7時55分「逆桜」のバス停に到着しました。
ここから県道に入り、舗装された道に沿ってジリジリと高度を上げていきます。
沿道の雑草が勢いよく伸び盛り、雪に閉ざされていた鬱憤を晴らすかのように、ガードレールの外側にはみ出して僕に触れようとします。
天候は曇り、気温は19℃。歩くと軽く汗ばんでくるという感じです。
8時15分、坂を登りきったところにサイクルスポーツセンターなるものがありました。ここからやっと下り基調となります。
自転車をテーマにサーキット走行やレース、いろいろな自転車によるサイクリング、さらには遊園地的な遊びも盛り込まれたような感じらしいです。
なかなかこういう施設って維持が大変ですよね。貴重な存在です。
軽快に坂道をおりていくと、途中でついに空が泣きだしました。
ストックをしまい、傘を出しました。
ロード中心のコースにしたのはこの雨を想定していたからです。
雨は歓迎しないけど、優しい雨は思っているほど悪くないです。
10時30分、足裏が摩擦で痛くなってきました。柔らかめのシューズにしたからです。
靴擦れが出来てしまう前に処置します。
明日もあるから⋯。
国道沿いのつるんとした広い歩道の隅に座り込み、足裏にテーピングテープを貼りました。
今ならまだまだ平気です。
やがてルートは「諏訪峡」という川沿いの道に入って行きました。
ここに入る時、橋の中央付近に「バンジージャンプ」と言う文字を見つけました。
昔、家族連れで買い物に出かけた時、ショッピングモールの吹き抜けの3階からバンジーするのを見ました。
『挑戦者いませんかー』
の声に「僕だったらめっちゃスタイリッシュに落ちてやる」と思って『やりませんか?』と声かけられたら『やります!やるでしょ!』と答える妄想をしていたのを思い出しました。
今でもそのイメージが残ったままです。
でもまだやったこと無いのです。
さて、諏訪峡は河原が広く家族連れやグループが数組訪れていました。
さらに進むと⋯
『あれ? ここは 道の駅みなかみ水紀行館 の裏手だぞ?』
雪の時期に水上にくると、必ずと言って良いほどいつも利用するところでした。
ここに出るんですね? なるほどー。
この地区は道標の設置が出来ないらしく「湯原橋」にて利根川をバックに撮影することとなっています。
12時40分、湯原橋にてチェックポイント通過。スノーカントリートレイル最初のコースポイント撮影はここになりました。
利根川を渡り線路沿いを歩くことになりました。そこには D51(SL奥利根号)が走っている ことを説明する看板がありました。
『どれどれ?なんて書いてあるの?』
簡単に要約して説明します。
『昭和11年に貨物用として製造されたここ上越線を走るD51は、昭和47年に引退したのち後閑駅に静態保存されていました。それを1988年JR東日本が大宮工場にてレストアし、高崎⇔水上で年間40本走行しています』
ということです。
つまり本物でした。
水上駅にやってきました。
ここに来るまでに、女房とLINEでやり取りしてまして『飲みたいお酒あったら買って行くよー』と話していました。
すると『これが売ってたら飲んでみたーい』とネットで調べて画像を送ってきました。
いや〜現代は便利ですね。
こうやって画像まで送れて、ねぇ。
酒屋が数件ありまして、覗いてみるとだいたいそれは無い。
でもあるもんですねぇ、はいご購入〜。
されに、周りを見ると他にも美味しそうなお酒がたくさんあります。
お店のおやじさん(ちょっとこわおもてであまり笑わないのです)にいろいろ聞いてついもう一本、背中に入るギリギリかな?
ズシリと重くなった日本酒の瓶を背負うと、僕は満足げに店を出ました。
女房の喜ぶ顔が目に浮かびますね。
僕はお酒は飲めない人ですが、お酒を買うのは好きです。ちょっと変ですけど、あのラベルはアートですよね。
文字といい色といい、素晴らしいと思います。最後はあのラベルで決まるのかも知れません。
14時、湯檜曽駅通過。
道は少しずつ登りになります。
遠くに3人組の方たちが見えます。
だんだん近くなってきます。
追いつきます。抜かします。
僕よりちょっと歳上かな?ぐらいの方たちでした。少し歩いてみようよとなったのかな?
でもこの先なんにもないです。
まさか、歩いて土合駅を見に行こうって?
まさかぁ〜。
14時52分、土合駅に到着しました。
ちょっと疲れました。
そう思った瞬間、雨が降り始めました。なんというタイミングの良さ。
大切に背負ってきたお酒の瓶2本を取り出して、寝袋の上にそっと乗せます。
気がつけばだいぶお腹も空いてきました。
その3へ続きます。
歩行距離 29.9km
累計標高差 +798m -712m
所要時間 7h
44,545歩
ここから県道に入り、舗装された道に沿ってジリジリと高度を上げていきます。
沿道の雑草が勢いよく伸び盛り、雪に閉ざされていた鬱憤を晴らすかのように、ガードレールの外側にはみ出して僕に触れようとします。
天候は曇り、気温は19℃。歩くと軽く汗ばんでくるという感じです。
8時15分、坂を登りきったところにサイクルスポーツセンターなるものがありました。ここからやっと下り基調となります。
自転車をテーマにサーキット走行やレース、いろいろな自転車によるサイクリング、さらには遊園地的な遊びも盛り込まれたような感じらしいです。
なかなかこういう施設って維持が大変ですよね。貴重な存在です。
軽快に坂道をおりていくと、途中でついに空が泣きだしました。
ストックをしまい、傘を出しました。
ロード中心のコースにしたのはこの雨を想定していたからです。
雨は歓迎しないけど、優しい雨は思っているほど悪くないです。
10時30分、足裏が摩擦で痛くなってきました。柔らかめのシューズにしたからです。
靴擦れが出来てしまう前に処置します。
明日もあるから⋯。
国道沿いのつるんとした広い歩道の隅に座り込み、足裏にテーピングテープを貼りました。
今ならまだまだ平気です。
やがてルートは「諏訪峡」という川沿いの道に入って行きました。
ここに入る時、橋の中央付近に「バンジージャンプ」と言う文字を見つけました。
昔、家族連れで買い物に出かけた時、ショッピングモールの吹き抜けの3階からバンジーするのを見ました。
『挑戦者いませんかー』
の声に「僕だったらめっちゃスタイリッシュに落ちてやる」と思って『やりませんか?』と声かけられたら『やります!やるでしょ!』と答える妄想をしていたのを思い出しました。
今でもそのイメージが残ったままです。
でもまだやったこと無いのです。
さて、諏訪峡は河原が広く家族連れやグループが数組訪れていました。
さらに進むと⋯
『あれ? ここは 道の駅みなかみ水紀行館 の裏手だぞ?』
雪の時期に水上にくると、必ずと言って良いほどいつも利用するところでした。
ここに出るんですね? なるほどー。
この地区は道標の設置が出来ないらしく「湯原橋」にて利根川をバックに撮影することとなっています。
12時40分、湯原橋にてチェックポイント通過。スノーカントリートレイル最初のコースポイント撮影はここになりました。
利根川を渡り線路沿いを歩くことになりました。そこには D51(SL奥利根号)が走っている ことを説明する看板がありました。
『どれどれ?なんて書いてあるの?』
簡単に要約して説明します。
『昭和11年に貨物用として製造されたここ上越線を走るD51は、昭和47年に引退したのち後閑駅に静態保存されていました。それを1988年JR東日本が大宮工場にてレストアし、高崎⇔水上で年間40本走行しています』
ということです。
つまり本物でした。
水上駅にやってきました。
ここに来るまでに、女房とLINEでやり取りしてまして『飲みたいお酒あったら買って行くよー』と話していました。
すると『これが売ってたら飲んでみたーい』とネットで調べて画像を送ってきました。
いや〜現代は便利ですね。
こうやって画像まで送れて、ねぇ。
酒屋が数件ありまして、覗いてみるとだいたいそれは無い。
でもあるもんですねぇ、はいご購入〜。
されに、周りを見ると他にも美味しそうなお酒がたくさんあります。
お店のおやじさん(ちょっとこわおもてであまり笑わないのです)にいろいろ聞いてついもう一本、背中に入るギリギリかな?
ズシリと重くなった日本酒の瓶を背負うと、僕は満足げに店を出ました。
女房の喜ぶ顔が目に浮かびますね。
僕はお酒は飲めない人ですが、お酒を買うのは好きです。ちょっと変ですけど、あのラベルはアートですよね。
文字といい色といい、素晴らしいと思います。最後はあのラベルで決まるのかも知れません。
14時、湯檜曽駅通過。
道は少しずつ登りになります。
遠くに3人組の方たちが見えます。
だんだん近くなってきます。
追いつきます。抜かします。
僕よりちょっと歳上かな?ぐらいの方たちでした。少し歩いてみようよとなったのかな?
でもこの先なんにもないです。
まさか、歩いて土合駅を見に行こうって?
まさかぁ〜。
14時52分、土合駅に到着しました。
ちょっと疲れました。
そう思った瞬間、雨が降り始めました。なんというタイミングの良さ。
大切に背負ってきたお酒の瓶2本を取り出して、寝袋の上にそっと乗せます。
気がつけばだいぶお腹も空いてきました。
その3へ続きます。
歩行距離 29.9km
累計標高差 +798m -712m
所要時間 7h
44,545歩