僕としては珍しく早い時間に家を出ました。なんと20時には自宅を出られるという快挙。
目覚めたのが6時20分。
朝は少し積もったパウダーを蹴散らし、昼頃からはコブに入りました。
コブは間隔も適切で、滑り安い方だと思います。
3人で滑りましたが、この仲間たちの良いところは自分のペースで滑れることです。
途中、つくばにアパートを借りた娘のところに女房が泊まるというのでバジャマを届けました。
行き先はいつものたかつえスキー場。
時間半が早いので道路にはまだ車が多いです。
まあのんびりと行きますよ。
矢板から西那須野塩原まで一区間だけ高速道路を使います。
降りる時に深夜割引が効かないなんて初めてでした。
西那須野塩原を降りるとパラパラ降り始めた雪は路面も白く覆いはじめていました。
塩原の街中を抜け、山道に入りだいぶ登ったところで赤い誘導灯を振る姿が・・・。
警官だというのはすぐにわかりました。
『こんばんはー』
『何かありましたね?』
『ええ、この先のトンネルのところで大型車両がスタックして動けないんですよ。復旧は明日の朝にならないと・・・』
『わかりました。ちょっと戻ったところで朝まで待機します』
と言って来た道を引き返しました。
一晩中あそこに立つ警察官も本当に大変だと思いました。
ものすごい雪でもなかったので、整備か運転に問題あったのだと思います。運送業者のみなさんには本当に安全性に配慮してもらいたいと思います。
そして過激な就労などがなくなるといいなぁ。
仕方ない、まあ寝て待つか。
と思ったのですが、大型車両がなかなか動かせなかったらと思うと『これは別のスキー場に行った方が確実だな』という気持ちになりました。
しばらく考えていましたが、片品(群馬)にスキー仲間が向かっているのでそちらに行ってもいいかな? と思いました。
どのくらいかかるのかな?
検索するとなんと3時間半!
時計の文字盤で説明すれば、あと10分の針の位置で行ける距離を50分走って回り道しないとならないのです。
つまり冬季閉鎖です。
実際にナビで検索してみると到着まではおよそ230kmありました。
うーん、どうする。
どうすると考えている間に走った方がいいかなと思って車をスタートさせました。
あれだけ降っていた雪も西那須野塩原インターに近づくと小降りになりました。
東北道、北関東自動車道、関越道と乗り継ぎ沼田インターで降りました。
皆が車中泊する「道の駅尾瀬かたしな」に到着したのが午前2時15分でした。
やはりここも雪でした。
長靴に履き替え、荷物を移動させて寝床を作ります。
目覚めたのが6時20分。
暑かったのかな? 寝袋のチャックが開いていて、手と腕が凍るように冷たくなっていました。
ちょっと睡眠足りないけど、まあいけそうです。
仲間たちが今日予定しているのが「かたしな高原スキー場」です。
ファミリースキー場として昔からミッフィーちゃんのキャラクターを導入しているので有名ですね。
僕も子供が小さい頃、ここを利用しようと計画していましたが行ったことは一度もありませんでした。
なぜここかって?
第一に安い。
リフト券に1,000円分の食事券がついて2,900円でした。
第二にコブ。
割と滑りやすいコブに2ライン並んでいます。
たぶんこれが理由でしょう。
朝は少し積もったパウダーを蹴散らし、昼頃からはコブに入りました。
ゲレンデはポールバーンも設置されていて、レーサーのスキーヤーがかっ飛ばしていました。
休憩もあまり取らずに16時過ぎまで頑張りました。
コブは間隔も適切で、滑り安い方だと思います。
まだ上手くはないですが、ちょっとだけ滑れるようになってきました。
今日はご一緒させていただいたTさんのアドバイスで気が付くことがありました。
やっぱり仲間で滑ると新しい発見があったりしますね。
Tさんありがとうございました。
一方Oさんは地味な練習を続けていました。
この地味な練習、上手く滑れるようになった人は皆やってきました。
Oさんは『テレマークスキーが難しくてすごく楽しい』と言っていました。キラキラした目をしていました。
3人で滑りましたが、この仲間たちの良いところは自分のペースで滑れることです。
必ず一緒のリフトに乗るとかスタートはみんな揃ってからというのがないことです。
勝手にやって時々一緒に滑って、あーだこーだ言い合って気持ちと技術を高めています。
友達の1人に加えていただいて本当にありがとうございます。
僕は日帰りですが、あとのお2人はこのまま現地にとどまり明日も滑るようです。
帰り道スリップでしょうか、追突事故があり渋滞していました。
今日も我が家温泉にして、食事も軽くスキー場の駐車場でとってから帰りました。
関越道を通ると山から関東平野に出る瞬間、素敵な夜景が広がります。
のんびり運転しながら帰りました。