(記事より一部抜粋です。)
最終盤になると、永瀬は藤井玉をほぼ受けのない局面に追い込み、勝ちがハッキリ見える局面となった。AIの数値も、いつの間にか90%を超えていた。
さすがにこの将棋は永瀬が勝ったか、と思った瞬間、藤井が放った香の王手が最後の罠(わな)だった。
終盤のすでに結論が出ている局面から、逆転勝ちをし続ける棋士は、今まで羽生善治九段の全盛時代くらいしか記憶がないが、藤井はすでに上回っている気がする。
(感想)
今後、もっともっと追い詰められてからの「大逆転将棋」を見せてくれる気がします。
AIの勝ち予測数値残り1厘でグレンとひっくり返すような「大逆転将棋」。