先日から撮りっぱなしの高校野球、気になる試合を観た。
特に一番気になる花巻東VS帝京の試合は・・・・やはり凄まじかった。
実は私・・・花巻東の大ファンである。数年前に初めて甲子園で観た時は衝撃が体中を駆け巡った。
「こっ、こっ、これだ!オレの目指してた野球ってこのチームなんだーー!!」まさに脳天から電流が走り体が震えたのを思い出した(まぁ、酒飲んだらピタッと震えも止まったけど)
今年の花巻東・・・大変失礼ながら、菊池くんたちの世代と比べたら数段落ちると思うし、実際に対戦相手の帝京との実力差も結構あった。
個人個人の実力では到底及ばない花巻東、しかし結果は8-7の1点差。試合内容も2度、3度突き放されては追い付き・・・どっちが勝っても・・・って試合だった。
しかし正直、内容・結果なんてどうでも良かった。
数年前に観たときより彼等の野球は格段に進歩した『本気のカバーリング』を見せてくれた。
『本気のカバーリング』を1試合続けられる彼らの肉体的・精神的スタミナには、ただただ感服するばかりだ。
内外野手ともに1球1球全力でカバーに走ることはチーム全員に周知徹底されており、誰一人手を抜いてる者はいない。
それは、走者がいてもいなくても・・・・だ。
そして極めつけは花巻東の試合が終わるとグラウンドは凸凹になってるそうだ。
なぜか?・・・・・
これは野球経験者なら、いや野球経験者しかわからないだろうが、1試合ストップ&ゴー、ゴー&ストップを続けるとグラウンドが掘り返されるためだ。
そしてそれは足首・膝・股関節に相当なダメージをもたらす。が、彼等はそれを平気で遣り続ける。
彼等の無尽蔵の肉体・精神スタミナに対し感動すら覚える。
その彼等に少しでも近づきたくて、【蒼き闘士達】も2年前からチャレンジし始めた『本気のカバーリング』。
しかし徹底出来なかった。勿論、小学生にそれだけの体力を求めるのは酷だっただろう。
自分自身そこまで求めなかったし求め切れなかった。今更ながら後悔し選手達には禹行舜趨で申し訳なかった。
やはり監督の本気が足りなかったので選手達には伝わらりきれなかった。
万事徹底、「そこまでやるか」の行動力の継続です。
今日はマジメな格言で終わりにします。
『時代を担う子供たちのためにも、大人が子供に媚びてはいけない。積み重ねてきた自らの人生に誇りを持って生きる姿勢を示せ。』