2016年のアンケートですが、
台風が発生することで
メリットはあると思いますか
の質問に2/3の方は
「あまりない」「まったくない」
と回答しています。
あくまでも
人間社会にとっての「メリット」
ということなのでしょうが、
記事にあるように「恩恵」という言葉に言い換えると、
多少「ありそうだな」と感じます。
(記事より一部抜粋です。)
台風の強い風は、海の表層をかき混ぜます。すると、海面付近の温かい水と海深くの冷たい水がかき混ぜられて、結果的に海面付近の水温が下がります。この水温の影響を大きく受けるのが「サンゴ」。サンゴに適した水温は25~28℃といわれており、水温が高すぎる状態が続くと白化し、さらには死んでしまうこともあります。サンゴが死んでしまうと、サンゴ礁をすみかにする生物が減り、さらにはそれら生物を食べる生物が減り、最終的には生態系のバランスが崩れてしまいますが、海水のかき混ぜ効果がこれらを防ぐ働きをしてくれています。さらに、かき混ぜによる効果は水温への影響だけではありません。酸素を多く含んだ表層の水が酸素の少ない深層まで運ばれ、生物にとって必要な酸素を海底付近へ供給してくれます。このように、台風の強力な風によるかき混ぜ効果が、実は生態系の維持に大きく貢献していたのです。
(感想)
警戒していた台風7号が、関東沖を通り過ぎようとしています。
強風などによりけが人が相次ぎ、倒木などの被害も出ているようですが、
それでもまだ、少ない被害で済んだ方なのだと思います。
被害に遭われている方には、お見舞い申し上げます。
ここは、思いっきり
「感謝」をしておきます。
台風7号さん、
お手柔らかにしていただいて、
海をかき混ぜていただいて、
ありがとうございます!