~ 夢の途中 ~

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まだ出来ることがあるはず

2013年01月19日 | 日記

風邪による熱発でダウンしうなされていた今週。

そこに飛び込んできた突然の訃報。






少年野球に携わり10数年、これまで出会ってきた子供達、格好付けて言えば『自分の子供だと思い』指導してきた。


その子供達のお父さんお母さん達とも大変失礼ながら、年上の方は兄・姉のように、年下の方は時には茶化したり、時には諭したりと弟・妹のように、同世代の方々とは友達のような感覚でお付き合いしてきた。


そのお父さんの突然の訃報。

「ウソだろ」、「信じない」、「そんなバカなことがあるか」、「ついこの前も・・・」


何事も明るく全力で取り組んで頂いていた。野球経験もないのに審判も積極的にして頂いた。


チームの雑用も明るく進んで下さっていた。


監督として悩んでいる時にも「原君が思うとるごとでよかばい。俺たちが支えてやるけん。」そう言って励まして下さった。


父兄さんでもあり、優しい兄のような存在の方。





優しく明るく楽しい奥さん、明るく素直で真っ直ぐな男の子二人を残して・・・。


何故? どうして?


お通夜、葬儀と続いたが現実を受け止められない。


弔辞、お別れの言葉はそのお人柄を記した言葉であり「全力で」、「明るく」、「面倒見がいい」そんな言葉が並び、

「安らかに」、「ゆっくりと」と云う言葉で締め括られていた。



だけど私はあえて言う。


「安らかに」、「ゆっくりと」だなんて冗談じゃない。そんなことはさせない。


あなたにはまだ出来ることがある。あなたにしか出来ない事がある。


どこからでもいい、二人の子供達をしっかりと見守って欲しい。いや、絶対に見守っていかなきゃいけない。


もし、万が一、その二人が道を踏み外しそうになったら、どんな手段でもいい。どんな方法でもいい。私に伝えて下さい。


あなたに代わり、私がぶん殴ってでも元の道に戻します。


ただ、もう少し時間を下さい。


どうにも心のスイッチが入りません。どうにもこうにも体が動きません。


日常を取り戻すまで少し時間を下さい。




『お疲れ様でした。合掌』



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