ラウラらオデュッセウス中隊2個小隊はスクランブル出撃したVFー4残機救出の為
目標の地点に全速力を持って急行していた。
早期警戒機が察知した反応にはなくや亜樹からの通信でラビット2との通信が途絶
現時点で生存は不明と言う状態になった
ラウラ「緊張する、初の実戦だからな。」
そうした中、戦場に向かうラウラは緊張していた。
軍人としての実戦はこれが初陣ではないが・・・
普通の地球人の軍人として可変戦闘機パイロットとしては実戦だ。
クァドラン・ローと違い操縦系の兵器であり
扱いはかなり異なっているが、訓練は十分に受けているし・・・
アグレッサーを破っているからそこまで怯えなくていい
自分が学んだ通りにやればいける・・・
緊張していたラウラはヘルメットを叩くと真剣の眼差しになり
実戦に備えた
「IFF確認、ラビット2だ。後方に敵機9機、若干数が増えてる」
ガフル「なるほどな、敵機は何処をアジトにしているか分からんが・・・・イタケーリーダーより各機へインファイトゾーン(敵との近接区域)へ突入する」
「イタケー2了解」
「イタケー3了解」
シンディ「イタケー4了解」
ラウラ「・・・・・」
早期警戒機であるVEー1エリントシーカーから・・・・
ラビット2のIFFと9機の敵機の反応があったと報告が入った。
ガフルは各機に接敵エリアに入ると伝え点呼を始めた
隊員達はどんどん返事していくが・・・
ラウラは緊張が解けきれてないのが言葉が詰まり返事ができなかった
ガフル「イタケー5どうした?」
ラウラ「すいません、イタケー5了解」
ガフル「気をつけろ!こんな時の点呼は大事だ!気を引き締めろよ」
ラウラ「ハッ」
返事できなかったラウラはガフルから注意されてしまい慌てて返事した。
ーまさか、緊張が解けてなかったとは・・・・
ラウラは解いたはずの緊張が、解けてなかった事に動揺した。
戦場に対する意識が徹底しきれていなかった・・・・
このままでは不味い、確実に死ぬかもしれない。
さっきの事を物凄く危機感を感じて反省し意識を改めた
シンディー「隊長、ラビット2まもなく視認します」
ガフル「全機、突入・・・・エレメントで対応せよ!」
『了解』
そろそろ交戦エリアに入る・・・・
つまりラウラの初陣が始まる事を意味していた
今回の任務はラビット2の救助であり・・・
敵の数はそれほど多くはない
特に苦労するような任務内容ではない
が
相手ははぐれゼントラーディではなく可変戦闘機・・・
と言っても自分達が使っている可変戦闘機とは違う別系統の機体
上手く戦えるのか・・・・・・・・・
来るぞ!!
そう考えているとガフルの声が聞こえた・・・・
横で何かがすれ違った・・・なんだ・・・・VFー4ライトニングⅢ・・・
友軍機・・・・・・・・レーダーに反応・・・・
可変戦闘機パイロットとして初陣のラウラは周囲の反応に戸惑うが・・・
ラウラ「ッ・・・・・!!!!!!!!・・・・ミサイルか!!」
警戒警報が鳴りラウラを現実に引き戻さた。
警報が鳴るや否や、バトロイドに変形し・・・・
向かってくるミサイルに向けてガンポッドを掃射し撃破した
戦闘が始まった・・・戸惑っている暇がない・・・
意識を変えて戦わないと・・・・・
ラウラは意識を変え・・・・敵可変戦闘機とのドックファイトを開始した・・・・
シンディ「イタケー5・・・・今のは危なかったね、早めに意識してね」
ラウラ「了解・・・・・」
シンディ「敵の数は多くない、早めに切り上げるよ」
とは言え、軍隊であるのでバディを組んでいるシンディを意識しなければならない
連携し、対処しなければ自分が生き残っても集団が負け・・・・
最終的に自分の死に直結する結果になってしまう・・・・
機種転換センターにおける演習で痛いほど思い知らされた・・・・
それにこれは実戦・・・・
舐めてかかってはいけない・・・舐めたら死ぬ事になる・・・・
いや味方をしなせる結果になる・・・・
気を引き締めなければ・・・・・
そう思ったラウラは近くにいたSvー52に狙いを定め・・・・
ラウラ「もらった・・・・落ちろ!!」
ガンポッドの銃弾の雨を背後から喰らわせ・・・・
命中したSvー52は一瞬にして火達磨になり、月面に墜落した
一瞬・・・・・ほんの一瞬で撃墜できた・・・・
可変戦闘機の凄さは物凄い・・・・
クァドラン・ローより小回りが利く・・・・・
ラウラは可変戦闘機で初めて敵機を撃墜し一種の興奮を覚えた
見込んだ通り・・・・楽しい・・・・・
シンディ「流石新入り、悪くないセンスだね」
ラウラ「ありがとうございます」
敵を撃墜したラウラの横にシンディがやってきた。
新入りなのに初陣にして敵1機を撃墜したラウラを褒め・・・・
ラウラは照れながら顔を赤らめた・・・・・
褒められる事が誇らしいラウラは思った
シンディ「しかし、厄介な敵は3機・・・・偵察機とSvー52.2機撃墜しているけど・・・・・」
ラウラ「データにない機体なんですか?」
シンディ「そうSvー52じゃない、新型機・・・・」
馴れ合いの後、ラウラはガフルのいる戦域に向かう道中
シンディに厄介な敵の新型可変戦闘機について質問をした
Svー52でもないデータのない新型の可変戦闘機・・・・・・
一体何者だろうか・・・・・そう考えていると・・・
ガフル「1機そっちに逃げたぞ、迎撃しろ!」
シンディ「マジで!!」
ガフル「やつはSv-52の発展型だ、気をつけろ!」
シンディ「りょ・・了解・・・いいねベルタリア曹長」
ラウラ「ハッ」
厄介な新型の敵可変戦闘機がラウラとシンディのいる方向に向かってきた
まさかよりによってこっちに向かってくるとは・・・・・・
ラウラとシンディは大至急迎撃する準備を始め・・・
新型敵変戦闘機来襲に備えた
シンディ「ラウラは右翼大きく移動し敵可変戦闘機の背後を突け!!私は正面から迎撃する!」
ラウラ「了解」
ラウラは正面から迎撃するシンディから右から大きく迂回し背後を突くように命じられた
敵の新型可変戦闘機を迎撃するに、少し手を加えた作戦を実施しなければ
上手く対応できなくなるし、相手がVFー5000より厄介な奴かもしれない
下手したらラウラ共にやられるかもしれないと、シンディは危惧した
しかし
その作戦は大きく外れる事になってしまう事になった。
シンディ「あいつか、新型・・・えっ反転した、背を向けるっての!いやまさか・・・くそったどり着けん」
視認した直後、敵の新型可変戦闘機が突然反転した
まさかの行動にシンディは驚き、追撃戦に入ろうとしたが・・・・
敵の新型可変戦闘機の位置的に遠かった為、追いつく事ができなかった
しかし、この距離では迂回し背後にまわったラウラと対峙してしまう
シンディ「まずい、あの新入りがやられる!」
そうした事からシンディは敵新型可変戦闘機を追撃した。
ラウラ「作戦通り、上手くいけるか・・・」
シンディの命により、迂回し反転したラウラは・・・・
敵新型可変戦闘機の背後から追撃していた
正直作戦が上手く成功するか
と不安になっていた
相手は新型の可変戦闘機・・・・・
上手くやれるか・・・・
そう思っていると・・・
ラウラ「嘘・・・・こっちに向かってくる!?」
進行方向からIFFに反応がない機影が向かってくるのが確認された
例の敵新型可変戦闘機・・・・
まさか反転してくるなんて、作戦が失敗したようなもん
とは言え敵だから戦うしかない
意を決してバトロイド形態になり、敵新型可変戦闘機をまた構えた
ラウラ「レーダーに小さな多数の反応、ミサイルくっ・・・」
直後、前方から多数のミサイルが向かってきた
レーダーでそれを確認したラウラはガンポッドで狙撃し・・・
狙撃から逃れ向かってくるミサイルはチャフを撒きながら銃撃を食らわせ
周辺にはミサイルの爆発が連続して続いた
しかし
肝心の敵可変戦闘機がレーダーから消えた
ラウラ「消えた・・・・何処に・・・ うわっ」
「ふっ・・・腕のいい新統合軍のパイロットだ、このSvー53の相手に相応しい!」
ラウラ「Svー53!?あの機体の名前か!」
レーダーから消えて驚いたラウラだったが・・・・
突如.敵の可変戦闘機がバトロイド形態で背後から強襲してきた。
僅かな殺気を感じ取ったラウラはギリギリの所で回避に成功・・・・
少し距離を取り、敵可変戦闘機に向けて銃撃を食らわせたが・・・
回避されてしまい、更にオープンチャンネルで話しかけてきた
声の主は男性のようで、敵可変戦闘機の名前はSvー53だと言っていた
まさか敵からこんな事を言われるとは意外だ・・・・
だが・・・・・
ラウラ「敵である以上野放しにしておくわけにはいかない!二度と私の声を聞かせないようにしてやる!」
「威勢がいいな、威勢がいい程殺しがいがある」
ラウラ「ほざけ!!ゼントラーディ人が威勢が良くてなぜ悪い!」
「ほう!貴様、ゼントラーディ人か・・・」
ラウラ「ゼントラーディ人が可変戦闘機に乗って何が悪い!」
敵であるならば殺してやるしかない
殺らねば友軍機の命は・・・いや・・・国民の命が危ない
ラウラはSvー53のパイロットに対し罵声を浴びせるが・・・
Svー53のパイロットはラウラを煽った
煽られたラウラは激昂するが、Svー53のパイロットは冷静に対応
どんどんラウラに対する煽りがエスカレートした
そして
ラウラ「このVFー5000スターミラージュも新型、一気に決める!」
一気に勝負をつけるべく、ラウラはSvー53に突進
頭部レーザーとガンポッドの砲身を向けた
砲身をSvー53に向けたラウラはレーザーと銃弾の雨を降らせた
距離も近く必ず命中するかと思ったが、後方へ急バックし・・・
無数の銃弾とレーザーを回避してしまった。
予想以上にやる、戦術を変えるか・・・
ラウラはミサイルを発射し、Svー53の右翼側面にまわった
かつて第一次星間大戦でマクシミリアン・ジーナスが使った囮撃ち・・・
勝てる可能性は五分五分だが、やって見せる・・・・
Svー53は放たれたミサイルを迎撃に気を取られ、ラウラが右翼側面を取った
ラウラ「これなら!」
右翼側面からガンポッドをSvー53に向け発砲。
ガンポッドの銃弾はSvー53に向かっていった
確実に撃墜できる
ラウラはそう思いながら、ガンポッドの銃弾が向かっていくのを見守ったが・・
妙な胸騒ぎがする
もしかしたら予想もしてない回避行動があるかもしれない
とラウラは頭部レーザーをSvー53に当たらない方向へ照射した
「くそっ、被弾した読まれていたか・・・」
ラウラ「うそっ、本当に当たったの!?」
胸騒ぎの通り、Svー53はラウラの攻撃を回避しようとしていた。
回避した先は偶然にもラウラが照射したレーザーに命中し右腕を損失
ファイター形態に変形し、ラウラから離れていった。
ラウラはそのまま追撃するが、Svー53はバトロイドに変形し・・・
ラウラ「がはっ」
「まだやられるわけに行かんのでな!」
ラウラの乗るスターミラージュの頭部がSvー53の左腕で殴られ破壊された
一瞬の出来事にラウラは混乱し、機体をまともに動かせなかった
その隙を突いてSvー53は残機と共に何処かへ逃亡していった。
その光景をラウラは黙って見ているしかなかった。
「同志(カメラード)、大丈夫ですか?」
「なんとかな、我らは?」
「Svー52は全滅しましたが、53は損傷しながらも全機残存」
「よし撤退だ、ジャミングとアクティブステルス展開!」
ラウラと戦ったSvー53は他の僚機のSvー53と合流し・・・
ジャミングとアクティブステルスを展開し戦闘宙域から離脱した
Svー53は全機健在であり、Svー52より生存性が高い事が実証された
生存性が高い事が実証されたパイロット達は、新統合軍の警戒網を避け・・
アジトへ帰還した
目標の地点に全速力を持って急行していた。
早期警戒機が察知した反応にはなくや亜樹からの通信でラビット2との通信が途絶
現時点で生存は不明と言う状態になった
ラウラ「緊張する、初の実戦だからな。」
そうした中、戦場に向かうラウラは緊張していた。
軍人としての実戦はこれが初陣ではないが・・・
普通の地球人の軍人として可変戦闘機パイロットとしては実戦だ。
クァドラン・ローと違い操縦系の兵器であり
扱いはかなり異なっているが、訓練は十分に受けているし・・・
アグレッサーを破っているからそこまで怯えなくていい
自分が学んだ通りにやればいける・・・
緊張していたラウラはヘルメットを叩くと真剣の眼差しになり
実戦に備えた
「IFF確認、ラビット2だ。後方に敵機9機、若干数が増えてる」
ガフル「なるほどな、敵機は何処をアジトにしているか分からんが・・・・イタケーリーダーより各機へインファイトゾーン(敵との近接区域)へ突入する」
「イタケー2了解」
「イタケー3了解」
シンディ「イタケー4了解」
ラウラ「・・・・・」
早期警戒機であるVEー1エリントシーカーから・・・・
ラビット2のIFFと9機の敵機の反応があったと報告が入った。
ガフルは各機に接敵エリアに入ると伝え点呼を始めた
隊員達はどんどん返事していくが・・・
ラウラは緊張が解けきれてないのが言葉が詰まり返事ができなかった
ガフル「イタケー5どうした?」
ラウラ「すいません、イタケー5了解」
ガフル「気をつけろ!こんな時の点呼は大事だ!気を引き締めろよ」
ラウラ「ハッ」
返事できなかったラウラはガフルから注意されてしまい慌てて返事した。
ーまさか、緊張が解けてなかったとは・・・・
ラウラは解いたはずの緊張が、解けてなかった事に動揺した。
戦場に対する意識が徹底しきれていなかった・・・・
このままでは不味い、確実に死ぬかもしれない。
さっきの事を物凄く危機感を感じて反省し意識を改めた
シンディー「隊長、ラビット2まもなく視認します」
ガフル「全機、突入・・・・エレメントで対応せよ!」
『了解』
そろそろ交戦エリアに入る・・・・
つまりラウラの初陣が始まる事を意味していた
今回の任務はラビット2の救助であり・・・
敵の数はそれほど多くはない
特に苦労するような任務内容ではない
が
相手ははぐれゼントラーディではなく可変戦闘機・・・
と言っても自分達が使っている可変戦闘機とは違う別系統の機体
上手く戦えるのか・・・・・・・・・
来るぞ!!
そう考えているとガフルの声が聞こえた・・・・
横で何かがすれ違った・・・なんだ・・・・VFー4ライトニングⅢ・・・
友軍機・・・・・・・・レーダーに反応・・・・
可変戦闘機パイロットとして初陣のラウラは周囲の反応に戸惑うが・・・
ラウラ「ッ・・・・・!!!!!!!!・・・・ミサイルか!!」
警戒警報が鳴りラウラを現実に引き戻さた。
警報が鳴るや否や、バトロイドに変形し・・・・
向かってくるミサイルに向けてガンポッドを掃射し撃破した
戦闘が始まった・・・戸惑っている暇がない・・・
意識を変えて戦わないと・・・・・
ラウラは意識を変え・・・・敵可変戦闘機とのドックファイトを開始した・・・・
シンディ「イタケー5・・・・今のは危なかったね、早めに意識してね」
ラウラ「了解・・・・・」
シンディ「敵の数は多くない、早めに切り上げるよ」
とは言え、軍隊であるのでバディを組んでいるシンディを意識しなければならない
連携し、対処しなければ自分が生き残っても集団が負け・・・・
最終的に自分の死に直結する結果になってしまう・・・・
機種転換センターにおける演習で痛いほど思い知らされた・・・・
それにこれは実戦・・・・
舐めてかかってはいけない・・・舐めたら死ぬ事になる・・・・
いや味方をしなせる結果になる・・・・
気を引き締めなければ・・・・・
そう思ったラウラは近くにいたSvー52に狙いを定め・・・・
ラウラ「もらった・・・・落ちろ!!」
ガンポッドの銃弾の雨を背後から喰らわせ・・・・
命中したSvー52は一瞬にして火達磨になり、月面に墜落した
一瞬・・・・・ほんの一瞬で撃墜できた・・・・
可変戦闘機の凄さは物凄い・・・・
クァドラン・ローより小回りが利く・・・・・
ラウラは可変戦闘機で初めて敵機を撃墜し一種の興奮を覚えた
見込んだ通り・・・・楽しい・・・・・
シンディ「流石新入り、悪くないセンスだね」
ラウラ「ありがとうございます」
敵を撃墜したラウラの横にシンディがやってきた。
新入りなのに初陣にして敵1機を撃墜したラウラを褒め・・・・
ラウラは照れながら顔を赤らめた・・・・・
褒められる事が誇らしいラウラは思った
シンディ「しかし、厄介な敵は3機・・・・偵察機とSvー52.2機撃墜しているけど・・・・・」
ラウラ「データにない機体なんですか?」
シンディ「そうSvー52じゃない、新型機・・・・」
馴れ合いの後、ラウラはガフルのいる戦域に向かう道中
シンディに厄介な敵の新型可変戦闘機について質問をした
Svー52でもないデータのない新型の可変戦闘機・・・・・・
一体何者だろうか・・・・・そう考えていると・・・
ガフル「1機そっちに逃げたぞ、迎撃しろ!」
シンディ「マジで!!」
ガフル「やつはSv-52の発展型だ、気をつけろ!」
シンディ「りょ・・了解・・・いいねベルタリア曹長」
ラウラ「ハッ」
厄介な新型の敵可変戦闘機がラウラとシンディのいる方向に向かってきた
まさかよりによってこっちに向かってくるとは・・・・・・
ラウラとシンディは大至急迎撃する準備を始め・・・
新型敵変戦闘機来襲に備えた
シンディ「ラウラは右翼大きく移動し敵可変戦闘機の背後を突け!!私は正面から迎撃する!」
ラウラ「了解」
ラウラは正面から迎撃するシンディから右から大きく迂回し背後を突くように命じられた
敵の新型可変戦闘機を迎撃するに、少し手を加えた作戦を実施しなければ
上手く対応できなくなるし、相手がVFー5000より厄介な奴かもしれない
下手したらラウラ共にやられるかもしれないと、シンディは危惧した
しかし
その作戦は大きく外れる事になってしまう事になった。
シンディ「あいつか、新型・・・えっ反転した、背を向けるっての!いやまさか・・・くそったどり着けん」
視認した直後、敵の新型可変戦闘機が突然反転した
まさかの行動にシンディは驚き、追撃戦に入ろうとしたが・・・・
敵の新型可変戦闘機の位置的に遠かった為、追いつく事ができなかった
しかし、この距離では迂回し背後にまわったラウラと対峙してしまう
シンディ「まずい、あの新入りがやられる!」
そうした事からシンディは敵新型可変戦闘機を追撃した。
ラウラ「作戦通り、上手くいけるか・・・」
シンディの命により、迂回し反転したラウラは・・・・
敵新型可変戦闘機の背後から追撃していた
正直作戦が上手く成功するか
と不安になっていた
相手は新型の可変戦闘機・・・・・
上手くやれるか・・・・
そう思っていると・・・
ラウラ「嘘・・・・こっちに向かってくる!?」
進行方向からIFFに反応がない機影が向かってくるのが確認された
例の敵新型可変戦闘機・・・・
まさか反転してくるなんて、作戦が失敗したようなもん
とは言え敵だから戦うしかない
意を決してバトロイド形態になり、敵新型可変戦闘機をまた構えた
ラウラ「レーダーに小さな多数の反応、ミサイルくっ・・・」
直後、前方から多数のミサイルが向かってきた
レーダーでそれを確認したラウラはガンポッドで狙撃し・・・
狙撃から逃れ向かってくるミサイルはチャフを撒きながら銃撃を食らわせ
周辺にはミサイルの爆発が連続して続いた
しかし
肝心の敵可変戦闘機がレーダーから消えた
ラウラ「消えた・・・・何処に・・・ うわっ」
「ふっ・・・腕のいい新統合軍のパイロットだ、このSvー53の相手に相応しい!」
ラウラ「Svー53!?あの機体の名前か!」
レーダーから消えて驚いたラウラだったが・・・・
突如.敵の可変戦闘機がバトロイド形態で背後から強襲してきた。
僅かな殺気を感じ取ったラウラはギリギリの所で回避に成功・・・・
少し距離を取り、敵可変戦闘機に向けて銃撃を食らわせたが・・・
回避されてしまい、更にオープンチャンネルで話しかけてきた
声の主は男性のようで、敵可変戦闘機の名前はSvー53だと言っていた
まさか敵からこんな事を言われるとは意外だ・・・・
だが・・・・・
ラウラ「敵である以上野放しにしておくわけにはいかない!二度と私の声を聞かせないようにしてやる!」
「威勢がいいな、威勢がいい程殺しがいがある」
ラウラ「ほざけ!!ゼントラーディ人が威勢が良くてなぜ悪い!」
「ほう!貴様、ゼントラーディ人か・・・」
ラウラ「ゼントラーディ人が可変戦闘機に乗って何が悪い!」
敵であるならば殺してやるしかない
殺らねば友軍機の命は・・・いや・・・国民の命が危ない
ラウラはSvー53のパイロットに対し罵声を浴びせるが・・・
Svー53のパイロットはラウラを煽った
煽られたラウラは激昂するが、Svー53のパイロットは冷静に対応
どんどんラウラに対する煽りがエスカレートした
そして
ラウラ「このVFー5000スターミラージュも新型、一気に決める!」
一気に勝負をつけるべく、ラウラはSvー53に突進
頭部レーザーとガンポッドの砲身を向けた
砲身をSvー53に向けたラウラはレーザーと銃弾の雨を降らせた
距離も近く必ず命中するかと思ったが、後方へ急バックし・・・
無数の銃弾とレーザーを回避してしまった。
予想以上にやる、戦術を変えるか・・・
ラウラはミサイルを発射し、Svー53の右翼側面にまわった
かつて第一次星間大戦でマクシミリアン・ジーナスが使った囮撃ち・・・
勝てる可能性は五分五分だが、やって見せる・・・・
Svー53は放たれたミサイルを迎撃に気を取られ、ラウラが右翼側面を取った
ラウラ「これなら!」
右翼側面からガンポッドをSvー53に向け発砲。
ガンポッドの銃弾はSvー53に向かっていった
確実に撃墜できる
ラウラはそう思いながら、ガンポッドの銃弾が向かっていくのを見守ったが・・
妙な胸騒ぎがする
もしかしたら予想もしてない回避行動があるかもしれない
とラウラは頭部レーザーをSvー53に当たらない方向へ照射した
「くそっ、被弾した読まれていたか・・・」
ラウラ「うそっ、本当に当たったの!?」
胸騒ぎの通り、Svー53はラウラの攻撃を回避しようとしていた。
回避した先は偶然にもラウラが照射したレーザーに命中し右腕を損失
ファイター形態に変形し、ラウラから離れていった。
ラウラはそのまま追撃するが、Svー53はバトロイドに変形し・・・
ラウラ「がはっ」
「まだやられるわけに行かんのでな!」
ラウラの乗るスターミラージュの頭部がSvー53の左腕で殴られ破壊された
一瞬の出来事にラウラは混乱し、機体をまともに動かせなかった
その隙を突いてSvー53は残機と共に何処かへ逃亡していった。
その光景をラウラは黙って見ているしかなかった。
「同志(カメラード)、大丈夫ですか?」
「なんとかな、我らは?」
「Svー52は全滅しましたが、53は損傷しながらも全機残存」
「よし撤退だ、ジャミングとアクティブステルス展開!」
ラウラと戦ったSvー53は他の僚機のSvー53と合流し・・・
ジャミングとアクティブステルスを展開し戦闘宙域から離脱した
Svー53は全機健在であり、Svー52より生存性が高い事が実証された
生存性が高い事が実証されたパイロット達は、新統合軍の警戒網を避け・・
アジトへ帰還した