11月に入り北風が冷たい季節となった。
木枯し一号も予想された。
我々高齢者は、「コロナ」「インフルエンザ」は十分に注意しなくてはいけない。まして老いによる心と体のメンテナンスが必要だ。
まず自分としては腰痛との向き合い方だ。
昨日、テレビ番組を見ていて納得した言葉があった。
ボクシングの元世界王者の八重樫さんがラグビーのヤマハ発動機の臨時コーチで選手たちに伝えた言葉だ。
八重樫さんのトークの中で、特に選手たちの心に響いたのが「覚悟」という言葉だ。
「恐怖心との向き合い方。決戦に向け、一日一日をやり切る。すべての時間を悔いなく過ごす。そうやって「覚悟」をただの言葉でなく、大きなものにしていく作業だ。」
今日改めて思ったのは、Jリーグの川崎フロンターレと札幌コンサドーレの試合だった。12連勝中の川崎に札幌の勝ち目はないと思った。まして前回の対戦は6−1で負けている。札幌の選手の戦略に裏付けされた気迫がすごい。札幌の選手は川崎に勝つんだという「覚悟」を持っていた。2−0の完勝だった。
覚悟を持ったブレない生き方をしたい。
ふと思ったら父親の年齢を超えていた。
自分勝手な生き方をしてきたもんだ。酒に溺れ、好きなテニス、スキーと。
最後には罰が来るのかな。神様は「それにきちんと向き合ってあの世に行きなさい」と言っているようだ。
「前のように」「以前のように」と漠然と思っていたが、それは到底無理なことだ。
「コロナ」があって「腰痛」と「老い」が重なり、自分の「いま、ココ」で「できることを精一杯やること」が正しい生き方ではないか。
遠回りせず、焦らずできることをやる。
その一つとしてプリンターも故障しているので年賀状を出さないことに決めた。元日の紙の触感は捨てがたいものだが、捨てる覚悟をしよう。