【西暦2041年1月】
イサム・ダイソンがマクロスシティにおけるシャロン・アップル事件を収束させた後。
YF-19試作3号機とYF-19試作4号機がニューエドワーズ基地で・・・・・
試作5号機から試作8号機がエドワーズ基地で最終チェックが完了し・・・・
YVF-19が3機完成し、ロールアウトが2041年3月と決定。
新星インダストリー社は歓喜に包まれ・・・・・
2月のYF-18とYF-20のそれぞれのチームにニューエドワーズ基地の引き払いが決まり・・・・
エクスカリバー開発チームの引き揚げの準備が開始された。
もうニューエドワーズ基地には用はない・・・
早いところ新星インダストリー社帰ろう・・・そして酒を飲もう
と
エクスカリバー完成チームは思っており・・・
これから来るYF-18とYF-20改札チームに引き継ごうと考えていた。
だが・・・・・・・
ヤン「また試験ですか?引き揚げ準備しているのに。」
エクスカリバー開発主任.ヤン・ノイマン
ミラード「試作4号機を月面クラビウス基地を経由して北米エドワーズ空軍基地に向かい、再びニューエドワード基地に戻ってきてもらう。」
新統合軍ニューエドワーズ基地司令官ミラード・ジョンソン大佐
ヤン「そんな馬鹿な。」
ミラード「無茶でもやってくれ、これは地球の総司令部からの命令でもあるのだぞ。」
ヤン「そんな・・・・・・地球なら直々になんて・・・・」
新統合軍から無茶な要求され・・・・・
1月中に引き揚げなくてはいけないのに・・・・・・また仕事が増える。
ヤンはYF-18とYF-20の両開発チームにドヤされそうと心の中で嘆く。
目的は長距離試験・・・・
かつてイサム・ダイソンがやった長距離移動である。
総司令部はそれを再現して欲しいと言っているようなもんである。
ルーシー「えぇぇまた試験?もうロールアウト決まっているのに?」
新星インダストリー社ルーシー・マクミラン
ヤン「軍の無茶ぶりさ・・・・こっちの予定も考えてもらいたいよ。軍はキチンとタイムスケジュールを組み立てているのかなと思ってしまうよ。まぁあいつでも入れる軍だからしょうがないか。」
ルーシー「それはいいとして・・・勘弁してよ、もう直ぐ開発チームが来ると言うのに・・・・・そんなに直ぐ対応できるわけないじゃない。」
「軍の連中は・・・」
「もう少し考えてよね~」
ルーシーを始めとするエクスカリバー開発チームも新統合軍の決定に困惑していた。
無理もない、今から引き上げる準備をしていたのだから・・・・・・・
今回の試験にルーシーは積極的に質問・・・・
質問した中でも・・・・・・
ルーシー「パイロットは決まっているの?」
ヤン「決まっているよ・・・・パイロットは新統合軍エデン防衛宇宙軍所属で・・・試作4号機・・・コールサイン【ダブル・ナッツ】のエイミー・カミンガム大尉。」
ルーシー「あの・・・・まだ若い大尉さんね~」
運用するパイロットに関してが最大の論点になったが・・・・・
既にパイロットは決まっており
以前、長距離作戦行動の試験に使用した試作4号機のテストパイロットで・・・
飛行中隊長になっている若き俊才女性士官エイミー・カミンガムが内定していた。
この決定は無茶な要求をする新統合軍側の配慮であった。
「とにかくテストパイロットは決定ですね。」
「試験日はいつですか?」
ヤン「実は・・・・・・・・明日なんだ・・・・・・」
『えぇぇぇぇぇぇぇぇ』
パイロットが決まって安心したのも束の間。
試験開始日程は明日となっており、聞いたエクスカリバー開発チームは驚愕した。
一同は無茶ぶりにも程があると思ってしまうくらいに・・・・
なんでこれほどキツイ任務を押し付けるのか・・・
エクスカリバー開発チームの何人かは不満を抱く・・・・
それでもやらないといけないので、ヤンは説得する。
翌日
【惑星エデン宙域.エデン防衛宇宙艦隊ウラガ級ジェームズ・ポーク】
YF-19試作4号機の試験の為ウラガ級ジェームズ・ポークに移動した。
既にエイミー・カミンガム大尉がおり・・・・・
かつて試験飛行に参加したARMD級空母ライホウが中継地点に待機要員として参加した。
エイミー「久しぶりね、ヤン主任・・・ルーシーさん。」
新統合宇宙軍エイミー・カミンガム大尉
ヤン「久しぶりです大尉。」
ルーシー「ごめんね、急に付き合わせて」
エイミー「いいわ、また相棒に関する試験できますし。歓迎よ。」
ヤン達はジェームズ・ポークの艦内でエイミーと会う。
結構な急な仕事によりエイミーの部隊における仕事の邪魔になってしまい・・・
ヤン達はエイミーに謝罪するも、エイミーはむしろ大歓迎であったようで・・・
快く今回の試験に参加してくれた。
ヤン「今回の試験なんだけど地球北米エドワーズ基地に向かってもらいたいんだ。まぁあの馬鹿がかつてニューエドワーズ基地からマクロスシティーに向かった事をもう一度やる事になるけど。」
エイミー「全然大丈夫だわ、途中月面のクラビウス基地で休めるし・・・・むしろ一度こんなハードな試験やって見たかったわ。」
ヤン「た.頼もしい限りだ・・・・」
ルーシー「流石、プラネットエデンの俊才ね・・・・前向き過ぎるわ。」
エイミー「まぁね~」
前向き過ぎて助かった。
今回の試験は案外スムーズにやっていけそう・・・・
ヤンとルーシーはそう思った。
「そろそろ試験始まるので更衣室で着替えてYF-19試作4号機に登場してください。」
エイミー「ではお二人共・・・今回の私の成果をお楽しみくださいませ。」
エイミーはそう言って2人の前から去った。
本当に前向き過ぎて、試験がスムーズにいけそう。
ヤンとルーシーはそう思った。
まぁエデン軍の俊才でエースパイロットだから当たり前で・・・・
心に余裕があるからかとヤンは悟る。
『コードネーム・ダブル・ナッツ、異常はないか?』
エイミー「オールグリーン(すべて異常なし)」
『OK、ダブルナッツ。カタパルトへどうぞ、先行する護衛のVF-17が出撃します、その後に発進を・・・』
エイミー「了解」
数分後
エイミーは試作4号機のコックピットにおり、ジェームズ・ポークの甲板にいた。
既に前方には2機の先導兼護衛のVF-17Bが甲板に出ている。
まもなく出撃しエイミーの前を飛ぶ予定。
VF-17Bはそのまま2機同時に発艦した。
『ダブル・ナッツ、発艦せよ!』
エイミー「了解」
2機の発艦によりエイミーも発艦シークエンスに入り・・・・
来るべき時を待つ・・・・・
来るべき時はすぐ来て、エイミーはジェームズ・ポークから飛び立つ。
飛びだったエイミーは護衛の後ろに付いて編隊を組んだ。
ルーシー「ダブル・ナッツ、エリア2O8にてフォールドブースター起動・・・太陽系に向かってください。」
エイミー「了解」
今回、地球に行く事もあってかフォールドブースターが装着されている。
既にイサム・ダイソンにより実証されているが、正規の試験じゃない。
軍司令部の意図はイサム・ダイソンがやった事の再現。
これを再現し真のエクスカリバー完成を目指す。
今回の試験は最終テスト、この試験は失敗は許されない。
エイミー「エリア2O8に到達、フォールドブースターを起動させる。」
ルーシー「座標軸を月軌道上に・・・」
エイミー「了解。」
飛行後、目標地点であり中継地点であるエリア2O8に到達・・・・
近くに展開しているARMD級練習宇宙空母ライホウの護衛の元・・・・
フォールドブースターを起動させる前に座標軸を月軌道上に調整する。
調整が完了したらフォールドブースターを起動しフォールドする。
その後はそのまま・・・・月面基地へ向かう。
【月面クラビウス基地統合管制室】
月面クラビウス基地・・・・
クラビウスクレーターに作られたアポロ基地と並ぶ軍事基地と月面都市で・・・・
地球統合政府設立後に建造され、地球統合宇宙軍第2総司令部として機能・・・・
第1次星間大戦でも生き残り、今も新統合宇宙軍第2総司令部として・・・
地球防衛を担っている。
「月面第4防宙基地より連絡、惑星エデンを出発したダブル・ナッツを確認。月面防宙圏に入ります。」
梨本範久 「そうか・・・いやぁ最新鋭機を見れるとは嬉しい限りだねぇ。月軌道からもう防宙圏とは最高な機体を用意したそうだねぇ。」
新統合宇宙軍クラビウス基地司令官.梨本範久.中将
クラビウス基地にダブル・ナッツが確認される。
ダブル・ナッツの到着に・・・・かつての日本国の月面在住のやんごと無き方々の一門で・・・・・
その分流の一族出身の梨本範久.クラビウス基地司令官が喜んだ。
なんせ大の可変戦闘機好きであり、自分の息子や娘・・・妻にもちょっと引かれる程・・・・・
今回のダブル・ナッツの到着に・・・いや次期主力可変戦闘機の到着に・・・興奮していた。
その姿に兵士にも引かれる・・・・
「ダブル・ナッツ月面クラビウス基地最終防宙圏に到達・・・・第3格納庫へ収納します。」
梨本範久「新星インダストリー社の修理部品があったはずだ、最高なおもてなしレベルで整備してくれたまえ。」
「ハッ」
ダブル・ナッツは月面クラビウス基地第3格納庫に収納される。
梨本中将の命令のとおりダブル・ナッツは最高レベルの整備が行われる。
一時休憩の食事時間・・・・
エイミーにかなり豪華な食事がされるなど・・かなり歓迎され・・・・
再び出発する間際に梨本中将と記念撮影した。
エイミー「凄い歓迎だったわね、早く地球へ行こう。」
エイミーはそのまま地球エドワーズ基地へ向かった。
とっとと終わらせて惑星エデンに帰る目的を秘めながら・・・
大気圏降下し、予定通りエドワーズ基地に到着。
現地にいた新統合軍の幹部がいて、今回の試験を評価した結果。
中々いいと認められる事になり、合格点を与えられた。
ミラード「総司令部より連絡が入った。全試験完了、新星インダストリーに帰ってよしと。」
これによりエクスカリバー全試験は完了。
ヤンとルーシー達は新星インダストリー社に戻ることができるようになった。
つまり解散・・・・
エクスカリバー開発チームはようやく肩の荷が降りたとひと安心する。
ヤン「やっと終わった、あれこれかかったけど長かったな。」
「そうですね主任。」
ヤン達は新星インダストリー社に戻ってきた。
それぞれ久しぶりに自分のオフィスに座りゆっくりする。
とは言えまだまだやる事がある。
エクスカリバーの今後の展開について。
まだまだ
エクスカリバーはいろんなバリエーションが生まれる可能性がある。
惑星による環境、任務によって異なる装備など。
それに今後、エクスカリバーになれないようの再調整型など。
ルーシー「まだやっているのね。」
ヤン「まだまだ僕のエクスカリバーは進化するんだぞ、まだまだこれで終わらせるつめりなんてないよ。」
ヤンはパソコンを開きながら新たなエクスカリバーのバリエーションを考える。
今後の状況における近代化について・・・・
対ゼントラーディ用の対策戦術について・・・
1人パソコンに熱心に新たなエクスカリバー作りをするヤンを見て・・・
ルーシーは頬笑む反面、熱心すればするほど危険そうねと心の中で呟く。
まだまだヤンの仕事は終わりそうにはないだろう。
【イメージ声優】
◆ヤン・ノイマン
=西村智博
◆ルーシー・マクミラン
=林原めぐみ
◆エイミー・カミンガム
=島津冴子
◆ミラード・ジョンソン
=大塚明夫
◆梨本輝久
=古谷徹
◆その他
相沢舞
など
イサム・ダイソンがマクロスシティにおけるシャロン・アップル事件を収束させた後。
YF-19試作3号機とYF-19試作4号機がニューエドワーズ基地で・・・・・
試作5号機から試作8号機がエドワーズ基地で最終チェックが完了し・・・・
YVF-19が3機完成し、ロールアウトが2041年3月と決定。
新星インダストリー社は歓喜に包まれ・・・・・
2月のYF-18とYF-20のそれぞれのチームにニューエドワーズ基地の引き払いが決まり・・・・
エクスカリバー開発チームの引き揚げの準備が開始された。
もうニューエドワーズ基地には用はない・・・
早いところ新星インダストリー社帰ろう・・・そして酒を飲もう
と
エクスカリバー完成チームは思っており・・・
これから来るYF-18とYF-20改札チームに引き継ごうと考えていた。
だが・・・・・・・
ヤン「また試験ですか?引き揚げ準備しているのに。」
エクスカリバー開発主任.ヤン・ノイマン
ミラード「試作4号機を月面クラビウス基地を経由して北米エドワーズ空軍基地に向かい、再びニューエドワード基地に戻ってきてもらう。」
新統合軍ニューエドワーズ基地司令官ミラード・ジョンソン大佐
ヤン「そんな馬鹿な。」
ミラード「無茶でもやってくれ、これは地球の総司令部からの命令でもあるのだぞ。」
ヤン「そんな・・・・・・地球なら直々になんて・・・・」
新統合軍から無茶な要求され・・・・・
1月中に引き揚げなくてはいけないのに・・・・・・また仕事が増える。
ヤンはYF-18とYF-20の両開発チームにドヤされそうと心の中で嘆く。
目的は長距離試験・・・・
かつてイサム・ダイソンがやった長距離移動である。
総司令部はそれを再現して欲しいと言っているようなもんである。
ルーシー「えぇぇまた試験?もうロールアウト決まっているのに?」
新星インダストリー社ルーシー・マクミラン
ヤン「軍の無茶ぶりさ・・・・こっちの予定も考えてもらいたいよ。軍はキチンとタイムスケジュールを組み立てているのかなと思ってしまうよ。まぁあいつでも入れる軍だからしょうがないか。」
ルーシー「それはいいとして・・・勘弁してよ、もう直ぐ開発チームが来ると言うのに・・・・・そんなに直ぐ対応できるわけないじゃない。」
「軍の連中は・・・」
「もう少し考えてよね~」
ルーシーを始めとするエクスカリバー開発チームも新統合軍の決定に困惑していた。
無理もない、今から引き上げる準備をしていたのだから・・・・・・・
今回の試験にルーシーは積極的に質問・・・・
質問した中でも・・・・・・
ルーシー「パイロットは決まっているの?」
ヤン「決まっているよ・・・・パイロットは新統合軍エデン防衛宇宙軍所属で・・・試作4号機・・・コールサイン【ダブル・ナッツ】のエイミー・カミンガム大尉。」
ルーシー「あの・・・・まだ若い大尉さんね~」
運用するパイロットに関してが最大の論点になったが・・・・・
既にパイロットは決まっており
以前、長距離作戦行動の試験に使用した試作4号機のテストパイロットで・・・
飛行中隊長になっている若き俊才女性士官エイミー・カミンガムが内定していた。
この決定は無茶な要求をする新統合軍側の配慮であった。
「とにかくテストパイロットは決定ですね。」
「試験日はいつですか?」
ヤン「実は・・・・・・・・明日なんだ・・・・・・」
『えぇぇぇぇぇぇぇぇ』
パイロットが決まって安心したのも束の間。
試験開始日程は明日となっており、聞いたエクスカリバー開発チームは驚愕した。
一同は無茶ぶりにも程があると思ってしまうくらいに・・・・
なんでこれほどキツイ任務を押し付けるのか・・・
エクスカリバー開発チームの何人かは不満を抱く・・・・
それでもやらないといけないので、ヤンは説得する。
翌日
【惑星エデン宙域.エデン防衛宇宙艦隊ウラガ級ジェームズ・ポーク】
YF-19試作4号機の試験の為ウラガ級ジェームズ・ポークに移動した。
既にエイミー・カミンガム大尉がおり・・・・・
かつて試験飛行に参加したARMD級空母ライホウが中継地点に待機要員として参加した。
エイミー「久しぶりね、ヤン主任・・・ルーシーさん。」
新統合宇宙軍エイミー・カミンガム大尉
ヤン「久しぶりです大尉。」
ルーシー「ごめんね、急に付き合わせて」
エイミー「いいわ、また相棒に関する試験できますし。歓迎よ。」
ヤン達はジェームズ・ポークの艦内でエイミーと会う。
結構な急な仕事によりエイミーの部隊における仕事の邪魔になってしまい・・・
ヤン達はエイミーに謝罪するも、エイミーはむしろ大歓迎であったようで・・・
快く今回の試験に参加してくれた。
ヤン「今回の試験なんだけど地球北米エドワーズ基地に向かってもらいたいんだ。まぁあの馬鹿がかつてニューエドワーズ基地からマクロスシティーに向かった事をもう一度やる事になるけど。」
エイミー「全然大丈夫だわ、途中月面のクラビウス基地で休めるし・・・・むしろ一度こんなハードな試験やって見たかったわ。」
ヤン「た.頼もしい限りだ・・・・」
ルーシー「流石、プラネットエデンの俊才ね・・・・前向き過ぎるわ。」
エイミー「まぁね~」
前向き過ぎて助かった。
今回の試験は案外スムーズにやっていけそう・・・・
ヤンとルーシーはそう思った。
「そろそろ試験始まるので更衣室で着替えてYF-19試作4号機に登場してください。」
エイミー「ではお二人共・・・今回の私の成果をお楽しみくださいませ。」
エイミーはそう言って2人の前から去った。
本当に前向き過ぎて、試験がスムーズにいけそう。
ヤンとルーシーはそう思った。
まぁエデン軍の俊才でエースパイロットだから当たり前で・・・・
心に余裕があるからかとヤンは悟る。
『コードネーム・ダブル・ナッツ、異常はないか?』
エイミー「オールグリーン(すべて異常なし)」
『OK、ダブルナッツ。カタパルトへどうぞ、先行する護衛のVF-17が出撃します、その後に発進を・・・』
エイミー「了解」
数分後
エイミーは試作4号機のコックピットにおり、ジェームズ・ポークの甲板にいた。
既に前方には2機の先導兼護衛のVF-17Bが甲板に出ている。
まもなく出撃しエイミーの前を飛ぶ予定。
VF-17Bはそのまま2機同時に発艦した。
『ダブル・ナッツ、発艦せよ!』
エイミー「了解」
2機の発艦によりエイミーも発艦シークエンスに入り・・・・
来るべき時を待つ・・・・・
来るべき時はすぐ来て、エイミーはジェームズ・ポークから飛び立つ。
飛びだったエイミーは護衛の後ろに付いて編隊を組んだ。
ルーシー「ダブル・ナッツ、エリア2O8にてフォールドブースター起動・・・太陽系に向かってください。」
エイミー「了解」
今回、地球に行く事もあってかフォールドブースターが装着されている。
既にイサム・ダイソンにより実証されているが、正規の試験じゃない。
軍司令部の意図はイサム・ダイソンがやった事の再現。
これを再現し真のエクスカリバー完成を目指す。
今回の試験は最終テスト、この試験は失敗は許されない。
エイミー「エリア2O8に到達、フォールドブースターを起動させる。」
ルーシー「座標軸を月軌道上に・・・」
エイミー「了解。」
飛行後、目標地点であり中継地点であるエリア2O8に到達・・・・
近くに展開しているARMD級練習宇宙空母ライホウの護衛の元・・・・
フォールドブースターを起動させる前に座標軸を月軌道上に調整する。
調整が完了したらフォールドブースターを起動しフォールドする。
その後はそのまま・・・・月面基地へ向かう。
【月面クラビウス基地統合管制室】
月面クラビウス基地・・・・
クラビウスクレーターに作られたアポロ基地と並ぶ軍事基地と月面都市で・・・・
地球統合政府設立後に建造され、地球統合宇宙軍第2総司令部として機能・・・・
第1次星間大戦でも生き残り、今も新統合宇宙軍第2総司令部として・・・
地球防衛を担っている。
「月面第4防宙基地より連絡、惑星エデンを出発したダブル・ナッツを確認。月面防宙圏に入ります。」
梨本範久 「そうか・・・いやぁ最新鋭機を見れるとは嬉しい限りだねぇ。月軌道からもう防宙圏とは最高な機体を用意したそうだねぇ。」
新統合宇宙軍クラビウス基地司令官.梨本範久.中将
クラビウス基地にダブル・ナッツが確認される。
ダブル・ナッツの到着に・・・・かつての日本国の月面在住のやんごと無き方々の一門で・・・・・
その分流の一族出身の梨本範久.クラビウス基地司令官が喜んだ。
なんせ大の可変戦闘機好きであり、自分の息子や娘・・・妻にもちょっと引かれる程・・・・・
今回のダブル・ナッツの到着に・・・いや次期主力可変戦闘機の到着に・・・興奮していた。
その姿に兵士にも引かれる・・・・
「ダブル・ナッツ月面クラビウス基地最終防宙圏に到達・・・・第3格納庫へ収納します。」
梨本範久「新星インダストリー社の修理部品があったはずだ、最高なおもてなしレベルで整備してくれたまえ。」
「ハッ」
ダブル・ナッツは月面クラビウス基地第3格納庫に収納される。
梨本中将の命令のとおりダブル・ナッツは最高レベルの整備が行われる。
一時休憩の食事時間・・・・
エイミーにかなり豪華な食事がされるなど・・かなり歓迎され・・・・
再び出発する間際に梨本中将と記念撮影した。
エイミー「凄い歓迎だったわね、早く地球へ行こう。」
エイミーはそのまま地球エドワーズ基地へ向かった。
とっとと終わらせて惑星エデンに帰る目的を秘めながら・・・
大気圏降下し、予定通りエドワーズ基地に到着。
現地にいた新統合軍の幹部がいて、今回の試験を評価した結果。
中々いいと認められる事になり、合格点を与えられた。
ミラード「総司令部より連絡が入った。全試験完了、新星インダストリーに帰ってよしと。」
これによりエクスカリバー全試験は完了。
ヤンとルーシー達は新星インダストリー社に戻ることができるようになった。
つまり解散・・・・
エクスカリバー開発チームはようやく肩の荷が降りたとひと安心する。
ヤン「やっと終わった、あれこれかかったけど長かったな。」
「そうですね主任。」
ヤン達は新星インダストリー社に戻ってきた。
それぞれ久しぶりに自分のオフィスに座りゆっくりする。
とは言えまだまだやる事がある。
エクスカリバーの今後の展開について。
まだまだ
エクスカリバーはいろんなバリエーションが生まれる可能性がある。
惑星による環境、任務によって異なる装備など。
それに今後、エクスカリバーになれないようの再調整型など。
ルーシー「まだやっているのね。」
ヤン「まだまだ僕のエクスカリバーは進化するんだぞ、まだまだこれで終わらせるつめりなんてないよ。」
ヤンはパソコンを開きながら新たなエクスカリバーのバリエーションを考える。
今後の状況における近代化について・・・・
対ゼントラーディ用の対策戦術について・・・
1人パソコンに熱心に新たなエクスカリバー作りをするヤンを見て・・・
ルーシーは頬笑む反面、熱心すればするほど危険そうねと心の中で呟く。
まだまだヤンの仕事は終わりそうにはないだろう。
【イメージ声優】
◆ヤン・ノイマン
=西村智博
◆ルーシー・マクミラン
=林原めぐみ
◆エイミー・カミンガム
=島津冴子
◆ミラード・ジョンソン
=大塚明夫
◆梨本輝久
=古谷徹
◆その他
相沢舞
など