~ 夢の途中 ~

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他言無用

2011年08月02日 | 悲しい話
この話は我が家の事ではない。他人からの伝聞である。

なのでココだけの話にして欲しいわけで・・・・他言無用の物語だ。


妻は摩訶不思議な生き物だ。同じ様な事を自分が言っても平気だが、ボク(私じゃない)が言うと怒る。

ある時、TVを一緒に見ていたら、「チャン・グンソクって素敵ねぇ」とおっしゃるから、

「そうだね、優しそうな良い男だね」と相づちを打った。「ね!そうでしょ!」と話は久々に盛り上がり、

私としては、「チャン・グンソク様々だ。彼のようなステキで女心の分かる男を目指さねば」と思ったものだ。

ところが・・・である。

ある晩ドラマを見ていた時、「武井 咲ってカワイイよねぇ」と何気に言ったら、途端に不機嫌になられた。

当然、「そうよね、カワイイし清潔感もあって性格もさっぱりしてそう」ぐらいの答えが返ってくる・・・・はずだった。

が、「はあ!?」であり、「気持ちワルっ!ロリコンじゃないの?」ときたもんだ。

いや、いや、いや、いや、いや、君が言った「チャン」の時は、ちゃんと話を聴いてあげて別に興味もないし知らない人なのにちゃんと答えたじゃない!

「ぜんぜんつまんないオヤジギャグなんですけど!」とまで返ってくる始末だ。

自分は平気で良い男の話をするのに、ボク(私じゃない)が良い女の話をするのは許せないようなのだ。

慌てて「君のほどじゃないけどね」とフォローを入れたが、もうあとの祭りである。

「あなたにはデリカシーがない」と責め立てられたりするのはどうも納得がいかない。

が・・・怖いんで反論もできない。

だが、後で分かった。つい先日、愛妻が美容室に行って珍しくパーマをかけた夜。

旦那の心得として「髪型変えて、雰囲気変わってキレイになったね」と、賛辞を贈るのはお約束である。


ところが、返ってきた言葉は意外なものであった。「じゃあ、今まではキレイじゃなかったのっ?」である。

小ワザで攻めたら、大ワザで返されたのである。言うまでもないが、愛妻が髪型を変えた事に気付かない亭主は、下の下である。

「キレイになったね」ではまだ中の下ぐらいということが判明した。

正解は・・・・・「より、キレイになったね」なのだ。

この、「より」に辿り着くまでに15年の歳月を要した。

『野球道』と『亭主道』、互いに奥が深い。 今日は『全国亭主関白協会』の発足理由を報告して、このブログの〆とする。

※今日のブログはあくまでも伝聞である。まだ事実関係も鮮明になっておらず、「ねぇ、ねぇ、ちょっと見た~?」は禁止事項である。



亭主関白協会とは!!


『全国亭主関白協会』この協会名で随分誤解を受けているらしい。

そもそも亭主関白の本来の意味が知られていないことに原因があると睨んでいる。

歴史を紐解けばすぐわかるが、関白とは、天皇に次ぐ2番目の位。

家庭内ではカミさんが天皇であるから、「関白」とは奥様を補佐する役目。

また、「亭主」とは、お茶を振る舞う人、もてなす人という意味。

つまり、真の『亭主関白』とは、妻をチヤホヤともてなし補佐する役目である。