歌もナレーションも演じることも全部好き

普段、関西弁でしゃべっているので、よく聞かれることがある
「上京してまだ浅いんですか～？」
「もうかれこれ・・・」って話すと
「全然ぬけないんですね！」とそこから話が広がり、弾んで・・
関西弁は親しみやすい感があるようで
けっこう、場が和むことが多い、
「関西弁かわい～」なんて言ってもらえて
ちょっと得した気分になることもある

でもね、ナレーションのお仕事のときは、
どこかのスイッチが入って、標準語モードに
なかなか関西人泣かせの単語も多々あるんやけど～。。
文章中に出てくる「雲」と「蜘蛛」　「雨」「飴」・・・・
何度か繰り返してると、どっちがどっちかわからなくなる～
でも全て音だから、音楽と一緒・・なんだけど・・・
確認したときは、バッチリできて
いざ、本番になると、戻ってたりね。。。
ガラス越しに「歌い手やのに、なんでやねん！耳悪いんとちゃうか！？」ってよく言われてたなぁ。。
でもそんな私を、半分あきらめながら（笑）
ながーいながーい目で見てくださって、
毎回毎回、私にチャンスを与えてくれていた現場があるから
今は、その経験から、ほぼ1発ＯＫをいただけることが。。。

上京する前、関西で活動してた頃に、アナウンススクールに通っててね、
ボイトレの先生の紹介だったんだけど、
歌が歌いたいのに、なんでアナウンス？って！
すごく、すごく、いやいややった。。。
私の向き合い方や、甘さに
師匠に、もう来なくていい！っていわれたこともある
でも、翌日は、厳しい言葉を忘れたかのように、
ケロッと笑顔で1日も休むことなく、とにかく続けた。。
今、思えば、そこでは問題児生徒ながらも
基礎をしっかりみっちりと、何十回、いや何百回と
繰り返し繰り返し教わったので、今になってようやく、
ナレーションのオファーをいただけるようになってきた
当時のアナウンススクールでの出会いが今の私の原点
あのときに・・・
キレイな日本語で言葉をしっかりと届ける歌い手になりたい
そう強く思ったんだ。。。

アナウンススクールで教えてくださってたかたが
ご存知、お師匠と呼ばせていただいてる「りょうさん」
ラジオのきっかけも下さった方。。。
いまも時間が許す限り私のサポートをしてくれます
時には、マネージャーのように、時には運転手のように・・
かけづりまわってくれてます
同じ門下生には、中京テレビで活躍している友や、
たまにこのブログに登場する「玉井新平」くん♪
彼は岩手めんこいテレビのアナウンサーを経て、
ただいま羽鳥さんの朝の番組「モーニングバード」で
レポーターとして事件から事件へ。。駆け回ってます（笑）



みんなそれぞれ必死で戦ってて、時に顔を合わせたときに
素直に向き合える仲間であり、
そんな私たちの全てを見通しているかのようなおおきな懐のお師匠

ナレーションも歌うことも演じることも、すべてが私そのもの。。。
こだわりがなくなった分、もっともっと深いところを追求したい
歌うことは語ること・・・語ることは演じること
演じることは表現すること・・・

あら♪こんなにながい文章になってしもうた。。。
くたびれず、最後まで読んでくれてありがとう