実に面白い!
殺せないなら
仲間に加えればいいようです。
(記事より一部抜粋です。)
これまでがん治療は、腫瘍を手術で取り除いたり抗がん剤などでがん細胞を殺すことで「体からの排除」が行われていました。ところが新たな方法ではがん細胞に「がん」という属性を捨ててもらい、普通の細胞として生きていく共存共栄が目指されています。
(中略)
人間社会で例えるならば、社会(体)に巣くうマフィア(がん細胞)たちに健全な職場を斡旋し、普通の社会人(普通の細胞)になってもらう方法と言えるでしょう。マフィア構成員もがん細胞も同じく「しぶとい」性質があり、無理矢理排除しようとしても上手くいきません。しかし普通の細胞に戻るという選択肢は、がん細胞も生存を約束され、体も健康を取り戻すことができるため、WIN‐WINの関係を築くことが可能になります。
(中略)
再びマフィアで例えるならば、がん細胞(マフィア)は体内でちゃんとした役割を担う分化細胞(職業)についていない状態で、それが無分別な活動につながっていたのです。しかし、そんな彼らに成長を促すことで、がん細胞(マフィア)から足を洗って筋肉細胞という新たな役割に変化(転職)させることができたのです。
(感想)
がん細胞のこと(立場)「も」考えてみる
社会に巣食うマフィア(悪の例え)のこと(立場)「も」考えてみる
そうすることで
見えてくる
平和な世界も
あるのかもしれないなぁ