3291.~柔軟に~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「たのしい~、たのしいね~」(10月29日)~
おはようございます。相模原教室の小口です。
ある生徒さんとの授業風景です。
「たのしい~」「たのしいね~」、
感情を自然に言葉で表すことができるようになり、うれしい限りです。
時には歌唱の歌詞に「どうして~?どうして~?」と質問があり、
「え~っ!そこ~?」と説明しにくい質問に講師は困惑。
また、「これやりた~い」の言葉に「おっ!いいね~」と内心「やった~」と思い、
「じゃ、やろうね~」の声かけに、「やんな~い」…。
「きたきた~いつものパターン」「じゃ、先生がや~ろう」と言うと…、ここから先は、運!
「私がする~」(やった!) or「うん、先生やっていいよ」(残念!)
それでも、最後までいっしょに課題を進め、「たのしい~」「たのしいね~」。
また次回へ続く・・・
先生になりたくて先生のまねをして話し、「あらっ?いつのまに覚えたのかな~できてる~いつも講師がしているこんなところまで見てたんだ~」と感心。
一瞬一瞬の「たのしい」の積み重ねに生徒さんの成長を感じています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
まだまだ、気分が優先している年少な生徒さんとの授業ですね。講師は、授業の行方や対応の仕方を決めつけずに、生徒さんの気分の流れに合わせながら授業を作り上げていきます。ですから、授業は「たのしい」「たのしい」と進んでいく、・・・。しかしそれでいて結果的には何かを獲得させていっている。講師は柔軟であることが必要ですね。