庭や林縁で橙色の百合に似た花が咲き始めました。
’190629 庭に一輪だけ咲いた「ノカンゾウ(野萱草)」の花 7月~8月にかけてどんどん咲いてきます。
ワスレグサ科ワスレグサ(ヘメロカリス)属の多年草
雨露がついてあまり綺麗な写真ではありませんが、一日花なので朝開き夕方には萎んでしまうので仕方ありません。
花びら(花被片)は6枚で、花びらの真ん中に黄白色の筋が入っています。
’080628 別の場所で撮影した「ノカンゾウ」です。
葉は根際から生え、細長い線形で弓状に曲がって垂れます。
'190630 フルハウスの庭
近縁種の「ヤブカンゾウ(藪萓草)」は八重咲き。
野原、林縁などの日当たりの良い場所に多く生えるワスレグサ科ワスレグサ属の多年草。
ノカンゾウとよく似ていて花が咲くまでは区別がつきません。地下茎で横に広がるため林縁に群生しています。
’050710 「ヤブカンゾウ」(別の場所で撮影)
「ヤブカンゾウ」2007.7.08撮影(別の場所で撮影) くしゃくしゃとしていてあまり綺麗な花ではありません。
芽吹きの段階ではノカンゾウとの識別が困難ですが、同様に新芽は食べられます。
野草の中では一番おいしいと言う人もいて、3月下旬から5月に収穫し、「白味噌の酢味噌和え」「お浸し」「サラダ」などにして食べます。
「ハマカンゾウ(浜萱草)」海岸の砂浜や、海岸近くの草原に生えるワスレグサ科:属の多年草。
葉が厚くて光沢があり、常緑である点以外はノカンゾウとの区別は難しい。
060722「ユウスゲ(夕萓又は夕菅)」
花は夕方から咲き始めて翌日の朝に萎む。別名を「キスゲ(黄萓)」といい、レモンイエローの花の色からつけられた名。
’060722 一般名「ニッコウキスゲ(日光黄萓又は日光黄菅)」 正式には「ゼンテイカ(禅庭花)」
花はラッパ状に開き、直径約7cm、 花びら(花被片)は6枚あり、黄橙色をしています。根際から生える葉は線形。
’050731 「へメロカリス」 別名:デイリリー ワスレグサ科ワスレグサ属の多年草(宿根)
同属の「ユウスゲ」や「カンゾウ」などが、ヨーロッパで品種改良されてできた園芸品種を一般に「ヘメロカリス」と呼ぶ。
へメロカリスは、ギリシャ語の「hemera(一日)+ callos(美)」が語源で、美しい花が 一日で萎むことから付けられたそうです。
花は斜め上を向いて咲きます。
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