今年の梅雨は長くて、山に行く日和が7月中は取れなかった。梅雨明け10日と言われているがやっとその晴れの日を迎えることができ、7月のすえに計画していた予定山行を8月に延ばして行くことになった。今回初日は、石川啄木が故郷の山としてこよなく愛したといわれてる「姫神山」を登り、下山後啄木記念館を見学し、岩手山山麓の旅館「畠山」で一泊して二日目に「岩手山」を登ってきた。幸い天候に恵まれて暑い中であったが何とか頂上に立って展望と癒しの森林歩きを楽しんできた。
頂上には信仰の山の印祠が立つ
岩の上はさわやかな涼風が汗をぬぐってくれた
下山後啄木記念館へ
啄木が学んだ渋民小学校旧校舎
啄木記念館内は撮影禁止
二日目は岩手山
馬返し付近から朝日に輝く頂上
一合目から十合目(山頂)まで続く(登山者が一服入れるに具合がいい)
前日に登った姫神山が雲の上に浮かぶ
五合目付近のがれ沢登りはきつい、さえぎるものがない直射日光に背中を焼かれて汗は噴き出す
そして、登りあげた八合目避難小屋にはおいしい冷たい清水が待っていた。
避難小屋前から見える頂上はふと浅間山かと見違えるほど似てる
信仰の山として親しまれ沢山の登山客でにぎわってるようだ
外輪山の山稜には石仏が点々と置かれている
岩手山頂上は標高2038m独立峰で文句なしの360度の展望でした(最高点は薬師岳2040m)
今年は梅雨が遅くまで延びて山へ行く機会がありませんでした。日程をずらして天候の定まった時に丁度行けて幸いでした。暑い中でしたが山へ入れば爽やかな風もあるし、それほど苦にはなりませんでした。遠いのが少し難点でしたが頂上からの展望は素晴らしかった。イワブクログも咲いていました。
二座共に楽しかった思い出の山なので、も一度歩きたいと思っていましたが、日程が合わず残念でした。
車の走行距離が長いので山の会で行けると有難いですね。
私が歩いた時は、岩手山の火口付近に薄紫色のイワブクロが沢山咲いていました。