マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第20話 実務研修

2016-09-13 23:18:03 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
【西暦2021年3月2日 月面クラビウス基地機種転換センター】

ラウラ達候補生は教官らから実戦部隊で実務研修するように告げられた。

実戦部隊で実務研修するように言われたラウラ達は動揺した。
卒業する前に実戦部隊に行かされ、可変戦闘機パイロットとして働く・・・
まだ心の準備ができておらず、上手くやれそうか不安

いきなり実務研修しろと言われても困る・・・・・

バルリング中尉「ラウラ・ベルタリア曹長!」

ラウラ「はっはい」

バルリング中尉「第125月面防空飛行隊に一週間実務研修を命ずる」

ラウラ「りょ、了解しました」

戸惑っているラウラを他所に事態は次のステップに進んでいた。

第125月面防空飛行隊と呼ばれる部隊・・・
正式名称はオデュッセウス中隊と呼ばれる部隊にラウラが実務研修先と決まった

比較的にゼントラーディ人の隊員が多い部隊として知られ・・・
部隊全体の実力主義としては、平均値より少し高く・・・・
機体はVFー5000スターミラージュを装備と、環境も優れていた

ただ

メリル「ラウラいきなり決まったのか」 

ラウラ「第125月面防空飛行隊・・・・」

メリル「オデュッセウス中隊・・・比較的に最前線に近いね.、話によると隊長はゼントラーディ人らしいけど」

月面や近海に出没するはぐれゼントラーディや反統合組織との戦闘が多く
隊員の入れ替えが激しい事で知られていた。

比較的に平和な海の月面圏だが、オデュッセウス中隊などの一部の部隊は・・・
月面に潜むはぐれゼントラーディや反統合組織との激闘を繰り広げている
稀にクラビウスシティー市内でも、反統合組織や不穏ゼントラーディ人が決起し
新統合宇宙軍陸戦隊や統合警察.特別機動隊が出動している

ようやく訓練生一人一人に実務研修先が伝えられ、いよいよ現場に向かうが

ラウラ「わ.私一人?」

カゴメ「そうなったみたい」

ラウラ「そんな馬鹿な事って」

第125月面防空飛行隊に行くのはラウラ一人であった

あまりにも理不尽な扱いにラウラはカゴメに泣きつくような表情を見せるが・・・
カゴメ自身上が決めた事なのでラウラに泣きつかれようがどうしようもできない

とは言え、ラウラにはきちんと巣立ってもらいたいので

カゴメ「大丈夫、ラウラならできるわ」

とラウラを優しく励ますように、送り出そうとしていた。

カゴメに励まされたラウラは照れながら、実務研修を頑張ろうと思い・・・
一人でもやり切りろうと意識を改めた
とは言え、まだ不安があるので今の所なんとも言えないが・・・・

桐原少佐「出発は明日の午前中、本日は特別休暇とする以上」

今日の授業は特別休暇となり、現時点を持って解散した

ラウラは明日に備えて、今日は久しぶりに出かけようかと思った・・・
常日頃可変戦闘機パイロットになるために娯楽を忘れる事が多く・・・・
娯楽と言えば自室で軍事研究本やスマホでミリタリーチャンネルを見るのが日課

そんなラウラに訪れた実務研修前の特別休暇・・・・

解散するとすぐに当日制の外出許可証をもらいにいった

ラウラ「時間は少ないけど、楽しめる分は楽しむか」

外出許可証をもらったラウラはクラビウス基地を出てクラビウスシティーに来た

今回の休暇は一日だけなので、基地周辺で済ませようと思っており・・・・
基地のPXで呼んだフードブックに書いてあったハンバーガー屋でも行こうと
考えていたが、魅力的な飲食店が多いため未定である

ラウラ「いよいよ明日なのか」

休暇を楽しく過ごそうと思ったラウラであったが・・・
明日の実務研修の事が頭にこびりついており・・・
純粋に趣味を満喫していいのかと考えてしまった

実務研修とは言え、現役の可変戦闘機パイロットの勤務する・・・
実戦部隊に配属される事と同じであり・・・・

戦闘が発生した場合、敵対勢力構成員の殺傷や・・・
自分自身の戦死傷の可能性もありえるリアルな現場

ゼントラーディ軍兵士として、新統合軍海兵隊として
様々な修羅場を潜り抜けてきた自分自身が底知れぬ恐怖に襲われてる
ここまで怯えるような事は初めてだ・・・・・・

ラウラはガタガタ震えながらクラビウス基地のゲートの外を出た

ラウラ「はぁ・・・・・・・」

基地の外へ出たラウラは適当なカフェで紅茶を飲んでいた。

お茶を飲んだ途端、気分が落ち着き・・・
今のラウラは基地を出る時よりかなり落ち着いている

これも可変戦闘機パイロットになるための試練
この試練を潜り抜けたら一人前の可変戦闘機パイロットに近づく
ラウラはお茶を飲みながら今後の事について考えてみた

ラウラ「さてと情報収集に・・・・・・・へっ」

情報収集しようと新聞を手に取ったラウラだが・・・・
新聞の一面を見て驚いた。

あのミリアがゼネラル・ギャラクシー社の最新鋭機・・・
VFーXー10のテストパイロットをやっている・・・
記事に書いてあった

ダンシング・スカルについては軍事機密のため
公開はされていないが・・・・・

最新鋭機の試作機のパイロットになる事が記載されている

ラウラ「なんだろう・・・・この気持ち・・・・負けた気が・・・・」

記事を見たラウラは底知れぬ敗北感に襲われた

授業で話を聞いてたが、ミリアは夫のマックスと共に・・
独立遊撃隊ラブバード(ダンシング・スカルの表向きの顔)として・・・
数々の戦線で多大な戦果をあげていると・・・・

チタニウム章やロイ・フォッカー章を受章し・・・・
新統合軍内での名声が高い・・・・

負けた・・・・・

新聞の記事を見たラウラの感情は負け一色であった

星村絵里「なるほど・・・・ミリアがテストパイロットと知って敗北感に襲われたか・・・ふ~ん」

ラウラ「わっ・・・・・なんでここにいる?」

星村絵里「任務だからだよ、偶然・・・ラウラ見かけたからさ・・・冷やかしに」

ラウラ「い・・・嫌な女だ」

そんなラウラに追い打ちをかけるように・・・
新統合軍の制服姿の絵里が副官であるミアンを引き連れ現れた。

クラビウス基地内に絵里が来てると思ってなかったラウラは驚いたが
任務のために訪れていると聞くと、一応の納得はした
半面、ご都合主義的なので・・・うまく出来すぎていると疑ったが・・・・

そんなラウラの事情は知らず・・絵里は席に座るなり・・・・

星村絵里「久しぶりだし、お喋りしようか・・・ここの食事おごるからさ」

ラウラ「いいよ、別に・・・・」

星村絵里「これは上官命令」

ラウラ「けっ」

お喋りしようかと言ってきた。

何を言っているんだこいつ?と思いながらラウラは絵里と副官を見るが・・
飯を奢ってくれると言ってたので、大人しく従う事にした
 
絵里は副官ミアンと共にハンバーガーとポテト.コーラを頼み・・・・
ラウラにはクラビウス月面ピザと月面ルナコーラを頼んだ。
ピザを食べるのは初めてなラウラはピザと言うのが分からず・・
疑心暗鬼な表情でピザを来るのを待っていた

しばらくして、ピザが運ばれてくると・・・・

星村絵里「召し上がれ、クラビウスのピザは美味しいから」

ラウラ「ありがとう、何でも知ってるんだな」

星村絵里「まぁね、仕事でよく来るし」

ラウラ「なるほど......美味しい」

美味しそうな匂いに惹かれ、ラウラの表情が和らいだ。
ピザの味はすぐラウラに受け入れられ、美味しそうに食べた。
コーラの相性もよく、ピザはラウラの中で合格点

1つ目のクラビウス月面ピザを食べ終えるともう一枚頼んだ

ラウラ「とても、美味しい明日の実務研修出来そう」

星村絵里「実務研修?」

ラウラ「明日から実務研修、実戦部隊に実務研修するんだ」

星村絵里「へぇクラビウス基地はそんな事をしているんだ」

ラウラ「ん?アポロ基地ではしないの?」

星村絵里「アポロ基地の機種転換センターはそんなプログラムはないって」

二枚目のピザを美味しく食べている中・・・・
ラウラは明日の実務研修を言及すると絵里とミアンは驚いた
月面アポロ基地の機種転換センターでは実務研修が行われておらず
卒業してから初めて可変戦闘機部隊に配属し現場を知るのが一般的だった

クラビウス基地の機種転換センターが可変戦闘機部隊に実務研修を行う・・・・
絵里とミアンからしたらありえない話だった

ミアン「ベルタリア曹長、何処の部隊で研修を行うのですか?」

ラウラ「第125月面防空飛行隊」

星村絵里「オデュッセウス中隊、あの部隊・・・今掃討任務中よ」

ラウラ「えっ!?」

星村絵里「これは・・・」

ミアン「悲惨ですね」

更にラウラが行く先の第125月面防空飛行隊に触れると
現在、はぐれゼントラーディや反統合勢力の掃討任務中であり
絵里とミアンから伝えられると、ラウラは驚いた・・・・

二人の反応を見るに、実務研修先の現場はかなり過酷なようだ

星村絵里「可哀想に後数日で宇宙のお星様に」

ラウラ「何それ喧嘩売ってるの?」

ミアン「まぁまぁオデュッセウス中隊の隊員はいい人ばかりなので」

星村絵里「そーゆーことだ」

過酷な現場に実務研修に行くラウラにミリアが冷やかし・・・
気に触ったラウラが少しキレ気味になった

オデュッセウス中隊はいい隊員ばかりだとミアンは場を和ませようとするが
ラウラと絵里の火花は収まるどころか、更に激しさを増すばかりだった
しばらく激しさを増していったが、絵里が少しふっと笑うと・・・

星村絵里「まぁ変わったラウラなら、なんとかなりそうね」

ラウラ「ん?」

星村絵里「頭のヘアピン、少しは地球流を覚えたらしいね」

ラウラ「は?」

星村絵里「生物兵器から人間になるなんてロマンチックなんでしょうね」

とラウラを励ます方向に転換した。

絵里はラウラがヘアピンをつけている事に気がついた。

ゼントラーディ人であり、つい最近マイクローン化し・・・・
可変戦闘機パイロット候補生になった、ラウラが何も理由もなくヘアピンをつけている・・
ヘアピンをつけている事はゼントラーディ軍時代のラウラと変わった

つまり、ラウラに大きな変化が出た証拠

そうした事から、実務研修に行く事になったラウラを励まし・・・
背中を押そうと考えた

ラウラ「なんの冗談ですかね?さっきまではからかってたのに」

星村絵里「どうしてかね〜、とりあえず大丈夫だから頑張れ」

ラウラ「何が大丈夫なんですか?」

星村絵里「教えな〜い」

ラウラ「何が教えないだ!コラッ!」

ラウラは絵里の態度の豹変に疑い、ジト目で見つめるが絵里は適当に対応した

適当に対応されてしまったラウラは不満げな表情を浮かべたが・・:
絵里の励ましの言葉は別に悪い気がしなかった。

むしろ、ありがたい

まず絵里に言われた宇宙の星には絶対ならない。
生き延びて可変戦闘機パイロットでもエースになってやる。

そう意気込んだラウラは、ピザとコーラを食べ飲み席を立ち

ラウラ「私は絶対になりませんから、必ずエースになりますから。じゃっ」

星村絵里「お・・おう」

ミアン「行ってしまいましたね。副隊長」

星村絵里「うむ、あの調子だと確実に大丈夫だな」

ミアン「ですね」

絵里に自身の意気込み、そのまま何処かに行ってしまう

ラウラの意気込む姿を見た絵里は、改めて死ぬことなくやり遂げると思った
あの元気と意気込みを見たら、宇宙のお星様にはならないし・・・
敵と遭遇しても難なく戦果をあげそう・・・・

ミアンと会話しながら絵里はそう思った

星村絵里「さて会計終えて、私達も仕事に戻りますか」

ミアン「はい」

星村絵里「伝票を・・・・・げっ」

ミアン「どうしたんですか?」

星村絵里「あいつ、こんなに高い物を・・・・」

満足した絵里であったが、伝票見て驚いた

自分達は対して使ってなかったが、ラウラのせいで額が高額に
そこまで使ってなかったのに、ラウラのせいで・・・・
出世したら高額な物を奢らせてやる・・・・

絵里は高額に使ったラウラに怒りながらレジに行き・・・
会計を済ませると、ミアン従わせて任務地に向かった
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第19話 翌日

2016-09-13 22:17:35 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
ラウラと大樹の出会った翌日

いつも通りラウラの日常は始まった

一睡してから不思議な感覚は治まり普段通りに過ごせそう
起床時間の5分前に起きたラウラはベッドのシーツを畳み・・・
運動服を着て、外へ出た。

朝の点呼を終えると、ラウラは訓練生と共に朝のランニングを行った

メリル「おはよう、ラウラ。いつもよりペースが落ちているぞ」

ラウラ「おはよう・・・ん?ペースが落ちている?」

メリル「後でペース確認したら分かるよ・・・・じゃっお先」

ラウラ「お.おい」

いつも通りラウラが走っていると、メリルが並走してきた。

並走してきたメリルからペースが落ちていると言われ・・・・・
ラウラはそのまま追い抜かれてしまい、メリルの後を走る形になった

ペースが落ちている・・・・・
いつもならメリルに先を越されるような事はなかった。

ラウラ「おかしい、いつもならメリルが後ろにいるはずなのに・・・・なんで」

いつもと違う異常事態にラウラは混乱してしまい・・・・
後ろを走っていた別の候補生にもどんどん抜かれてしまう

ラウラは更に混乱してしまった。

こんなの自分ではない・・・・
このような事があっていいはずがない
今起きている事を頭の中で必死に否定し
現実逃避してしまった。

カゴメ「ラウラどうしたのかしら?」

教官として一緒に走っているカゴメは
いつもと調子がおかしいラウラを心配した

運動神経は比較的にいいラウラが結構遅めで走っている

それだけじゃない、表情的にラウラらしくない
そう思ったカゴメはペースを早くしラウラに近づいた

カゴメ「ラウラ大丈夫?」

ラウラ「ありがとうカゴメ・・・・なんでないから」

カゴメ「なんでもなくないのは、無意識な嘘。何か不安事あるんでしょ」

ラウラ「無意識な嘘・・・・」

カゴメ「朝食と昼食の時に相談に乗るから話して何があったのか」

近づいてきたカゴメに大丈夫かと心配されたラウラは・・・
なんでもないと、心配させないように特に問題ないと装った

しかし

以前あったカゴメの教え子の件の事と似ており・・・・
ラウラはカゴメから不安がないのは嘘と見抜かれてしまった。

見抜かれてしまったラウラはカゴメから相談に乗ると言われので
朝食と昼食の時に正直な事を話そうと思った

朝食・・・・

ラウラ「実は昨日の夜にある男性に出会ったんですね」

カゴメ「だ・・・・・・男性、誰よ」

ラウラ「アンサーズ中隊の副隊長・・・・・吉野大樹大尉」

カゴメ「ぶっ・・・・・・よ・・・吉野大尉ですって!?」

ラウラは昨日の夜に大樹に出会った事を話した

話を聞いたカゴメは青ざめた顔をしながら、聞いていたが・・・・
大樹に出会ったと言うラウラの言葉を聞くと、大声をあげて驚いてしまった

元々カゴメは茂人と共に教官として将来的にアンサーズ中隊に配属させる為に
訓練生であるラウラを育てるために機種転換センターに勤務しており
ラウラが卒業したら元のアルタミラのオペレーターに戻る予定である

そのラウラが配属予定の副隊長である大樹に出会った

カゴメは思わず、頭を抱えてしまう

ラウラ「なんと言うか、大樹の事を考えるとなんとも言えない不思議な」

カゴメ「大樹ですって!?上官に敬語を使うラウラが、上官である吉野大尉に大樹」

ラウラ「呼んでくれって」

カゴメ「あはははは...............そう」

ラウラは大樹に対しての気持ちをカゴメに話すが・・・・・・

普段のラウラなら言わないような上官である大樹に対しての呼び捨て・・・・
更に親しい仲で呼ぶような下の名前で呼んだりと

完全にラウラは大樹に一目惚れして恋に落ちた

カゴメは更に頭を抱えてしまった

ラウラ「私は何か異常でも起こしたんですか・・・・・」

カゴメ「それは恋よ」

ラウラ「えっ!?」

カゴメ「それは恋よ、貴女.吉野大尉の事を好きになったのね」

何か異常があるのではないかと訴えたラウラだったが・・・・
カゴメはラウラが大樹に恋をしているのではないかと、伝えた

恋と言われラウラは戸惑った・・・・・・

ゼントラーディ人であるラウラは恋なんてものはしらない。
大樹の事を好きになったとカゴメは言うが意味が分からず・・・・
ますます困惑してまった。

ラウラ「意味が分からない・・・・」

カゴメ「意味が分からないっか、まぁいずれ分かると思うわよ」

ラウラ「いずれですか・・・・」

ラウラは思わず恋の意味や好きと言う事が分からないと言った

カゴメはいずれ分かると言ったが、ラウラはそのいずれが分からない
恋とはなんだ?好きと言うのはなんだ?それが解決してないし
心のもやもやが解消されていない、非常に不快な気分・・・・・・

こうして何も解決できないまま朝食を終え・・・・
そのまま授業を受ける事になった

その頃

吉野大樹「はぁ」

ロザ「どうかしたんですか?副隊長?」 
新統合宇宙軍.ロザ・べサーズ准尉

吉野大樹「ちょっとな」

第3小隊と打ち合わせしていた大樹は打ち合わせの最中に何回もため息を吐いた

隣にいたゼントラーディ人で第3小隊隊員のロザから心配される程であり
大樹の表情は何処か暗く、第3小隊の打ち合わせの進みが悪かった 
第3小隊の隊長あるエミリーが大樹に・・・・・

エミリー「もしかして恋の悩みですか?」

吉野大樹「!?バカ言え!そんなわけないだろ!!」

エミリー「本当かな〜そうには見えないけど〜」

恋の悩みですかとストレートに質問をした

エミリーからの質問に大樹は顔を赤くし、ロザら隊員はクスッと笑った
顔を赤くした大樹は怒りながら否定するが、エミリーは笑いながら煽る

これ以上煽られるのを嫌がった大樹は・・・・

吉野大樹「昨日、出かけたら喧嘩があってな・・・・・」

エミリー「喧嘩ですか?」

吉野大樹「正確には一人の女性士官が酔っ払いを止めてたんだ」

エミリー「どんな女性?」

吉野大樹「青いショートカットの女性ゼントラーディ人だよ、見た目からして勝気そうな性格の」

エミリーら第3小隊の面々に事の顛末を話した。

バーで暴れる酔っ払いを止めようとしていたラウラの事・・・・・
2人の男性兵士相手に女性一人で対峙するのは卑怯だと感じ・・・・
一人で酔っ払い兵士二人と戦おうとするラウラに加勢し・・・

その後、ラウラから食事の誘いを受けたのでのって・・・・
食事しながらいろいろ会話した事を話した

エミリー「これはこれは中々面白い話だわ」

ロザ「ホントホント、しかも酔っ払い二人相手に立ち向かうなんて同じゼントラーディ人として誇らしいわ」

大樹が話すラウラの人物像にエミリーとロザは好意的に受け止めた

特にロザはラウラと同じゼントラーディ人であり・・・・
同胞が勇敢に活躍していると聞くと自分の事のように誇らしく思った

曹涼やロバートら男性隊員らもラウラの活躍を聞いて感心しており・・・・
度胸のある勇敢な兵士と称した・・・・
話は更に進み、ラウラに関する詳細を話す・・・・・

吉野大樹「ラウラ・ベルタリア曹長、機種転換センターの訓練生・・・・勉強熱心な娘だよ」

エミリー「それでそれで?」

吉野大樹「夢も一杯で真っすぐな娘、もしうちの部隊にいたらどれほど頼もしいか・・・まぁ必ずしも来るわけではねぇけど」

エミリー「へぇ一目でそう思っちゃうんだ・・・副隊長殿は・・・・」

吉野大樹「そんな印象だったからよ、相棒としていてくれたら頼もしそうだったし」

エミリー「恋愛関係は?」

吉野大樹「・・・・・そんなわけないだろ・・・・・」

ラウラに関する事をある程度喋った大樹だったが・・・・・

二人の関係がそれだけではないと思ったエミリーは軽く追及される・・・

追及に対し大樹は第一印象的にラウラは相棒として・・・・・
部隊にいれば頼もしいといい・・・・・
特に恋愛関係ではないと、ラウラに恋をしている事を否定した

ロザなどの他の面々は納得したが・・・・
エミリーは大樹のあるしぐさを見逃さなかった

否定する前に少しだけ間が生じた・・・・

間が生じた事によりエミリーは大樹の本音を悟り・・・・

エミリー「確かにそうですね、ベルタリア曹長が我が隊に配属されたら頼もしいですね」

吉野大樹「あぁ可能であればうちに・・・・」

エミリー「副隊長の第一小隊に丁度よく空きありますからね・・・・・」

吉野大樹「・・・・言うな、下心はない」

納得したふりをして、大樹を煽る

エミリーに煽られた大樹は平静を装って下心を否定した
平静を装っていたものの本当は下心があった・・・・
上官である茂人に訓練生のラウラ・ベルタリアを引き抜けないかと進言したいが

周りから変な目で見られそうなので我慢するしかなかった

それからしばらく機種転換センター

白川提督「桐原君、元気にしているかね」

桐原少佐「提督、はい私は元気に教育しております」

白川提督「そうか、元気そうでよかった。ではエスコート頼むよ」

お昼近く、白川提督が秘書士官のメロディを引き連れ視察に来た

茂人とカゴメの二人は白川提督らを出迎えると施設内を案内し・・・
食堂で候補生と共にランチし、いろいろ会話し交流・・・
すべてのエリアを視察を終えると、会議室に入った。

会議室に入ると・・・・・

メロディ「少佐、提督が提案する今後のスケジュールです」

桐原少佐「ありがとう」

秘書士官のメロディが茂人に資料を手渡した。

資料を受け取った茂人はさっそく中身を拝見した

中身を見ると機種転換センターの候補生の実働部隊研修と書かれており
候補生を可変戦闘機部隊を実務研修させると言う内容であり・・・・・
それが終われば候補生たちは晴れて卒業し実戦部隊に配属と言うものであった

ただ茂人はある懸念があった

桐原少佐「実働部隊となると、基地防衛の防衛航宙団の部隊ですか?」

白川提督「当たり前だ、移民船団や機動艦隊の部隊に研修出す事はない」

桐原少佐「なるほど、ただ・・・・実働部隊となると戦闘が起きる可能性があります。それに関しては・・・・」

白川提督「どの道、やる運命だ。研修でもきっちりやってもらう」

実戦部隊の研修における戦闘の懸念・・・・・

つまりまだ卒業してない候補生を最前線に出す事を意味する研修では・・・
戦死したり、よくて負傷する可能性があった。

茂人的にも正直、乗り気ではない危なすぎる・・・・・
もし戦死するような事態があれば、折角ここまで育てた意味がない・・・
と考えていた・・・・・

そんな茂人の気持ちを余所に白川提督はどの道やってもらう事だと言った。

卒業すれば実戦部隊に配属され、戦死傷はありえる話・・・
新兵だろうと機種転換の候補生だろうと無差別にやってもらう

と白川提督は考えていた・・・・・

桐原少佐「本気ですか?」

白川提督「私は本気だよ、彼ら彼女らにも軍人としての覚悟はあるだろうし。桐原くん、賛同してくれるね?」

桐原少佐「センター長はこの件を承知しているのですか?」

白川提督「ギンヌメールくん」

メロディ「既に先刻、センター長の了承を得ました。各教官は今日の夜、候補生一同には明日告示される予定です」

茂人は白川提督の考えに反発したが・・・・
白川提督は軍人としての覚悟と茂人に言い・・・・
渋々、納得せざる終えなかった・・・・

更に白川提督は機種転換センターのセンター長にも根回しをしており
今日の夜に茂人やカゴメ以外の教官、明日にはラウラたち訓練生に告示される予定・・

カゴメ「流石は提督根回しは早いですね。」

白川提督「候補生には立派な可変戦闘機パイロットになってもらう、私が手配したラウラ・ベルタリア曹長は特にな。」

桐原少佐「なるほど、まったく相変わらず無茶苦茶な提督だな」

今回の研修でラウラを一気に可変戦闘機パイロットとして使えるようにし・・・・
茂人率いるアンサーズ中隊に配属できる即戦力になってもらう。
そうした理由で白川提督は機種転換センターの候補生の実働部隊研修を考案した

白川提督の考えを知った茂人は無茶苦茶だと、呆れてしまうが・・・
ラウラに現場の味を知ってもらうべく、実働部隊研修に賛同した

そして翌日
実働部隊研修告示の時がやってきた
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うますぎWAVE サラがティターンズに入る職業は何?・・・・・・・・Qハンバーガーショップの店員。

2016-09-13 20:30:35 | 日記
ぐぁぁぁぁアルトとルカで編成したバーミリオン小隊が使徒の攻撃で全滅した!
と叫んでいる長田義家です。

今月は体育祭があり張り切っているところです。
しかし既存のSSの材料に加えた新規追加シーンと追加エピソードのネタが思いつきません。
戦闘シーンが思いつかずスーパーロボット大戦OGジ・インスペクターのアニメ版を見て考えています。
マクロスのSSなのに中身はスパロボかよと・・・・・・思いの方はそうですが。
外装はマクロス、中身はスパロボのマクロスの二次創作をやっているのだ!!

となわけで本題に入りましょう。

今週も当然のようにうますぎWAVEを聴きました。
今回は新人ロボットもいもいの由来ですが、フィンランドから由来するそうです。
なんかフィンランドっぽい顔つきじゃないのに・・・・・・・・ムーミンみたいなもんか・・・

はっけいよいピーマン!
やっちゃーまん!

なんですかその4コマ?
いえなんでもないです。

そして肝心のもいもいさんは・・・・・・・・・・・(新人)になりました。

今週を楽しみました。

さてスパロボ天獄編を買うぞ、ガムリンのBGMは炎の転校生できまりん木崎。
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