2000年6月10日発行
はじめにより
たとえば、人が何か考え事をしながら、道を歩くとか、キョロキョロと、よそ見をしていると、交通事故に遭う危険がある。しかし、平常のように、自然にその感性が働いている限り、まずそうした恐れはない。現代では、そんな不注意は、車のドライバーにもあり得るから、そのためにも理性的な注意も必要であろう。
一般に、多くの不運は、それら感性と理性に欠けた状態で起こる。めったにないことであるが、そのうちの理性をかいたときに起こるのを不慮の事故といっている。
（中略）
これらすべては、人がその感性の働きを一瞬失うか、あるいは、事前も含め、頭で何かを考えすぎて、理性ばかりが働いてしまう結果、起こる現象である。「頭が真っ白になる」などという。つまり人はしかるべき瞬間に「ボーッ」としたり、「うっかり」しがちな存在といえよう。人は会社で仕事する間は、理性が必要であるが、一歩表へ出れば感性が働かなければならない。このように人が、その理性と感性とを、その場に応じて一瞬に切り換える必要があるということになるが、それは、日常、誰もがそうしていることにすぎぬ。
この状態を「自然体（身体）とか、平常心（心）」と改めて呼んでいる。
（引用終わります。）
新橋ビル爆発火災
も、「理性と感性」に欠けた状態が起こした事故
だったんだろうなぁ、と想像できます。
一方で、
大活躍中の
大谷翔平選手
は、
・自然体
・平常心
を体得しているのだろうなぁ、とも想像できます。
「五輪書」
に書かれている内容は、決して
戦や武道
の場面だけではなく、
私の日々の日常にも
大変参考になる内容でした。
機会があれば、
コロナパンデミック禍
「養生訓」
を一生懸命要約したように、
新たにパンデミックがはじまりそうな今、
「五輪書」
を要約してみたいな、という気持ちになっています。
やるかな？
やらないかな？笑
太陽活動は活発です。
地震に注意します。
小笠原諸島西方沖
M5・5
震源の深さ450km
黄色
緑色
の点々が密集している地域は、リアルタイムで注意のようです。
注目して備えていれば、大丈夫になる！
今日も「防災意識」と「大地への感謝」を忘れずに、お仕事頑張ります。
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