
ホバートラック
マゼラン級戦艦
サラミス級巡洋艦
など
ジオン公国軍
MS-05ザクⅠ
MS-06J陸戦型ザクⅡ
MS-06C初期型ザクⅡ
MS-06S指揮型ザクⅡ
MS-06SザクⅡヴォルフガングカスタム
MS-06SザクⅡ親衛隊仕様
MS-07Bグフ
MS-09ドム
MSM-07ズゴック
MSM-03ゴック
ユーコン級
ガウ攻撃空母
ムサイ級巡洋艦
ドップ
マゼラアタック
など
◆各巻ギャラリー
◆1巻
・元ジオン兵亡命部隊
・敵に利用される民間人
・戦場の医療問題
◆2巻
・市街地戦
・故郷に残した娘
・戦場の奇跡
◆3巻
・戦争犯罪
・戦災孤児の軍事利用
・政治亡命
◆4巻
・孤立した友軍
・かつての仲間との死の対決
・救助するアグレッサー
◆5巻
・仲間の死
・コウノトリ潜入
・チェイスの過去
◆6巻
・政治亡命
・黒衣の狩人
・敵との共闘戦
◆7巻
・はめられたアグレッサー
・始まるジャブロー戦
・降臨する親衛隊女
◆8巻
・最愛の人の死
・強敵との決着
・動き出す計画
◆9巻
・リーア軍の策謀
・ジャブロー戦の終焉
・計画へのカウントダウン