田町駅から山手線で高田馬場駅へ。地図を印刷して持参したのですが、2回道を間違って30分程無駄に過ごし、店頭へ辿り着いたのは11時20分頃。前日に予約した際「11時30分迄にお越しください。」と言われたので、暖簾が出ていたこともあり公式の開店時間前でしたがそのまま入店。その時、店外には男性が一人入店を待っていました。
ランチは限定20食程度ですので予約客を先に案内し、残った分を11時30分から先着順で提供するシステムのようです。参考に、11時48分に退店する際にはそれまでの5人の行列が丁度8人に膨らんだところで、到着した3人組が店員さんに声掛けをした様子はありませんでしたが、この方々で20人に達したかどうか?という感じではなかったかと。
全席に行き渡らないからか、他の席には調味料の容器が卓上に置かれていたのですが、私が案内された席は予めそれらがお皿にセッティングされていました。
塩とソース。
しょっぱさは抑えられ僅かな甘みすら。
ソースは深みがあり丸みを帯びた味わいです。
タルタルソース。ゆで卵が粗目に刻まれ、酸味は皆無でした。
酸っぱさのない梅の味が広がる梅醤油。
ドレッシングはしそを感じスッキリと。
アジフライ定食+カキ2個。アジフライ定食だけを予約したのですが、席に着いてからカキフライを追加しました。
ごはんは、大中小と量を選べますので迷わず大を。
少し軟らかめの炊き加減で噛み締めると仄かな甘みがありました。
味噌汁。
具材はなめこや大根や人参。アジ骨の出汁が加わることで深みが増し、何重にも味が表現されて。
アジフライ。アジは長崎県松浦市産。刺身として食べることも可能だそう。
生パン粉が使われているのかな、と思われる衣は薄め。
厚みがあり、ふんわりしっとりとした肉質で良い意味でフレッシュさを残すアジ。臭みは一切無く甘さすら感じながら、筋の痕跡を舌の上に残すことなく消え去りました。ですので、調味料を一切使わずとも美味しく食せました。普段食べているアジフライがいかに匂うのかを思い知らされました。
塩を振って。アジの風味を邪魔せずとてもいい感じでした。
梅醤油。ソースも合いますがこのアジはサッパリ系の味付けで食べたいです。
カキフライ。宮城県気仙沼市木島ヤマヨ水産直送。
気仙沼市木島は淡水と海水が混じって栄養豊富な海域なので、そこで育てられるカキもその恩恵にあずかれるそう。
ふくよかで大きなカキ。
その身はベチャ付かず弾力がありプリンっとした舌触り。濃厚な旨味が詰まっていました。
今まで食べたカキで一番です。
付け合わせは千切りキャベツと紫キャベツとカイワレ大根。
ドレッシングを掛けて。
生姜と大根おろし。
箸が止まることなく完食。アジとカキ美味いな、って素直に思いました。予約をすれば並ぶ必要もないので是非また。
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