ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
桐原は指定されたエリアでのシェルター捜索のための護衛につく。
自身とウォルターとVA-2とVA-3の混成部隊、友軍機であるヌージャデル・ガーと共にヘリの護衛を務める事になる。
もっとも生存者が見つかると言う保証はないが・・・・・・・
だが生きている可能性があり、見過ごしに出来るわけではない・・・・・
それに各地には大勢の統合軍将兵や民間人が戦地に赴いている。
これ以上戦闘力がなく戦い続けるのは厳しい、出来る限り生きている人を助け戦争を終わらして復興をしなくてはならない。
じゃなければ人類が滅ぶ・・・・・・・・・
そうでない場合でも復興は厳しいだろうが・・・・・・・
人類が滅ぶよりマシである。
1時間程飛行していると・・・・・・・・
「こちらエンゼルキャット1.そろそそポイントのエリアだ、ヘリを着陸させる。護衛チームは上空警戒、バルキリー1機は瓦礫を外す事を手伝ってもらいたい。」
桐原中尉「それだったら俺がやります。」
「そうですか・・・・・・・では頼みます。」
桐原中尉「ウォルター上空警護頼むぞ。」
ウォルター「了解。」
目標ポイントに到達し、救助活動が開始される。
救助部隊の兵士はシェルターのある部分をセンサーで探す・・・・・・・・
一件瓦礫の中で見つかりにくいが・・・・・・・
「大尉、センサーに反応シェルターです。それに生命反応ありです。」
「よし中尉頼むぞ。」
桐原中尉「分かった。」
生命反応と金属反応が同時に探知し発見できるのですぐに発見できる。
桐原は救出部隊長からの指示で弱めの威力のレーザーで若干焼き瓦礫を除去する。
するとドアらしき物が見つかり、救出部隊の兵士がレーザーでドアを焼く。
「よし開けるぞ。」
兵士達はレーザーで引き開ける。
すると・・・・・・・
「救助が来たのか?」
「やっと助けに来たのね?」
中には大勢の避難民がいた。
統合軍の将校はいるが、やはり民間人が多い。
酷く怯えている者や救助され安堵した者など様々な表情をする人たちが多い。
救助部隊の兵士は・・・
「ここには何人いますか?」
シェルターに避難している人達に生存者はどのくらいいるか問う。
多くの人はそれぞれ把握してなかったようだが・・・・・・・
一人の警察官が前に出て・・・・・
「合計349名います。」
「349名!?2機数が足りんぞ。」
と生存者の人数を言う、合計349名。
生存者の数の多さに驚く救助部隊の兵士。
それもしょうがない、救助のために動員したCH-47チヌークの搭乗人数は乗員5名を除いて48名。
救助のために使用したチヌークの数は5機。
計算すると・・・・・・・・2機足りない・・・・
「どうします?応援頼みますか?」
「馬鹿を言え、他のエリアの救出にも使われているんだぞ。地球が壊滅した今、贅沢は言えん。かと言って過度に乗員を乗せる事はできない。」
応援頼もうにも数が少ない・・・・・・・240名は最初に助けられるが・・・・・・・・・
残りの100名は救助できない、軍属や警官は合計65名で残ると決意してくれるだろうが・・・・・・
35名以上は納得してくれる可能性は軍属や警官よりも低い・・・・・・・・・
どう説得すればいいのやら・・・・・・・・・・・・
「数が足りないので・・・・・・子供や老人を最優先にして南米方面軍司令部まで運びます。2時間ほどお待ちください。」
「ふざけるな!!危険が残っているじゃないか、わざわざ残るなんて危険な事ができるかよ!!」
「そうだ!!そうだ!!」
正直に話して見るも・・・・・・
抗議の声が上がってしまう・・・・・・・
どうしようも出来ずに困ってしまう救助部隊の兵士達・・・・・・・
「どうします隊長?」
「えぇぇい、子供や老人を先に乗せろ!軍が横暴と言うなら文句は後だ直ぐ様チヌークに乗せるんだ!!」
「了解。」
隊長は苦渋の決断を下す。
子供と老人を最優先に乗せる事を決めた。
救助の兵士が親子連れと老人を順番にチヌークに乗せ始める。
抗議の声は酷くなるが救助部隊の兵士は気にしないでどんどんヘリに乗せていく。
「救助の方々、俺達第89警備小隊はこのまま残りの人達を護衛する。民間人を頼んだぞ。」
「あぁ任せてください。」
救助のヘリは離陸の準備が出来、護衛部隊も離陸の準備が完了した。
だが・・・・・ヘリが足りないために大勢の民間人を恐怖の中に取り残してしまう・・・・・
それを見ていた桐原は・・・・・・・・・
桐原中尉「俺がここで残りの民間人を防衛する。」
「いいのか?」
桐原中尉「部下をつけます、俺が一人で守ります。」
ウォルター「隊長自分も・・・・・・・・」
桐原中尉「ウォルターは民間人を守れ・・・・・・・・2時間ぐらいの間だが・・・・・・・きちんと守って見せる・・・・・無茶で馬鹿野郎だが・・・・・・・・頼んだぞ。」
ウォルター「隊長・・・・・・・・」
周囲に護衛として残ると発言する。
ウォルターは残ろうと言うが、桐原に止められる・・・・・・・
無茶で馬鹿野郎と言おうとしたが・・・・・・それは桐原も分かっているのか・・・・・
それは分かっているような事を言う・・・・・・
桐原の決意を聞いたウォルターは黙って敬礼をし、ヘリの護衛にまわる・・・・・・・・・・・
桐原中尉「頼んだぞウォルター、数多くの人命の命はお前にかかっている。」
桐原も飛び上がる避難民を載せた輸送ヘリを見ながら敬礼する。
どんな過酷な環境下でも残りの民間人を守らなくてはならない。
例え自分が死のうともなんだろうと...........
戦争は武力だけで戦っているのではない、生き残るための戦術を用いた生存戦争もある。
出切る限り的に見つからないようにしないといけない、救助が来るまでは..........
なんとしても..........
桐原は指定されたエリアでのシェルター捜索のための護衛につく。
自身とウォルターとVA-2とVA-3の混成部隊、友軍機であるヌージャデル・ガーと共にヘリの護衛を務める事になる。
もっとも生存者が見つかると言う保証はないが・・・・・・・
だが生きている可能性があり、見過ごしに出来るわけではない・・・・・
それに各地には大勢の統合軍将兵や民間人が戦地に赴いている。
これ以上戦闘力がなく戦い続けるのは厳しい、出来る限り生きている人を助け戦争を終わらして復興をしなくてはならない。
じゃなければ人類が滅ぶ・・・・・・・・・
そうでない場合でも復興は厳しいだろうが・・・・・・・
人類が滅ぶよりマシである。
1時間程飛行していると・・・・・・・・
「こちらエンゼルキャット1.そろそそポイントのエリアだ、ヘリを着陸させる。護衛チームは上空警戒、バルキリー1機は瓦礫を外す事を手伝ってもらいたい。」
桐原中尉「それだったら俺がやります。」
「そうですか・・・・・・・では頼みます。」
桐原中尉「ウォルター上空警護頼むぞ。」
ウォルター「了解。」
目標ポイントに到達し、救助活動が開始される。
救助部隊の兵士はシェルターのある部分をセンサーで探す・・・・・・・・
一件瓦礫の中で見つかりにくいが・・・・・・・
「大尉、センサーに反応シェルターです。それに生命反応ありです。」
「よし中尉頼むぞ。」
桐原中尉「分かった。」
生命反応と金属反応が同時に探知し発見できるのですぐに発見できる。
桐原は救出部隊長からの指示で弱めの威力のレーザーで若干焼き瓦礫を除去する。
するとドアらしき物が見つかり、救出部隊の兵士がレーザーでドアを焼く。
「よし開けるぞ。」
兵士達はレーザーで引き開ける。
すると・・・・・・・
「救助が来たのか?」
「やっと助けに来たのね?」
中には大勢の避難民がいた。
統合軍の将校はいるが、やはり民間人が多い。
酷く怯えている者や救助され安堵した者など様々な表情をする人たちが多い。
救助部隊の兵士は・・・
「ここには何人いますか?」
シェルターに避難している人達に生存者はどのくらいいるか問う。
多くの人はそれぞれ把握してなかったようだが・・・・・・・
一人の警察官が前に出て・・・・・
「合計349名います。」
「349名!?2機数が足りんぞ。」
と生存者の人数を言う、合計349名。
生存者の数の多さに驚く救助部隊の兵士。
それもしょうがない、救助のために動員したCH-47チヌークの搭乗人数は乗員5名を除いて48名。
救助のために使用したチヌークの数は5機。
計算すると・・・・・・・・2機足りない・・・・
「どうします?応援頼みますか?」
「馬鹿を言え、他のエリアの救出にも使われているんだぞ。地球が壊滅した今、贅沢は言えん。かと言って過度に乗員を乗せる事はできない。」
応援頼もうにも数が少ない・・・・・・・240名は最初に助けられるが・・・・・・・・・
残りの100名は救助できない、軍属や警官は合計65名で残ると決意してくれるだろうが・・・・・・
35名以上は納得してくれる可能性は軍属や警官よりも低い・・・・・・・・・
どう説得すればいいのやら・・・・・・・・・・・・
「数が足りないので・・・・・・子供や老人を最優先にして南米方面軍司令部まで運びます。2時間ほどお待ちください。」
「ふざけるな!!危険が残っているじゃないか、わざわざ残るなんて危険な事ができるかよ!!」
「そうだ!!そうだ!!」
正直に話して見るも・・・・・・
抗議の声が上がってしまう・・・・・・・
どうしようも出来ずに困ってしまう救助部隊の兵士達・・・・・・・
「どうします隊長?」
「えぇぇい、子供や老人を先に乗せろ!軍が横暴と言うなら文句は後だ直ぐ様チヌークに乗せるんだ!!」
「了解。」
隊長は苦渋の決断を下す。
子供と老人を最優先に乗せる事を決めた。
救助の兵士が親子連れと老人を順番にチヌークに乗せ始める。
抗議の声は酷くなるが救助部隊の兵士は気にしないでどんどんヘリに乗せていく。
「救助の方々、俺達第89警備小隊はこのまま残りの人達を護衛する。民間人を頼んだぞ。」
「あぁ任せてください。」
救助のヘリは離陸の準備が出来、護衛部隊も離陸の準備が完了した。
だが・・・・・ヘリが足りないために大勢の民間人を恐怖の中に取り残してしまう・・・・・
それを見ていた桐原は・・・・・・・・・
桐原中尉「俺がここで残りの民間人を防衛する。」
「いいのか?」
桐原中尉「部下をつけます、俺が一人で守ります。」
ウォルター「隊長自分も・・・・・・・・」
桐原中尉「ウォルターは民間人を守れ・・・・・・・・2時間ぐらいの間だが・・・・・・・きちんと守って見せる・・・・・無茶で馬鹿野郎だが・・・・・・・・頼んだぞ。」
ウォルター「隊長・・・・・・・・」
周囲に護衛として残ると発言する。
ウォルターは残ろうと言うが、桐原に止められる・・・・・・・
無茶で馬鹿野郎と言おうとしたが・・・・・・それは桐原も分かっているのか・・・・・
それは分かっているような事を言う・・・・・・
桐原の決意を聞いたウォルターは黙って敬礼をし、ヘリの護衛にまわる・・・・・・・・・・・
桐原中尉「頼んだぞウォルター、数多くの人命の命はお前にかかっている。」
桐原も飛び上がる避難民を載せた輸送ヘリを見ながら敬礼する。
どんな過酷な環境下でも残りの民間人を守らなくてはならない。
例え自分が死のうともなんだろうと...........
戦争は武力だけで戦っているのではない、生き残るための戦術を用いた生存戦争もある。
出切る限り的に見つからないようにしないといけない、救助が来るまでは..........
なんとしても..........