田舎へ行ってご/見てご!

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ココヤシ

2021年01月29日 | 花さんぽ・花めぐり

最もメジャーな花粉と言えば、2月~4月がピークのスギとヒノキ。

1月下旬なのに既に目は痒く、鼻水、クシャミが出ます。

季節を問わず、一年中花粉が飛散しているとのことです。

幸い仕事に行かなくてよいので、コロナ感染と勘違いされて睨まれることはありません。

 

ちょっと季節外れですが、果実が展示(3枚目の写真)されていたので取り上げました。

誰もが知っている「唱歌・椰子の実」(島崎藤村作詞 ・ 大中寅二作曲)

ヤシ(椰子)はヤシ科の植物全体の総称です。

単に「ヤシ」と言えば「ココヤシ(古古椰子)」(学名:Cocos nucifera L.)のことを指します。

果実(ココナッツ)から葉っぱが生えたココヤシの木

ココヤシ」ヤシ科の常緑高木で大きいものは30mほどに成長します。

ポリネシア~熱帯アジアに分布。日本では越冬が不可能なため沖縄県と小笠原諸島でしか生育できません。

果実内部に溜まった水が飲用になります。また、「ナタ・デ・ココ」の原料や「ココナッツ」などに利用されています。

’210121 熟すと30cmほどにもなり、やや先が尖った楕円形で、緑色をしています。

こんなのが頭に落ちてきたらイチコロです。

下に敷いてあるのもココナッツ。繊維質の様子がよく判ります。

花期:3~4月、採種時期は10~11月(於:沖縄)。

判りにくいのですが葉腋から肉穂花序を出し、白っぽいのが花。(左奥)

花序の途中についている白や黄緑の球形がココナッツの赤ちゃん。(左右)

葉は幹の先端部に集まり、羽状複葉で長さ5mにもなります。写真は若木。