粉ミルクから牛乳へ

ゴロが来て３週間たった。
哺乳瓶もすっかり慣れて、早く離乳してほしいこのごろ。。

じつは来て1週間たった時、粉ミルクから牛乳に変更した。


<ごくごくごく>

環境が変わると下痢しやすい、とは聞いていたけど、
数日たってもゴロのウンチは固まる気配がなかった。
ほとんど水のような下痢便。
脱水症状にならないように、と必死にミルクを飲ませた。


1週間目、元気なんだけど、お尻のまわりはかぶれとかさぶた。
歩くとお尻がこすれて切れて血が出た。
一瞬、血便かと青くなる。

ミルクのメーカーを替えると改善することもある、
という情報を見て、他のメーカーのリサーチ。
どこのメーカーのを買ってみようか・・・・
経験者の体験をネットで調べた。



すると、ある保護団体で、
「粉ミルクをやめて牛乳にしたら生存率が劇的にアップ」
という情報が。

え??
どこのサイトを見ても、「子猫にはぜったいに牛乳をやらないで」
と書いてあるのに.....

いろいろ見比べて、子猫の個体差、週齢もあるだろうけど、
人によって、いろんな経験、意見があるだろうけど、
少なくとも、間違いない点は、
「乳飲み子の子猫は、乳糖の分解酵素を持っている」
「猫の母乳には乳糖が含まれている」
という、科学的事実だった。

獣医さんのサイトなどでは、牛乳がダメな理由は乳糖ではなく、
「猫用に調整された粉ミルクの方が栄養的に良い」
という、粉ミルク推薦文になってくる。

猫の母乳の乳糖は4.1%、牛乳は5%。
大差はない。
(ちなみにニンゲンは9%でかなり甘め?)

栄養調整された粉ミルクには、それなりの良さもあるのだろうが、
未加工の生乳の良さというのもまたあるらしい。
消化が良いというのは試してみる価値がありそうだ。

ヤギが4%で一番近い。
その上タウリンたっぷりで目に良さそう。
でも、ヤギの生乳を手に入れるのは至難のわざのようだ。

そこで牛乳派おすすめの「低温殺菌牛乳」に切り替えてみた。
説明通り、あたためずそのまま。

すごい飲みっぷりだった。
粉ミルクで、
「なんとか、あと5cc」などと、
ちまちま悩んだのがウソのよう。

数日したら、ウンチが固まってきた。

たまたまそんな時期だったのかもしれない。

でも、牛乳に替えた事で、今のところ何の不都合もない。
面倒なミルク作りから解放され、
ゴロはすごく美味しそうにごくごく。
目に見えて大きくなっている。

高い粉ミルク、たくさん残ってもったいないけど、
替えてよかった