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ワールドオーツ

2024年09月21日 | 花さんぽ・花めぐり

一年草の「コバンソウ(小判草)」に似た穂を夏頃に出す「ワイルドオーツ(wood-oats)」(Chasmanthium latifolium

シュッコンコバンソウ(宿根小判草)」と呼ばれるように多年草(宿根草)です。

別名:ニセコバンソウ(贋小判草)、セイヨウコバンソウ(西洋小判草)

属名の「チャスマンティウム(またはカスマンティウム)・ラティフォリウム」と呼ぶこともあります。

’230924 イネ科チャスマンティウム属の落葉多年草 (※属名の和名は無いようです)

草丈:50~100㎝ 分布:カナダ、アメリカ中東部、ニューメキシコ

'050813 花期:7~8月 実:9~12月 

'060804 夏、たくさんの穂を下垂させて風に揺れています。そのままの形で緑の実をつけます。

鮮緑色の葉は笹のような涼しげな形、株は根元から株立ちになります。

葉は秋に黄色く紅葉した後に落ちますが、穂は冬も残ります。

こぼれダネで殖える事がありますが、地下茎であちこち出て困ることはないそうです。

'211007 秋から冬になると穂が茶色く変わります。

コバンソウは実がふくらみますが、ワイルドオーツの実は平たくより小判ぽい印象です。

 

なお、白斑入りの’リバー・ミスト’('River Mist')という品種もあります。