9月上旬の日曜日のことです。午前中は都内で所用を済ませ、臨時営業を行う松戸方面へ向かう予定も、朝になって急遽それを中止するとの告知。日曜日は選択肢が限られるので、昨日に続いてこちらを訪れました。乗車する電車を間違えて、遠回りしながら、14時05分に店外に1人が待つ店頭に到着。その直後、店主さんから麺量を聞かれてから、程なくして入店して食券を購入し、そのまま空いていたいくつかの席の1つに案内されました。そして、14時16分になってラーメンが配膳されました。なお、この日助手を務めていたのは初めて見る女性助手さんで、「IDOL」シャツの女性助手さんは不在でした。
大豚、野菜大蒜脂。提供はロット最後となり、助手さんが新人だからなのか、全て店主さんが盛付していました。
6分前後の茹で時間だった麺は、ザッザと大きな音を発して平ザルの上で何度も踊らされながら、2分弱で6つの丼に割り振られていました。
昨日とは明らかに違い、シコッとした食感を持ち弾力強めに思いました。ところどころに、ボソッとしたものも見受けられましたが、これは茹でムラの範疇であろうと。
卓上の粗挽き唐辛子と胡椒を。
バリバリと音を発する浅めの火の入り具合だった野菜。
豚。
塩味強めのタレをたっぷりと纏い、ほぼ赤身ながらパサつきを感じさせない豚。これを含めて、醤油ダレを滴らせている豚が3つ位ありました。
とろんっとした脂身を従えた端豚は、
サクッとした肉質の赤身。
細かく繊維が走ることで軟らかな赤身の周囲に、しつこさの無い脂身が存在していた豚。
瑞々しく、その厚さにも関わらず容易に噛み切ることのできた豚。
みっしちとしていて、強めの歯応えを感じさせた豚。
スープ。
僅かにとろみを持って、軽やかな甘さ際立つ円やかさ全開の味わい。どれだけ口に運んでももたれることなく。
パラパラとして、辛さよりも香りで主張していた大蒜。
包丁できざまれたような肉片が高比率で背脂と混ぜられ、ほんのり醤油ダレで味付けされていました。
退店まで店内待ちのみで、店外待ちが発生しないような落ち着いた客入りだったことに加え、店主さんの時間調整の配慮もあって、次々ロットの麺上げが開始される前に、約16分で完食。店主さんの丁寧な挨拶を背に帰路に就きました。
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