斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

松江高専訪問2

2012年02月17日 06時07分54秒 | 高専訪問記
概要の説明をいただいた後、校内の見学になりました。
そろそろ、今日の業務がはじまるので、今日は実習工場のお話だけ。

実習工場(付近の建物を含む)では、同時5軸NC加工機を見学しました。そうそうあちこちにはない装置です。プロペラみたいなものが作れます。つまり写真の装置を使って、表ばかりでなく裏も削れるという意味です。


CNC旋盤です。こちらは汎用性が高く、工作のお得意な会社には設置されている機械です。


普通の旋盤です。ごく普通です。


ここまでは、よくある光景なのです。ところが説明していただいた技術職員の方の説明がたいへんわかりやすかったのです。装置の見学がおわったところで、「1,2年生で旋盤を使って加工の基本を勉強し、学年進行でCNC旋盤に慣れて実践力を積み、最後は最先端の同時5軸加工機を体験するプログラムになっています」とまとめていただきました。各工作機械が頭の中でつながり、学生がどう成長していくのか、目で見えるようでした。


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