けど、ナンカ不思議だったのですよね。今の日本では真珠は一般的というか、19世紀の終わりくらいに御木本幸吉氏が三重県の英虞湾で真珠の養殖に成功したので、それ以後は真珠の輸出国なのだけど、それ以前は採れたとしても天然ものなので、数は少なく、庶民にまではいきわたってはいない。
で、思い出したのは珊瑚のことで、少し前に近隣某野蛮な国の漁船が多数やってきて、日本近海でゴッソリ貴重な珊瑚を取って帰ったので、大問題になったくらいに(怒)日本では昔から赤いきれいな珊瑚が採れる。
きれいに結った漆黒の日本髪によく似合う
珊瑚玉の簪(かんざし)
「東方見聞録」にある”美しいバラ色の真珠”って、真珠のことでもあるけど、珊瑚のお数珠とか簪(かんざし)をもさしているのではないかとか思ったりしています(^ ^;
日本女性はあまり宝飾をつけないのだけど、特に、和服の着物では胸元にネックレスやブローチはつけない。
けど、日本髪の髪飾りはいろいろと豪華なのがあるですよね。歌舞伎とか見れば、それがわかる。それと、着物の帯止め(^ ^)
亡くなった祖母がきれいなピンク色(=バラ色!)の珊瑚の帯止めを持ってたのを思い出しつつ(^ ^)
<これは私のブログのこの↓記事の続きのようなことね(^ ^)
http://blog.goo.ne.jp/2miko3/e/132a9e2c03f6a7c4b79f598f8889530a
”色白で、慇懃、優雅な偶像教徒が大きな島に住んでいる。莫大な量の黄金があり、君主の宮殿は黄金で敷き詰められている。美しいバラ色の真珠がたくさんとれる”