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マイヤーレモン

2024年12月08日 | 花さんぽ・花めぐり

マイヤーレモン(Meyer Lemon)」(Citrus meyerii)は、レモンと名がつきますが純粋のレモンではありません。

メイヤーレモン」とも呼び、オレンジとレモンとの交雑により誕生した品種です。

ミカン科ミカン属の非耐寒性常緑低木 花期:5~6月 白い花も甘い香りがします。

普通のレモンよりも少し大きめでやや丸みがあり、表皮がなめらかで、熟すと果皮が濃いオレンジ色になるのが特徴。

果皮が薄くて、甘みがあり酸味が少ない。独特の良い香りを放ち、果皮の苦みも少ない。

マイヤーレモンは国内では生産量が少なく希少。

三重県、和歌山県などで栽培。10月頃から青い状態の「グリーンレモン」の収穫が始まり、12~3月頃になると熟したオレンジ色のものが出回る。

海外産は6~10月頃が旬のニュージーランド産が多く流通。同国では柑橘類に防カビ剤を使わないことが多いため、日本産のレモンと同様果皮を使う料理向きとのこと。マーマレードやはちみつ漬け、お菓子作りなどにも利用されます。

 

こちらはマイヤーレモンの枝変りと言われる「サイパンレモン(Saipan Lemon)」別名:キクチレモン(菊池檸檬)

テニアン島から八丈島に導入された品種のため「ハチジョウレモン(八丈檸檬)」や「シマレモン(島檸檬)」とも呼ばれます。

 



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