奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの設計・・・ミニマムデザインから思考する暮らしの豊かさが存在する空間に、家の広さ狭さという視野ではなくてシンプルであるという事、モダンの意味に日本的情緒と侘び寂びのエスプリ。

2018年01月26日 | 家 住まい 間取り プラン

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※計画中インテリアデザインCG

 

住まいの設計・・・・・。

シンプルに空間の広さ狭さ

ではない部分での最小をデザイン価値。

 

ミニマルな空間でのセンス。

最小の単位、空間、物による豊かな空間。

 

 

ミニマルなインテリアとは

余分な要素を極力排除した

インテリアのことを指します・・・・・。

 

 

著名建築家である

ミースファンデルローエ(Less is more.)も、

「より少ないことは豊かなこと」

という言葉を残していて、

最小であることの価値を認めています。

 

 

そんなミニマルインテリアの魅力とは

合理的で感覚に訴える

シンプルで洗練された美しさ

という事になります・・・・・。

 

 

ミニマルデザインとは、

機能美を追求して、

余計な要素を省いた

極小の密度としての

洗練されたデザインのことを指します。

 

装飾がないということが

ミニマルデザインということではなく、

最小限の要素で

最大の効果をもたらすデザインであること、

引き算により

美しさを引き出すもののことを指しますよ。

 

 

それは必ずしも

外観に限った話ではありません。

設計の合理性、

美しさなど目には

見えない部分の美しさを指す場合もあります。

 

 

一見単調な外見だと

簡単なデザインに思われがちですが、

細部までこだわらないと

ただのつまらないものになってしまう

扱いの難しいものですから。

 

 

そういうデザイン様式は

1920年代頃に建築の分野で始まり、

その分野はアート、インテリアデザイン、

音楽、ファッションと

多岐にわたり普及していきました。

 

よく目にする工業製品等

プロダクトデザインにも

シンプルさや機能的な美しさから

ミニマルデザインの影響を強く受けています。

 

 

具体的にミニマルインテリアの魅力とは

素材を際立たせるデザイン、

シンプルが故に飽きがこない点

機能的である点

色調が抑えられているものが多く

使い勝手の良い点、

日本人が本来から持っている

侘び寂び的な美的感覚にマッチ

している点があります・・・・・。

 

 

素材を際立たせるデザインとなるように

ミニマルインテリアにとって

素材は大変重要な要素・・・・・。

 

 

それを活かす「カタチ」を

導きだす事が非常に重要。

そうして、素材の特性を活かす

洗練されたインテリアは

空間の美しさを壊すことなく共存し、

暮らしの場面としての空間を

美しく上品に飾ってくれますから。

 

シンプル故に飽きがこない、

そしてミニマルインテリアは

そのシンプルさゆえ

ダイレクトにその美しさが伝わります。

 

 

色、素材、形は素直に表現され

直感的に好みかどうか判断できます。

 

直感的に選ぶデザインは

後悔することなく

長い間活躍するカタチですから・・・・・。

 

そうする場合には、

素材にこだわりを持ったものが多く、

価格の張るものが多いですが、

その究極のシンプルさゆえ、

見た目のインパクトは少なくなります。

 

 

どうしてこんなにシンプルなものが

こんなに高価なのかと

首を傾げることもあるかもしれません。

 

 

一見分かりにくいですが、

シルエット、素材、機能美を

単純な構造に落とし込むことは難しく、

非常に価値のある洗練されたデザインなんです。

 

 

そうして共に時間を過ごしていくうちに、

住まい手さん家族と、

暮らしの空間は

肌、感覚に馴染み、

親しみを持って長い間

使うことが出来るようになります。

 

 

長い目で見れば

高価な贅沢品ではなく

有意義なものと感じられるように・・・・・・。

 

 

北欧家具を思い浮かべて頂くと

分かりやすいと思いますが、

木材本来が持つ柔らかさや

美しさを引き出した家具は、

素材の素朴さを感じながら

心地よく長年使えるもですよね。

 

そして・・・・・ミニマルインテリアの

最大の魅力は、

日本人の本来から持っている

感性に非常にマッチしているという点。

 

 

日本文化と言えば

「詫び」「寂び」の文化

とも言われますが、

この精神とミニマルの精神は

非常に似ていますから・・・・・。

 

 

「詫び」「寂び」の感覚とは

何気ないものや不足があるもの、

経年変化を楽しみ

そこに美を見出す暮らしの文化です。

 

 

過剰なものを避け

平素なものを楽しむ、

限られた構成要素の中で

美しさを楽しむ価値観を持っている

日本人的な美的感覚にとって

ミニマルデザインは、ある意味で

慣れ親しんできた日本文化に

非常に似た感覚を持っていると思いますよ。

 

こういったインテリアを使った部屋で

過ごすうちに、

自分の価値観にも

ある種の変化が起こるかも知れません。

 

 

最小であることの美しさを知った時に、

余分なものが身の回りに増えることを

嫌がるようになるという事・・・・・。

 

 

今まで無駄にしてきたものを

振り返る機会となるかもしれません。

マメに片づけをするようになるかもしれませんし、

余分な支出を控えるため

外食の機会が少なくなるかも知れません。

 

 

ミニマルな発想は

当然環境にも優しいものとなります。

最小の要素でつくられた

上質なものを長期間使うことができるため

環境に対する負荷は軽くなりますしね。

 

 

ミニマルインテリアの魅力は

デザインの洗練された美しさや

機能的であることもさることながら、

それだけではなく

使うことにより

最小で最適な環境を

整えられることにもあります。

 

 

そしてその気持ち、感覚という部分での

質の違いも・・・・・。

 

 

考え方と感じ方そのものに

ミニマルの意味が生まれますからね。

 

 

 

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