キーンさんのTV番組見てたら、私の「いろいろな国のお話を読んで」シリーズを完成させたくなりました。<これの続きね>
キーンさんは紫式部(Lady Murasaki)が1000年以上も前に書いた、源氏物語(The Tale of Genji )の英訳本を読んだことから、日本文化に惹かれていったということなのです(^ ^)b
<源氏物語の文献初出は1008年(寛弘五年)>
私のあのシリーズには、日本の平安時代(8~12世紀)の華麗な王朝文化のことが抜けている。日本ではこの時代の和歌が今でも広く愛され続けています。
このあたりのことはよく知られているから、
特に、私が論評することもないと思ってました(^ ^;
平安朝きっての和漢の秀才、学問の神様、天神様こと、菅原道真公がいて、遣唐使が廃止(894年)され、国風文化が栄えた。また、優れた歌人で、日本初の勅撰和歌集「古今和歌集(905年)」の選者でもあり、日本最古の日記文学「土佐日記」を書いた紀貫之がいて「男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」と、漢文じゃなく、仮名文で書き始めたものだから、女連も触発されて、いろいろな物語や日記、随筆が出てきたという流れなのかなぁ~と思っています。
和歌の前では皆平等、男女も平等だったみたいだしね(^ ^)
紫式部の「源氏物語」と
清少納言の「枕草子」はめちゃ有名だし。
清少納言のように ”春はあけぼの”
って言い切れたら、カッコいいもんね(^ ^)
けどね、今は海外の自称先進国で、死刑の廃止とかやっているけど、この時期、日本の平安時代もかわいそうだからと、死刑を廃止したりしたのですよね。
すると、平安時代末期には盗賊が跋扈する世の中になってしまい、保元の乱や平治の乱とか、いろいろな騒乱があって、守りを任されてたけど、地下人とか言って下に見られてた武士階級が力をつけ、台頭してきたのですよね。
で、その後、日本は明治時代までずっと武家政権が続きます。
(続く)