風邪による熱発でダウンしうなされていた今週。
そこに飛び込んできた突然の訃報。
少年野球に携わり10数年、これまで出会ってきた子供達、格好付けて言えば『自分の子供だと思い』指導してきた。
その子供達のお父さんお母さん達とも大変失礼ながら、年上の方は兄・姉のように、年下の方は時には茶化したり、時には諭したりと弟・妹のように、同世代の方々とは友達のような感覚でお付き合いしてきた。
そのお父さんの突然の訃報。
「ウソだろ」、「信じない」、「そんなバカなことがあるか」、「ついこの前も・・・」
何事も明るく全力で取り組んで頂いていた。野球経験もないのに審判も積極的にして頂いた。
チームの雑用も明るく進んで下さっていた。
監督として悩んでいる時にも「原君が思うとるごとでよかばい。俺たちが支えてやるけん。」そう言って励まして下さった。
父兄さんでもあり、優しい兄のような存在の方。
優しく明るく楽しい奥さん、明るく素直で真っ直ぐな男の子二人を残して・・・。
何故? どうして?
お通夜、葬儀と続いたが現実を受け止められない。
弔辞、お別れの言葉はそのお人柄を記した言葉であり「全力で」、「明るく」、「面倒見がいい」そんな言葉が並び、
「安らかに」、「ゆっくりと」と云う言葉で締め括られていた。
だけど私はあえて言う。
「安らかに」、「ゆっくりと」だなんて冗談じゃない。そんなことはさせない。
あなたにはまだ出来ることがある。あなたにしか出来ない事がある。
どこからでもいい、二人の子供達をしっかりと見守って欲しい。いや、絶対に見守っていかなきゃいけない。
もし、万が一、その二人が道を踏み外しそうになったら、どんな手段でもいい。どんな方法でもいい。私に伝えて下さい。
あなたに代わり、私がぶん殴ってでも元の道に戻します。
ただ、もう少し時間を下さい。
どうにも心のスイッチが入りません。どうにもこうにも体が動きません。
日常を取り戻すまで少し時間を下さい。
『お疲れ様でした。合掌』
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