(記事より一部抜粋です。)
親の介護は子どもがすべきことなのか。諦めることはダメなのか。
(感想)
全くダメなことではないと考えます。
むしろ親の健康面・安全面、娘さんの精神面
(母親にキツく当たってしまうことで感じる罪悪感は、本当に辛いことと思います。)
を考えても、施設に預けられるならば、預ける選択は全然あり、だと思います。
(再び記事より抜粋です。)
「ご自身の親にいい気持ちが持てなくなっていたら、引かないといけないタイミングだ」とした上で、「経済的な部分で、特養は緊急の度合いによっては要介護3でなくても入居できる方法はあるし、当然お母さんの収入だけで入居できるように制度設計されている。今の状況をどれくらいケアマネージャーさんが認識されているのか?緊急の度合いと含めてもう一度伝えてみたらどうでしょうか。それでも動きが悪いようであれば、地域包括支援センターに相談いただくのがいいのではないか」と呼びかけた。
(感想)
わたしはまだ特養相談員経験は浅く、
「特養は緊急の度合いによっては要介護3でなくても入居できる方法がある」
ことはこの記事を読んで初めて知りましたが、
「お母さんの収入だけで入居できるように制度設計されている」
という面で言えば、
「介護負担限度額認定証」
という収入によって、
住居費
食事代
が割引される制度があります。
ケアマネさんによっては
あまりこの制度に詳しくない方もいるなぁ、という印象です。
そして、この制度は
自ら(または家族)が申請しなければいただけない認定証です。
しかも、毎年更新が必要。
とにかく、
余裕がなくなってくると、
相談する暇もなければ気力もない・・・・
そんな疲弊した状態になってしまいます。
相談できる場所を知っておく。
割引がされる「介護負担限度額認定証」という制度がある、
ということを知っておく。
ご参考になれば幸いです。