ウォッチ銘柄であるコスモス薬品の24年5月期決算です。
九州地盤のドラッグストアチェーンです。
今年も関東を重点に出店を進めて、3割強を集中しています。
店舗 |
2023 |
2024 |
増減 |
関東地区 |
100 |
148 |
+48 |
中部地区 |
124 |
151 |
+27 |
関西地区 |
197 |
212 |
+15 |
中国地区 |
202 |
212 |
+10 |
四国地区 |
134 |
141 |
+7 |
九州地区 |
601 |
626 |
+25 |
合計 |
1,358 |
1,490 |
+132 |
売上高は、1,373億円増加した一方で、売上原価は1,177億円増、販管費は182億円増でした。
その結果、売上高総利益率は20.4→19.5%、営業利益率は3.6→3.3%に悪化しました。
現段階では、利益率を犠牲にしても出店を進める方針を明示しています。
資産は、現預金が459→523億円と回復しました。
また、建物及び構築物は2,750→3,151億円に増加しました。
債務は、長期借入金が100→234億円に増加しました。
利益余剰金は2,025→2,223億円に増加しています。
営業キャッシュフローマージンは7→6%と悪化しました。
フリーキャッシュフローもマイナスに転落しました。
ドラッグストア業界も体力勝負になってきました。
いよいよ主戦場の関東での出店競争が激化しています。
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