当店、大名の西の端
警固の四つ角近くの迷路のような一角にございます。
そのため、道に迷っている風の御人もしばしば。
お昼時の御婦人グループなら、ランチで○○本さん。
夕暮れ時から夜にかけては、看板を出していない○○屋さん。
が一番手。
「道の尋ね方」は人それぞれ。
ある日
和食屋さんを目指す壮年のご夫婦。
目的地のお店の前の道からも隠れているお店を説明するのに、
ニシジマが当店の外に出て
「あちらへ行かれて〜」と説明を始めると、
ご主人:「口で言えば解るんだよ!!」
奥様:小さな会釈と身振りで「どうも」
花屋:しょんぼり
そして、ある月曜日の夕方。
ちょっと乱れた感じの中年女性がお向かいのお店に突撃。
(店休日のため断られる)
振り返って、当店に突撃。
花屋(ニシジマ)心の中で「何?何?」
女性:「ここらへんに予約無しでいける美容室は?」
花屋:「向いのビルの3階も4階も、2件隣りも、その10メートル先も美容室です」
女性:「イケメンに切られたい」
花屋:「3階は女性で、2件隣りの方も10メートル先の方もイケメンです。」
花屋:「あ!でも月曜日だから、あっちは閉まってるかもです。」
女性: 2件隣りにin.
こちらは偉ぶられるよりは、面白い。
あっちもこっちもどっちもそっちもな
大名生活も13年となりました。